購入価格: ¥4,500(税込)
標準価格: ¥4,500(税込)
『保温性、防風性、通気性のバランスが良いネックウォーマー。ファッション小物としても優秀』
■豊富なカラーバリエーションとシンプルなデザイン
Rapha Winter Collarは薄手のネックウォーマーだ。鼻や口を覆うこともできる。以前使っていたフェイスマスクは汗冷えが酷く、蒸れて唇が荒れてしまったので、今年の冬は高機能なものにすると決めていた。今回はデザインやカラーも考慮してRaphaにした。
他のブランドではカラーバリエーションが少なく、ブラックなどの無難な色しかないのがちょっと残念だった。Raphaのネックウォーマーは全6色もあって、好みのカラーを選びやすい。私は思い切ってピンクを手に入れた。このピンクはちょっと淡い感じが上品だ。
ジャケットの上部をちょっと開けて、このネックウオーマーをチラッと見えるようにするとなかなかオシャレ。Raphaのロゴは下部に同色で刺繍されているだけだが、ロゴを見せずに色や質感で主張するさりげなさが良い。
・Rapha Winter Collar (ピンク)
・デニムやジャケットのブラックなど暗い色が多いので、差し色にピンクを使ってみた。
■保温性、防風性、通気性のバランスが絶妙
メリノウール製の生地は肌触りがよく、身につけた瞬間に暖かみを感じる。薄手なので走り始めは少し寒さを感じるが、走行中は暑すぎず寒すぎずちょうど良い感じだ。生地の薄さと編み目の細かさが冷たい風を防ぎ、呼吸や汗の通りを良くし、群れた濡れたりしにくくする。つまり、Rapha Winter Collarsは、保温性、防風性、通気性のバランスが絶妙だ。
鼻や口を覆っても、呼気で生地が濡れたり蒸れたりしないので、これなら唇が湿気で荒れることはないだろう。ジャケットの中に入れた部分は汗を吸いやすいが、少々湿っている程度だ。外気に晒される部分はいつもサラリとしている。メリノウールは速乾性も高いようだ。
■フェイスマスクとして使う場合、耳を覆うと生地を上げ下げしにくい
ラウンドネックのインナーを着ている時に首に巻いておくと、寒い風が首元にあたって身体を冷やすのを防いでくれる。サイクルジャケットの上部を開けて、熱や湿気を放出したいときに、首元を冷やし過ぎない。鼻や口を覆ってもフィット感は素晴らしい。着圧がきつくて不快ということはないし、緩くて下がってしまうこともない。
ヘルメットの上から後頭部のアジャスターの位置まで生地を引き上げれば、耳の先が出てしまうが一応保温することもできる。だが、吸水の時に生地を下げてから、もう一度耳にかけるのは時間がかかる。何度も給水をするなら、耳に生地をかけないほうが生地を素早く上げ下げできるので使いやすい。
ヘルメットをかぶる前に後頭部の上の方まで生地を上げれば、耳を完全に覆うことができる。だが、この場合は、吸水のたびにヘルメットをはずさなければならない。耳の保温は他のものに任せ、ネックウォーマーで覆うのは鼻や口に留めておくのが実用的だと感じた。
・左から順番に上げ下げしやすくなる。なんか怪しい人だな。コレ
■思ったよりも手入れが簡単
実はこのネックウォーマーを最初に身につけた時にはチクチクしたが、一度洗濯したら、それ以降はチクチク感はなくなった。洗濯機で洗っても良いようだが、念のためおしゃれ着洗い用の洗剤を使って手洗いした。もちろん生地が伸びたり縮んだりすることはないし、ほつれが生じるようなこともない。メリノウールは扱いが大変だと思ったが、思ったよりも手入れが簡単で、洗濯に強い印象を受けた。
■機能とファッションを両立するネックウォーマー
新たに購入した冬物ウェアを試してみたいということもあり、11月は夕方や夜間の走行をあえて多くした。シューズカバーやレッグウォーマーをせず、脚やつま先が冷えきった日でも、Rapha Winter Collarのおかげで首元と顔は寒さを感じなかった。以前使っていたフェイスマスクと比較して、これなら東京の冬に対処できるだろう。
Rapha Winter Collarは、ハイテク素材を使っているわけではないが、生地の素材、織り方、薄さが寒い時季の走行にはぴったりで非常に高機能だ。鼻や口を覆ったり、ジャケットの上を開け閉めして、温度や湿度等の微調整がしやすくとても便利だ。ファッション小物としても優れていて、冬でも外に出ていく気にさせるネックウォーマーだと思う。
価格評価→★★★☆☆ (高品質、高機能で価格以上の満足感は得られる)
評 価→★★★★☆ (オシャレ。高機能で使い勝手が良い。耳を覆うとちょっと使いにくい
<オプション>
年 式→不明
重 量→41g