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[Cycling Courses] 東京⇔青森 耐久ラン


 
baru  2013-10-18 22:23
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[Cycling Courses] 東京⇔青森 耐久ラン
購入価格 ¥17000(片道の新幹線代)+8000円(補給代)

2013/10/12~13に掛けて、青森→東京間の724kmを走ってきました。走行スタイルは「ファストラン」。
東北・関東を縦断する、壮大な耐久ランコースをご紹介します。


■歴史
「東京~大阪」ほどメジャーではありませんが、「東京~青森」を結ぶ国道4号線(以下R4)が一桁国道かつ、日本最長ということもあり、昔から定番の耐久ランコースであったようです。私の知る限りで残っている記録は以下。

 ・大塚和平氏(1983年/30時間29分)
 ・戸田真人氏(1995年/34時間04分)
 ・酔猫庵氏 (2013年/38時間17分)

30時間を切った記録は聞いたことがありません。今回の耐久ランでは、この「東京~青森」のコースを知るキッカケとなった戸田真人氏のタイムを目標タイムに設定しました。


■ルール
「東京~大阪」にも明確なルールはありませんので、このルートにも当然明確な定義はありません。
今回は「東京大阪キャノンボール」に倣って、以下のマイルールで走ることにしました。

 ・R4の端から端までを走りきること。
 ・始点と終点を通過していれば、ルートは自由。
 ・東京→青森、青森→東京のどちらでも可。

この条件で、34時間以内にゴールに辿り着くことを目指します。


■装備

自転車は、ロングライド用マシンのRoubaixをチョイス。巡航性を重視し、ブルベスタイルよりも少し軽量な装備としました。もしもの時のために、輪行袋は持参。ライトは、GOREAD Y16(中華ライト)と、CATEYE Volt300の2台体制です。


ウェアは、上半身が長袖インナー+半袖ジャージ+反射ベスト。寒くなったら、ウインドブレーカーを羽織る想定。
下半身は夏用ロングタイツ。青森の夜が21度だったので、薄着装備です。


■コース解説

今回は青森→東京の方向を選択しました。青森から盛岡手前まではR7~R282を使用し、以後はR4で東京まで。ほぼ東北自動車道に沿ったコースとなります。
コース取りのコンセプトは、「なるべく短く、なるべく上らず」。計画距離は726km、獲得標高は3500mとなりました。

(1) 青森~盛岡(0~185km)

スタートは、青森県庁隣の「青い森公園」前。ここがR4の終点で、今回の耐久ランのスタート地点となります。

ここには「国道の碑」と「道路標石」なるモニュメントがあります。記念撮影ポイントですね。

今回のコースはスタートしてすぐにR4から外れ、K120→K27に入って青森空港方面へ向かいます。

青森空港前は有料道路になっていますが、20円払えば自転車通行可です。
浪岡駅前でK13に入り、鯖石駅前からR7。津軽湯の沢駅前でR7から外れ、R282へ。ここから盛岡まではR282を使います。7kmほど登ると、最初の峠「坂梨峠」。ここを越えると秋田県に入ります。「きりたんぽ」発祥の地である鹿角を抜けるとすぐに岩手県入り。しばらく登れば貝梨峠。ここは分水嶺となっており、公園があります。
一度下って再度登り返すと、今回のルートの最高点、大場谷地峠(510m)を越えます。この辺りは安比高原といい、中々風光明媚な場所でした。安比高原を通過すると、あとは盛岡までは下り基調です。滝沢駅前でR4と合流。以後は東京までひたすらR4を行きます。

(2) 盛岡~仙台(185~370km)
盛岡の市街地はR4をそのまま行けば回避できます。ここから花巻までの30kmはほぼ平坦で路肩の広いボーナス区間です。かなりスピードに乗ります。北上を通過すると、しばらくアップダウンの続く区間。

平泉はバイパスを使用。ここを本道で走ると、かの有名な中尊寺(写真)の脇を通ります。観光ルートならそちらをおすすめ。一ノ関を抜けると、まもなく宮城県に入ります。

県境から仙台までは80kmほど。この辺りは割と単調な平地区間です。なお、大崎市では夏限定で「ひまわりの丘」と呼ばれる観光スポットが出現します。写真は今回とは別のツーリングの際に撮影したもの。数十万本のひまわりが咲き乱れる様は圧巻です。
仙台市内に入ると、道は広くなります。車も増えるので、注意。

(3) 仙台~那須(370~550km)
今回は仙台市内はバイパスで回避しています。本来はそのまま仙台バイパスを通過してしまう予定でしたが、今回は眠くなったので名取市のスーパー銭湯「極楽湯」で休憩しています。午前3時までやっていて、仮眠所もあります。
岩沼からはR6への分岐もありますが、阿武隈川沿いにR4を行きます。福島県との県境となる白石では少しヒルクライムが入ります。夜にこの辺りを通ると、かなり寒いので注意!今回はここでルート上の最低気温、8度を経験しました。
このルートでも屈指の都市、福島市を越えると、那須に向けてゆるやかな上りが始まります。

最初の上りをクリアした直後には道の駅「安達」があります。今回はここで2度目の仮眠。東北の道の駅は24時間オープンの休憩コーナーを設置している所が多く、こちらもその一つです。また、この道の駅から見る安達太良山はかなり綺麗です。写真はこの近くで見た虹。
郡山はバイパスだとかなり遠回りになるので、本道で通過します。須賀川~矢吹を過ぎると、福島最後の街、白河。ここはR294を使って「境明神峠」を越えるルートもあるのですが、ところどころ激坂が出現するため、ゆるやかに登るR4の方が走りやすいです。

3~4%の緩い坂を登って行くと、頂上に付く前に県境を越え、栃木県に入ります。

(4) 那須~東京(550~724km)
県境からすぐに頂上を迎え、ここから東京までの約180kmはほぼダウンヒルとなります。風景は宇都宮に入るまでひたすら単調です。後から振り返ると、那須~宇都宮の辺りの記憶はほとんど抜け落ちているんですが(地元の方、失礼)、実は70kmほどの距離があります。
宇都宮は本道とバイパスが分かりますが、今回はバイパスを使いました。こちらのバイパスはほとんどの陸橋を自転車が通れるのが特徴で、ほぼノンストップで栃木県を抜けることが出来ます。ただし、車も結構なスピードで走っているので、昼間でもテールライト点灯を推奨します。また、夕方は渋滞することもあります。コンビニの数も少ないので、見つけたら入っておくのが吉。
春日部~越谷のあたりまでは一気に走ることが出来ると思います。厄介なのは、東京に入ってからの自転車が通れない橋3連発です。

 ・毛長川橋(毛長川)
  →草加市をK49で抜けることで回避可能です。
   そのまま道なりに行けばR4に合流します。
 ・千住新橋(荒川)
  →土手をスロープで登って、橋は歩道で通過します。
   実は上り方向では「大八車禁止」なので自転車は通れるっぽいのですが……
 ・千住大橋(隅田川)
  →側道からスロープを登って、橋は歩道で通過します。
  
これらの橋をクリアしたら、あとはひたすら昭和通りを行くだけ。


ゴールは日本国道路元標です。お疲れ様でした。


■記録
今回の私の記録が以下です。

 ・累計距離: 724km
 ・累計時間: 36時間05分(メーター読み: 29時間51分)
 ・平均時速: 20.1km/h(メーター読み: 24.3km/h)
 ・獲得標高: 3438m

残念ながら、目標の34時間には及ばず。ただ、今回は宇都宮までの600kmがほぼ向かい風という状況だったので、その状況では頑張った方かと自己評価しています。なお、心拍計は忘れたので心拍データはありません。


■総評
全編R4を通ったとしても、獲得標高は3700m程度とそこまで上らされるコースではありません。田舎かとおもいきや、幹線道路なのでコンビニも一定間隔で存在し、走ることそのものに困る場面はありませんでした。なお、東北はサンクスが多かったです。東海だけでなく、東北でも強いんですね。
比較対象として適切かは分かりませんが、「東京大阪」と比べて、楽な点と苦しい点を上げておきます。

 【楽な点】
 ・信号が少ない
  →特に青森~秋田の区間はほぼ止まらないで走ることが可能。
   都内以外は大体快走路です。
 ・車が優しい?
  →道幅に余裕があるからかも知れませんが、車に抜かれるときも大げさに避けてくれるので
   走りやすかったです。
 ・道が分かりやすい
  →自転車が通れない箇所が少なく、R4の標識に従えば走り切れます。
 
 【苦しい点】
 ・距離が長い
  →文字通り。東京大阪を走った後、名古屋に戻るのに相当する長さがあります。
 ・風景が単調
  →東京大阪に比べると風景がずっと変わらない印象。
 ・気温差が激しい
  →ほぼ全編通して海沿いを走る東京大阪に対して、海側~内陸~海側のルートになります。
   福島のあたりは、冬だとかなり寒いですね。
 ・風向きが読みにくい
  →東京大阪なら、西か東で安定しますが、東北の場合は安定しません。
   逆風になってしまうと地獄……。
   
   
東北と関東を一気に縦断するダイナミックさは、なかなか他に比較になるコースはありません。
耐久ランならずとも、各地のグルメを味わいながらツーリングにおすすめのコースです。

価格評価→★★★★★(新幹線代の約半額で移動可能です)
評   価→★★★★★(東北、関東を一気に駆け抜ける名コース)
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