購入価格 ¥3,780(@タキザワ)
トレーニング用として使っているタイプDが気に入ったため、レース用にもパナのタイヤを履かせようと思い購入。
タイプAとL、どちらにしようか迷いましたがレースのみで使うことを考えてタイプLにしました。
TTやヒルクライムなどの軽さを必要とする場面で威力を発揮する、パナレーサーのクリンチャータイヤのラインナップ中最軽量のモデル。
とはいえ、耐パンク性なども強化されており、耐久性・耐摩耗性も考慮された軽量タイヤとなっています。
使ってみての印象です。現在500㎞ほど、うちレースで2回使用しました。使用したチューブは前後ともマキシスのフライウェイトです。
まず漕ぎ出しの軽さですが、これは以前使っていた超軽量のスーパーソニックと互角くらいの軽さを持っています。
タイヤ自体の軽さもそうですが、このタイヤに用いられているAX-αケーシングによる転がり抵抗も効いているのだと思います。
転がり抵抗が小さいため、ヒルクライムのみならず高速巡航も非常に楽にこなせます。
また、外側のトレッドなど基本的な構造はレースタイプDやAと変わらないため、軽量タイヤでありながら安定感も欠けていません。
グリップ力も高く、パナ独特の先端の尖った形状と高い剛性により、路面に対して踏ん張るようなグリップ力が得られます。
まだ距離を走っていないためなんとも言えませんが、軽量タイヤとしては耐摩耗性・耐パンク性も良いほうだと思います。
個人的にはあまり欠点という欠点を見つけることは出来ませんでした。
軽量タイヤではありますが、非常にオールラウンドに使えるタイヤだと思います。
軽いですがグリップ力や耐パンク性も確保されており、一般的なロードレースでも十分に使えることが出来ます。
ナチュラルなコントロール性や絶対的なグリップ力、耐久性・耐パンク性の高さを求めるならば他のタイヤをおすすめしますが、全体的なバランスに優れた軽量タイヤを使いたいという方にはおすすめのタイヤです。
価格評価→★★★★★(性能を考えればこの値段は悪くないと思います)
評 価→★★★★★(ほとんど死角は見当たらないです)
カタログ重量→180g