購入価格: 完成車付属品
標準価格: ¥936 (税込)
『変速は確実で壊れないのが最大の特徴か』
■Acera/ALTUSのフロントディレイラー
FD-M191はトップスイングタイプ、デュアルプルで、フロント3段、リア7/8段に対応する。Aceraは2012年モデルから9速化したが、FD-M191も廃盤にはなっておらず、SHIMANOの2013年版のカタログで確認することができる。
・SHIMANO FD-M191。カタログではモデル No.のみ確認できる
■多くのクロスバイクに採用
クロスバイクGIANT SEEK R3にはこれが付属していた。現在でもGIANTのクロスバイクには多く採用されているようだ。GIANT ESCAPE R3等のように、メインのコンポーネントがSRAMでも、フロントディレイラーにはFD-M191を採用している場合もある。
・GIANT SEEK R3やその他のクロスバイクに採用されている
■仕上げとデザイン
表面処理は粗くて安っぽく、1年経つと若干色がくすんだ感じになった。デザインも近年リリースされたMTBコンポーネントのように洗練されたものではない。
・1年間使用後のFD-M191
■シフトアップが重め
フロントの変速性能はフロントディレイラーだけでなく、チェーンリング、シフターとの組み合わせ、調整方法によっても大きく変わるので、このフロントディレイラーだけで評価するのは難しい。だが、このフロントディレイラー単体で考えたとしても、ペラペラな薄い羽ではシフトアップの際に変形して、シャキッとした軽い変速は期待できないような気がする。
■1年間はトラブルなし
このフロントディレイラーだけのせいではないが、フロントが軽い力でシャキッと変速しなかったのは残念だった。だが、1年間は壊れず確実に変速してくれた。信頼性の高さがこのフロントディレイラーの最大の特徴で、多くのクロスバイクに採用されている理由だと思った。
価格評価→★★★★★ (定価でも安いが、買ってまで取り付けるものではない)
評 価→★★★☆☆ (動作は重いが、SHIMANOらしく信頼性は高い)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→不明