購入価格: ¥1,400 (税込)
標準価格: ¥1,575 (税込)
『個人的にはCATEYEの傑作。コンパクトでスマートなデザインが素晴らしい』
■購入のきっかけ
私は前照灯にCATEYE HL-EL101 UNOを使っている。このライトは前照灯としては必要最低限という感じで、存在をアピールするにはちょっと物足りない。他のライトと併用していたのだが、小さくてスッキリした外観に惹かれてこのライトを入手した。
・CATEYE SL-LD130-F NIMA (フロント、マットブラック、) ※リアはSL-LD130-R
■コンパクトでスッキリした外観
CATEYE NIMA(ニマ)は、CATEYE EL-101 UNOに通じるようなスマートなデザインだ。サイズは直径が約31mm、ブラケットからライト前面までが約27mmと非常にコンパクトだ。パッケージもとてもおしゃれで、かなりデザインに力を入れている感じがした。スイッチなどの凹凸をできるだけ見えにくくし、スッキリとシンプルに仕上げている。
・パッケージもなかなかオシャレ
■マットブラックのみ最初から透けている
私はハンドルバーやコンポーネントの色に合わせてマットブラックを選んだ。他にマットレッド、マットシルバーがある。ハーフミラー蒸着でライト点灯時はボディが透けるが、ブラックは色の隠蔽力が強いからか、最初からボディが透けた状態になっている。
・マットブラックは透けたボディ。遠目ではそんなに透けているように見えない
■ラバーバンドでの取り付け
ラバーバンドが2種類付属して22~32mmまでの径に対応する。LEZYNEにも同じようなライトがあるが、ラバーバンドが細いこのライトのほうが私の好みだった。また、取付部が傷つかないように、薄いスポンジのシールが付いてるのも気が利いている。
・左: 付属品一覧 中央: スポンジのシールを貼り付けた状態 右: ハンドルバーに取り付け
■クリックテックを採用
このライトには「クリックテック」というサイコンの下部を押すと表示が切り替わるのと同じスイッチの構造が採用されている。ライトの端をクリックすれば、点滅→点灯→ラピッド→パルスの順に切り替わる。電源のオンオフは本体を長押しする。ウインターグローブを着けたままでもスイッチが押しやすいのは便利だ。
・本体をクリックすると、突起が本体裏のスイッチを押す
■意外に高い防水性
初めて使うときには、電池のフタを開けて絶縁シートを剥がす。その時フタには細いパッキンがついていただけだったので不安だったのだが、実際に夕方の雨の中を点滅させたまま20km走っても平気だった。防水性は高い方ではないだろうか。
・防水のためのパッキン
■目立ちやすいサイドが透けるボディ
このライトは「道交法上で求められる前照灯の明るさではない」と説明書にあるが、補助灯としては十分な明るさがあって目立ちやすいと感じた。照射角が大きく、存在をアピールしやすい。また、このライトは点灯させるとボディが透けるので、サイドからの視認性も高い。
・左 : 光で透けたボディ
中央: 夜間に住宅街で点灯させた場合 。10m離れて撮影。実際には眩しく感じる
右 : 室内で壁に向かって点灯
■機能とデザインを両立させたCATEYEの意欲作
デザインを損なわないようにして機能を詰め込むことに、APPLE製品に通じるものを感じる。CATEYE NIMAはデザインを重視する人も気に入るとても良いライトだと思った。写真では明るさを表現しきれなかったが、実際はもっと目立つ。夜間の郊外や川の土手では実力不足だが、街灯が多い場所と昼間を中心に走るというのであれば、十分安全に貢献するライトだと思う。
価格評価→★★★★★ (この完成度でこの価格は安いと思う)
評 価→★★★★★ (デザインが最高。機能は十分)
<オプション>
年 式→2013年
カタログ重量→20g (1ペア)