購入価格 約15,000円
リム ¥0(完成車付属) ニップル ¥0(手持ちの品)
Rハブ $72.95 (BHS) Rスポーク €15 (Bike24)
Fハブ $35.95(BHS) Fスポーク ¥2,880(タキザワ)
普段使い•通勤用にアルミリムのホイールを組んだ。
安く済ませたいがため、リムは激重の完成車付属ホイールをばらしCXP22をゲット。
必然的にF28H R32Hという事に決定。
500g以上と重いリムであったが全体の重量は極力避けたいと思い
ハブはBIKE HUB STOREのフロントSL79(79g)、リアSL210(210g)と軽いものをセレクト。
Powerwayのハブによく似ているがあまり気にしないでおこう。
ニップルは耐久性重視で新品の真鍮。
出来上がりは至って地味。
リアホイールの組み方には非常に迷ったが、某ラボ日記の組み方を試してみたかった為、
フリー / コンペティション1.8 289mm 2cross
反フリー / レボリューション1.5 300mm 3cross
いわゆる©ヨンロク組である。
フロントホイールは振動吸収性を狙って
レボリューション1.5 290mm 2cross
BHSのHP記載のハブ寸法をDTswissの計算機にコピペして、cxp22を選択し
出てきたスポーク長でタキザワサイクルに発注。
我ながら相変わらずの適当っぷりである。
しかし、届いたスポーク長は見事にぴったりである。えへん。
我ながら素晴らしい計算だ。ビバ文明の利器。
意気揚々と組み始めるが ただ一つ大きな問題が発生してしまった。
本来ならハブにスポークを通すと、リムに向かって真っすぐスポークが向かうはずだが
スポーク穴が小さいorフランジが厚いのか、湾曲してしまう。
レボリューションはなんとかそのまま使えたが
フリー側のコンペティションは窮屈すぎて上下に交差するとスポーク長不足でニップルまで届かず。
長めを発注していても太めのスポークで組めるか微妙なハブである。
まずいなぁと保有のスポーク群をあさっていたらSapim のD-Lightを発見。
黒色だがスポーク長も1mm長いだけで許容範囲内である。
フリー / D-Light1.6 290mm 2cross に急遽変更
ことのほかD-Lightスポークがレボリューションより張れる強度を持っていた。
テンション上げ上げでも©うにょーんが出ない。(150kgf)
気付いていないだけで出ているのかもしれないが、
ヨンロク組の恩恵 反フリー側のテンションも比較的上げられたのは素晴らしい(100kgf)
やっとリアホイールの完成である。
©ヨンロク組
続いてフロントだがこちらもフランジ厚があるのか
レボリューションでもスポークが湾曲しすぎて上下に交差出来ない。
仕方が無いのでいっその事交差させねぇという判断を下した。
約3mmのスペース。スッカスカ。
横剛性が極端に落ちそうで心配だったがダウンヒルで急カーブ突っ込んでも
ホイールが踏ん張り、狙ったラインをトレースできる。
構想当初に狙っていた振動吸収性は想像以上に素晴らしく、
ちょっと言い過ぎかもしれないが荒れた路面でも舗装路を走っているかのよう。
リムの剛性が高い分フロントの柔軟性が足を引っ張る事も無くキレイに回る。
欠点はフロントの乗り心地が良い分リアの硬さが目立つ事と、フレが比較的出やすいぐらい。
総じてまぁまぁの練習用ホイールができた。決戦用には全く向かないが常用して楽しいホイール。
レボリューションとD-Lightを使用しているにもかかわらずヨンロク組のおかげか、駆動剛性は抜群
下手に組んだ↓軽量リムホイールより良く登る。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10276&forum=30ハブとスポークの耐久性が若干心配ではあるが、1000km走った現時点ではフレ程度で済んでいる。
いろいろと勉強になった今回の手組みホイール
次回組むときの参考に役立った。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
実測重量→1,700g