購入価格: 完成車付属品
標準価格: ¥2,100 (税込)
『グリップ力は高いが、吸着した砂埃が模様に入り込んで汚れやすい。汚れは洗っても落ちにくい』
■GIANTのMTB用のグリップ
GIANT Sole-O Lock-On MTB Gripは、GIANTのMTBやクロスバイクにも装備されているグリップで、純正アクセサリとしても販売されている(※)。私の所有するSEEK R3に付いていた。2011年モデル以降のSEEKには、ほとんどこのグリップが採用されている。※現在、日本では未販売
■樹脂製の筒の上にラバーを取り付ける
ラバー製のグリップの下は樹脂の筒になっており、樹脂の筒の片側をGIANTのロゴが入ったロックリングで締め付ける。これならラバー製のグリップを直接ハンドルバーに取り付けるタイプのように、外す時にカッターナイフで切る必要がなく、メンテナンスやハンドル交換の度に何度も着脱ができるのは良い。
■ラバー素材と波状の模様が手の食いつきを良くする
実際に使用してみると、ラバーの素材と隆起した波状の模様が強いグリップ力を生み出す。これならMTBのような激しい動きでも手が滑りにくいのではないだろうか。SEEKでの走行では、指ぬきグローブでも、素手でも食いつきが良く安心することができた。ラバーの下に樹脂の筒もあるので、クッション製は良好だ。
■汚れやすいだけでなく、汚れが落ちにくい
このグリップは汚れやすいのが最大の弱点だ。走行中に砂埃をラバー素材が吸着し、波状の模様の間に入り込んでしまう。しかも、洗っても汚れはなかなか落ちてくれない。ホワイトのグリップはかっこいいのだが、汚れが目立つのは我慢ができない。
■ラバー製のグリップは色選びに注意
結局、汚れが目立つのが嫌で他のグリップに変えてしまった。グリップ力とクッション製が良かったので、汚れが落ちやすければ、長く使い続けていたと思う。
私が以前投稿したVELO VLG-520 ロンググリップも道路のホコリ等を吸着しやすいものだった。類似のラバー製のグリップを購入するなら、カラーはホワイトではなくブラックの方が良いと思った。
(参考)GIANT Sole-O Lock-On MTB Grips:
http://www.giant-bicycles.com/en-au/gear/product/sole.o.lock.on.mtb.grips/1795/47796/#overview価格評価→★★★☆☆ (標準的なグリップの値段)
評 価→★★☆☆☆ (ホコリが付着しやすく、洗っても落ちにくい。選ぶなら汚れが目立たない色を)