購入価格 ¥1,054
これまでテールライトはシリコンバンドのものや100均のものを使用していました。
しかし、今年になり300km超のライドをやる機会が増えて、夜間走行も多くなったのでより明るく、視認性のいいものが欲しくなりました。
視認性が良いものとなると、棒状のタイプが発光面積も広いので良いと考えました。
定番だとファイバーフレアがあり、またIPFもあるようですがこれらは少々高価で今期パーツを買い過ぎた私には厳しい物がありました。
そんな時に安価なこれが目に入り、流用できないか期待して購入しました。
本来はランナー向けの製品のようです。
結論から言いますと、実用になるどころか、非常に良いです。
視認性は大変良く、シートステーに固定してますが、このように発光します。
私のRA6はステーが三角形になってるので固定した時に若干横向きになってしまいますが、真後ろ、横側のどちらからも視認性は良好です。
点灯、点滅の2モードがあるのでブルベなどで点滅が禁止(1灯目だけですが)されてる場合も安心です。
また、ランタイムが非常に長いのも特徴です。
ファイバーフレアと比較してみると
・ファイバーフレア点灯:25時間 点滅:75時間
・GENTOS LED セーフティバンド 連続点灯:70時間 点滅:100時間
とかなり圧倒的です。
連続点灯で70時間となると3日間近くつけっぱなしでも大丈夫です。
これは電池がCR2032×2個 を使用してるからだと思います。
そのため出先で電池切れの時は再入手が少し面倒ですが、これだけのランタイムがあれば自事前チェックを怠らなければ大丈夫です。
なおCR2032はAmazonなどでバルクパックで買うと非常に安価です。
次に自転車には欠かせない防水性。
強めの雨の中1時間半ほど走行した後、乾かさず次の日も雨模様の中走り続けましたがトラブルはありませんでした。
しかし電池カバーを開けてみると蓋の縁にシールゴムなどは付いていませんでしたので水没してしまうと流石にダメでしょう。
ならばということで写真のようにいつものビニールテープシール加工をしました。
幅広のビニールテープを買ってきて、蓋のサイズに合わせて切って貼るだけですが完全水没は無理でも雨でやられることは無いでしょう。
さて、このレビューのある意味本題のようなところですが、これは本来、付属のマジックテープバンドを使用して腕などに巻きつけるものなのでそのままでは取り付けられません。
固定するには少し工夫が必要ですが非常に簡単です。
使用するものは
・厚さ5mm のスポンジゴムシート (ホームセンターで60円くらい)
・透明なビニールテープ
・タイラップ (細めで、白のほうが目立ちにくいですが黒でも問題ありません。)
以上です。
まずスポンジゴムを切って幅1.7cm長さ15cm くらいの棒状のものを作成してください。
それを透明なビニールテープで本体裏に貼り付けます。
透明なので発光面に被っても大丈夫なのでぐるっと巻いて貼って固定します。
表面はこんな感じになります。
どうしても気になる方は両面テープでも良いと思います。その場合は少しクッション性のあるものの方が良いと思います。普通の薄いものではスポンジゴムに貼り付きませんでした。
そして最後はシートステーにタイラップで固定してください。
写真では分かりやすいようにわざと、余った部分を切っていません。
写真のようにタイラップの爪のある固定部が内側になるようにして固定すると目立ちにくく、見た目が損なわれません。
細めのものだと長さが100mmしかない場合があり長さが足りないかもしれません。
その場合は二個つないで使うか、もう少し長いものを用意してください。
ただ、見た目を気にしなければ多少太い、通常のタイラップでも構いません。
太くなった分はしっかり固定できます。
以上で固定は終了。
こで既に1000km近く走りましたが問題はありませんでした。
【まとめ】
値段が約1000円とファイバーフレアの半額以下で、なおかつ電池の持ちも良く、視認性は十分です。
固定には一工夫が必要ですが、防水性もありそうなのでオススメです。
低予算で、テールライトを増強したい場合はご検討どうでしょうか?
価格評価→★★★★★(大変安価でよろしい。というかファイバーフレアが高い…)
評 価→★★★★★(私にはこれで十分です)
<オプション>
年 式→2013