購入価格 ¥50000+アメリカまでの送料(修理交換費用)
Quarq CinQoが故障したため、有償修理でスパイダーアーム部分のみ現行製品のRIKENに交換。
上位機種のELSAは左右のパワーバランスが計測できたり、軽かったりするが、廉価版のRIKENはCinQoより少し重い。
その代わり、後発製品ならではの細かい改良が加えられている。
まずは電池。CinQoはCR2450というマイナーなコイン電池を使っていたが、RIKENではサイコンやライトと同じCR2032を使うようになった。
次に、チェーンリングを交換しても校正が不要となった。
パワーメーターはスパイダーアームの歪を検出してペダリングトルクを計算するが、スパイダーアームの歪はスパイダーアームの剛性、チェーンリングの剛性、チェーンピンの締結力に影響を受ける。
RIKENはスパイダーアームの剛性が以前より高まったため、チェーンリングの剛性が多少変わった程度は無視できるようになったのだろう。
なお、神経質な人向けに校正作業自体は旧製品と同じようにできる。
劇的に変わった部分は無いため、中古のCinQoと新品のRIKENで迷ったら好きな方を買えば良いと思うが、私の場合は故障を経験しているので、新しいほうがいいかな…
ところで、パワーメーターを導入し、パワー管理されたトレーニング記録をつけ始めると、他の自転車でもパワーを測りたくなる。
シクロクロスでパワータップを使っている人を見て、酔狂だなぁと怪訝な顔をしたものだが、今になって気持ちがわかった。
価格評価→★★★☆☆ 高く付いたが仕方あるまい
評 価→★★★★★
実測重量 817g(53-39T)