参加費用:クリテリウム ¥1000(小学生は無料)
シクロクロス ¥2000(小学生は¥1000)
岐阜県海津市平田町に所在する長良川に沿った河川敷緑地公園。
車で訪れるには道の駅「クレール平田」の向かいに河川敷へ降りる道があり、そこから公園に入ることが出来る。
初めて来る人には少し分かりづらい場所にあるのが難点。案内標識も少ないと感じた。
アクセスは車が一番利用しやすい。
輪行について言うとJR岐阜羽島駅が一番大きな最寄り駅であるが、些か離れていると感じる。
平田リバーサイドプラザは、東海地方におけるクリテリウム開催地として2009年から実績のある場所である。
参加者も多くオープンな雰囲気なので、レース初参加や腕試しの土壌にも適している。
ただ、上級者にとってはやや物足りなさも感じるかとも思う。
クリテリウムは、2012年から毎月開催されている。(全12戦)
今年からシクロクロス(全4戦)も併せて開催されるようになった。
元々東海地方においては、鈴鹿や乗鞍などに代表されるロードレースやヒルクライムなどは多く開催されているものの、
こと定期的に開催されているクリテリウムなどのレースはあまり無いように感じられる。
シクロクロスに関しては、調べた限りではこの平田リバーサイドプラザ以外に開催されていない。
シクロクロスに興味を持ち、車体まで買った私にとっては、
近場で開かれる平田リバーサイドシクロクロスは願ったり叶ったりのレースであった。
開催直前のタイミングでこの大会の存在を知ったのは、僥倖と言わざるを得なかった。
地域に密着した形で運営がされており、ローカル色が強いのも特徴。
一例をあげると、天候によるレース実施の判断と仮予約制が挙げられる。
悪天候が予想される際には、前日までにレース開催実施の可否を判断し、HPとメールマガジン(要登録)で告知がなされる。
クリテリウムだと、降水確率が50%を超える場合には延期もしくは中止の措置が採られる。
シクロクロスでは、小雨決行だが悪天候の場合中止になる。実際、今期第1戦において降雪の影響で早速中止になってしまった。
仮予約制はインターネットの事前申し込みのことであるが、あくまで仮なので参加料は現地で支払うことになる。
当日受付も可能だが参加枠が埋まってしまうことが多いため、前もって仮予約をしておくことをオススメする。
一般カテゴリは、クリテリウムがC1~C5。シクロクロスがC1~C4まで。
その他に小・中学生や性別・年齢を考慮した細かなカテゴリの分類がなされている。
また、シクロクロスにおいては60分の耐久クロスがあり、1人から最大5人までのチームを組み参加することが出来る。
(耐久クロスは別途2000円の参加料が必要となる)
先日、開催された平田リバーサイドシクロクロス第2戦に参戦した。
受付で参加料を支払いサインを記入後、番号の書かれたヘルメットカバーを受け取る。
コースに関しては、芝地がメインで砂地やシケインを織り交ぜて起伏に富んでいる印象を受けた。
カーブで曲がるときに砂地からコンクリートの舗装路へ切り替わる箇所が危ないなと思った点を除いては、特段気になるところは無かった。
実際、私はその箇所で転倒したが他の参加者で転倒した人はいなかったので気をつけて走ればよっぽど問題はないように感じる。
参加したカテゴリはC4。競技時間は20分。
初めてだったので、楽しむことをメインにひたすら走る。そして障害物を飛び越える。
なかなかしんどかったが、この身体を一生懸命使った疲れが心地よい。
大会を終えた後は、道の駅に寄り道して一休み。こういった楽しみも味わうことができるのがたまらない。
運営管理者のブログなども拝見したが、試行錯誤を凝らして自転車競技の普及に努める姿が伺えた。
主催者のこういったご尽力には感謝が絶えない。
今回はシクロクロスでの参戦だったが、クリテリウムも積極的に参加していきたい。
価格評価→★★★★★(破格のエントリー料)
評 価→★★★★☆(今後の活動に期待を込めて)
参照:岐阜車連 普及委員会
http://www2u.biglobe.ne.jp/~m_orc/gcf.htm