購入価格 ¥2,600(Amazon)
【購入動機】
先日、仕事が終わってからスローパンクに気が付きました。自宅までは3.2kmなので空気補充だけで帰れると判断。
私の所にはパンクの神はなかなか光臨しないので「応急処置が出来ればいい」と、小型軽量のairboneミニポンプを常備していたのですが、これがなかなかに面倒。もちろん事前にテストしていましたが、この時のスローパンクがチューブの側面に複数の亀裂が発生したモノだったので、空気を入れる端から漏れてしまい本来の倍の時間を掛けても望む圧まで上がらなかったりと、イマイチな結果に。
横着しないでチューブを交換していればテスト結果と同じになっていたのでしょうが、そもそも700x32Cと太めのタイヤに対しては力不足であったこと、応急処置では本来の性能に戻らないので修理後の行動に制約が出ることから完全復帰できるポンプを購入することにしました。本品にしたのはCBあさひの比較実験で良好な結果だったことと、Amazonのレビューも良かった為。
【所見】

まずは目に付くのが付属品の豪華さ。サイドマウントとベルクロバンドは基本としても、単体ブラケットとリピートタイ2本、ボルト2種(フランジ有無)が各2本づつまで付いて来ます。後述しますが単体ブラケットが欲しくてBSではなくTNIを選んでいます(メーカーをフレームと揃えたいというのもありますが・・・)
ただ、取説は通り一遍のスペックと米仏組み換え図程度で、圧力計の単位すら記載が無いのは不親切。
ヘッドは仏式で組まれていましたが、組み換え時はキャップを外した後にレバーを起こすとパッキンが出て来ます。
【取付】

普通はボトルケージに共締めするのですが、ツーリング車っぽくしたくてトップチューブ下に設置。
(ヘッドチューブの影になるので空気抵抗も少ない?)
細身なので膝に当たることもありませんが、クロモリフレームにQファクターの狭いクランクの組み合わせだと当たるかも知れません。
【使用感】
先人のレビューの通り最高ですね。携帯ポンプは7本目になりますが今までのが玩具に思えてしまう程。

まずハンドル部分が握り易く、画像の位置が最奥となり指を挟まないので思い切ってポンピングが出来ます。
更にホース付きで自由な位置と姿勢が取れる上、フロアポンプ型で力を掛けられるので非常に充填効率が良いです。
また、圧力計(ゲージ)が読みやすい位置に付いているのでポンピング後半の励みにもなります。

32Cだと290回で付属ゲージ読み100&7.0となりましたが、数字の比率からするとpsiとkgf/cm2のようです。
ちなみにパナのアナログゲージでは6.6kgf/cm2(94psi相当)となったので6%ほど高いですね。
尚、ホース部分が伸縮式になっており、ヘッドをまっすぐに引くとロックが外れます。
【総評】
その名の通り「ハイプレッシャーマイクロフロアポンプ」そのまんまの性能です。
CO2インフレーター+ボンベ2本+airboneミニポンプでほぼ同じ重量になるらしいので、早さを求めなければこちらの方が安くあがりますね。
また、遠征の時はフロアポンプの替わりに持って行けば荷物を減らす事も出来そうです。
価格評価→★★★★★(価格を抜きにしても同等以上の充填能力の物はそうそう無い)
評 価→★★★★☆(取説があまりにも説明不足)
<オプション>
年 式→2015
カタログ重量→180g(実測重量 202g : 単体ブラケット・ベルクロ・タイラップ込み)