Campagnolo Chorus 11sp Chain

購入価格 ￥6000くらい

11速に組み替えたので使用．当然ですが、むちゃくちゃ細いです．

上位モデルのレコードは肉抜きしていますが、耐久性が心配なのでコーラス．輪行もするので、KMCのミッシングリンクで繋いで頂きました．

使用感、特筆するものはありませんが、スプロケのピッチが詰まっている分だけ変速スピードは10Sより速い印象（当社比）なのと、やはりミッシングリンク部分で少し異音の様なものを感じます。1000kmも使ってみれば馴染むかもしれないので経過を観察します。

カンパの11Sはコーラスの下にアテナもありますが、チェーンとスプロケは両グレードで共用です。よって、本チェーンは同社的にはボリュームゾーンだと思うのですが消耗品に6000円は痛いです。デュラエースは実売3000円程度なので、伸びたら次はデュラエース使ってみようかな？と思ってますが、純正の組み合わせ、あまりやりたく無いので、できれば4000円くらいの価格設定にしていただけるとお財布に優しい。

例えばエルゴレバーの使用感（や僕は使ってませんがスケルトンブレーキの制動感）等が好きでカンパを愛好する人も多いと思え、その使用感と引き換えにイニシャル高いのも納得できる人もいるかと思いますし、僕もそうですが、カンパは消耗品の価格が全般的に高めなので、マーケティング上の戦略というかが欲しい気もします。沢山乗ればモト取れるぜ的な、、、、

以前、10S時代のKMC、カンパ、シマノのチェーンの耐久性を紹介したサイトがあって、肉抜きのあるものは総じて耐久性低めだった記憶があり、私自身も一時KMCのX10SLを使ったりしていましたが（交換時横方向ダワダワになっていてビビりました）、肉抜き無しのものに改めました。交換しやすい価格なら、若干の軽量性やルックスをとって、肉抜きありでもいいと思うんですが、すくなくとも、カンパのレコードの値段じゃ軽量チェーンに食指は動きません。そうなってくると、カンパユーザーにはこのチェーンがFAなので、もう少し安価だといいなあと思います（例えばブレーキキャリパーなら迷わずレコード買っちゃうと思うんだけど、納得いかない）。ちなみにレコード11Sはカタログ重量242gです。まあ、レコードはコネクトピンが中空なだけなので、KMCの様にプレートまで肉抜きしてあるものよりは保つかもしれませんが、、、、ココんとこ重量削ってもあまり意味が無い気もします。

価格評価→★☆☆☆☆(高いと思います）
評　　　価→★★★☆☆(普通に変速します）
＜オプション＞
年　　　式→2013
カタログ重量→256g(実測重量｜未計測)

購入価格 ￥2700（円高時+セール）

毎度のことですが、シマノに先んじて販売された11速チェーンです。
シマノとカンパの間には密約があり、多段化は常にカンパに先行させるという話が
ありますが真相はいかに。6月に販売予定の12速もまた先行ですよね。

コーラスもレコードも販売当時はカンパの専用カシメが無いとダメでしたが、KMCとYBNが
クイックリンクを出してくれたので爆発的に普及しました。日本でクイックリンク販売で
先行したのはYBNです。


さておきコーラスチェーンですが、レコードとの違いは主に肉抜きの有無。
私はチェーンには軽量性は無くていいと思っていますので、常にこのコーラスです。
メッキがしっかりしていて質感は高いです。値段なりの質感かと言われると微妙ですが、後述の
耐久性を考慮すればまぁ許せるかなと。

耐久性（チェーン伸び）ですが、大体8000kmほど持ちます。
パークの0.75%まで測れるチェッカーで0.75が入るのが大体そのあたり。
カンパ非推奨ですが、0.9%～1.0%くらいまで使うなら1万kmは余裕で超えます。
※個人差があるので参考までに、私の場合は7800DAや9000DAのチェーンの場合は8500kmで
0.8～0.9%くらいになります。5800や6800のチェーンは6500kmほど持ちます。

シマノの場合はタスキに対応したクリアランスがあるのか初期伸びが大きく、0.5%まではすぐに
入ります。そこから0.75%までが長く、0.75%から先がやや急激に伸びていきます。
カンパのコーラスの場合は初期伸びが無く直線的に伸びていきます。

特にデメリットは無いのですが、タスキには弱いのでアウターロー2～3枚目になるとチリチリ音が
鳴ります。カンパのスプロケ（私の場合はコーラスのスプロケ）も歯先形状的にタスキにやや弱い
し、材質が柔らかくて削れて行くので、このチリチリ音はタスキ警告としていいかなと思っています。


価格評価→★★★☆☆　下位グレードのチェーンもやっと出ましたけど、結局コーラスと変わらない値段なんでしたっけ…
評　　　価→★★★☆☆