購入価格 ¥2900(デポ)
チップタイプ白色LEDx1灯
AXビームリフレクター
明るさ約100ルーメン・約1,400カンデラ
照射距離約70m
サイドエミッター
バッテリーインジケーター
点灯モードメモリー機能
防滴仕様(IPX1)
使用電池:単3アルカリ乾電池x3本
エネループ使用可能
オペレーション:Hi>Lo>高速点滅>スロー点滅
電池寿命:12h>24h>150h>150h
対応ハンドル径:Φ22-32mm
付属品:ブラケット・テスト用電池
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タイトルが[流用]じゃなくて[FRONT]でGENTOSのライトのレビューを書く時が来たか・・・
台形配光のダラ下がりプラスチッキーな顔面照射(顔●)ライト。
点灯方法は本体上のボタン長押し、モード切り替えはボタンを押す度にHI→LOW→速点滅→遅点滅
ボタンを押すのは本体を握りこまないと無理で強めに深く押し込まないと無理。
面倒なので出来ればモード固定で使いたい。モードメモリ付き。
点灯中はスイッチは青く光りバッテリーインジケータを兼ねる。
配光はDOSUNの多くのモデルやROXIM RX5のような台形(富士山)型。
レンズやLED配置なんかはROXIM RX5にそっくり。中央でなく奥の上の方にLEDが下向きで付いており、
レンズで反射させ前方に光を飛ばしている。
なんか山の頂きが3つあるのはレンズの形状がそうなってるから。
非常に見やすい。ただやはり真ん中は遠くまで見えない。
しかしいざ自転車に装着しスイッチ入れてみると上方への光漏れが多く顔が眩しくてうっとおしい事に気付く・・・
特にロードの前傾姿勢だとキツい、MTBやママチャリなら緩和される。
対向から見ると、顔が光った人が近づいてくる恐怖・・・。
これ作った人を小一時間問い詰めたい気分である(#゚Д゚)
なぜ顔に光を当てるふざけた仕様にしたのかと。
このライトはもう顔面照射(●射)ライトという通称がピッタリだろう。
・・・50%でも100%でもそんなに変わらなく見えるので、やはり配光をワイド振りした分照度が落ちていて照度差が小さくなっているのだろう、
低~中速用とか近~中距離担当が最適だと思う。
近くを広く照らしてくれていれば良いだけの用途なら、50%モード(ランタ24h)が活きると思う。
GENTOSとしても001と002は値段がそんな変わらない(店によっては価格が逆転しているとこすらあるw)のに
このシリーズを100lmと200lmの2機種に分けた理由は暗くてもランタイム重視需要を狙ったのでは。
ただ現実はAX-002ばかり売れてAX-001が余りまくりな気がするw
スペック上の照射距離はAmazon長期1位のSG-355Bも交えて比較すると
355B(100m)>AX-002(90m)>AX-001(70m)
※AX-002は200mで90mしか飛ばないというある意味トンデモスペックであるw
スペック上の明るさは
AX-002(200lm)>SG-355B(100lm)≧AX-001(100lm)
ちなみに、カンデラでも書いてあるが
AX-001は1400cdなのか1900cdなのかはっきりしないw
(どっちでもいいけど)
サイドエミッターという横への光漏れ機能があるので、
ハンドルにこのライト、ハンドル前方にオフセットして付けたメーターステーにサイコンを付ければ夜でもサイコンが見れる。
この機能があるだけでこのライトを常設したいと思うぐらい。
ブラケットは首振り機能付きのAXシリーズ専用タイプ。
パイプ径ごとに組み替えて使うゴムスペーサーが凝ってて凹凸があってぴったりハマるようになっている。
ただしブラケットとも凹凸ではめこむ為、他のパイプクランプ系の部品に流用は出来ない。
流用できるんだったら単品販売を希望したいぐらいなのに。
ただ、この凝ったゴムスペーサーの為にバンドクランプに肉抜きの大きな四角い穴が2箇所も空いている。
これは破断の原因になりそうで怖い。
ゴムスペーサーの選択を誤ってここに無用なテンションが掛かると逝きやすそうな予感。
φ32でも3mm厚ぐらいのゴム板が噛む仕様なので振動には強そうだ。
良く見るとこの強制装着仕様のゴム板をめくると裏側が肉抜きされており更にその裏に小さいゴム板が2枚もあるという・・・
なぜここまでゴム板に執着したのかとこれまた担当者を問い詰めたい気分である。
なんかゴム板はめ込み仕様にすることを再優先で設計するとこんなものができてしまうのかもしれない。
ブラケットだか本体の受け側の破損例があるようなので、ここはφ22.2かφ26.0に付けてゴム板2重で使ったほうが良いかも。
首振り機能があるが緩めで強い段差で首を振ってしまう。
バンドの内側に+ネジ頭があり、それを締めても固くならない。
これは気になる人はここにネジロックを塗るか、接着剤とかで動きを渋くするか・・・
首振り角度もかなり大きめなので、あまり首振った状態だと首振り支点である細いネジ部に応力集中し破損を招きそう。
首振り部分及び本体と差し込んでくっつく部分が摺動部品向けのPOMを使っているあたりはこだわりを感じられる。
BAZOOKAのワンタッチボトルケージのケージを除いた"本体"部分に似ているが差し込み幅が違うので互換性は無い。
というか改めてBAZOOKAのワンタッチボトルケージのブラケット部分の出来栄えの良さに感心した。
ゴツいし、首振りも抵抗感が大きく勝手に首振ったりしなさそうだし。
ボトルの重量に耐える仕様で作ってるので比較するのは酷かもしれないけど。
顔がまぶしいので適当な透明なプラスチックと黒い養生テープ(ベタベタしないやつ)の代替品であるテラオカ P-カットテープ 黒色を使い庇を作った。
レンズ側はテープ貼るだけだとカバーの繋ぎ目から光漏れする。
レンズと電池カバーにまたがってテープを貼ると当然カバーがはずれない。
なので電池カバー側に3面貼って天側は5mmほど庇を出した。満足。
庇を付けると、天面から水が入りにくくなるというメリットもついてくる。
本体色はAX-002はガンメタしかないので黒で庇作ると見た目的に不利っぽい。
あと、顔面照射の光量もAX-002は強くなると思われるのでそれこそ庇の必要性を感じると思いますw
最初から庇あればいいのに、と思ったらXB-300Bはちゃんと庇がついてる。
(その庇をこの機種に付けろというのにw)
ちなみにXB-300Bは単なる点スポットモデルっぽいですね。。。
電池カバーはギュッと下に押しながら後ろに向かって押すと外れる。
全く防水構造にはなっていない。
電池は下に1本上に2本というアクロバティックな配置でダイレクト装着。
今回はあと一歩な部分が多いが機能も充実し斬新な手法も取り入れてきており他の機種もどれも安価な価格帯で出してきているので
今後大いに期待できそうな予感がする。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 175g