購入価格 ¥5000
2段階で角度調整可能なアジャスタブルタイプのアヘッドステム。簡単に好みのポジションにセッティングすることができます。 ハンドルクランプ径:φ31.8mm アングル:0度 ~ +90度 / -80度 ~ +80度 突き出し:100mm 重量(カタログ値):268g
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初心者におすすめのダブルアジャストステム。
ダブルアジャスト機構を持つステムといえば
LOOK エルゴステム
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=254&forum=11が有名だが、もう販売してないし超高額なパーツである。
しかしながらこれは5000円ほどと良心的な価格である。
重量はなにげにエルゴステムの400gより軽い268g。
ダブルアジャストという事で、機能的に同じようなことをしようとすると
ステムハイライザー+アジャストステムというような事になり、
その2品を装着するならば重量もそれぐらいになってしまうだろう。
ダブルアジャストならではの"仮想ステム長が自在に変更できる"のはすごい。
だいたいステム50~100mmの間で調整が出来る。
高さにおいては上げるほどステムが伸ばせなくなるが5cmぐらいは余裕で上げられる(見た目的には死ぬw)。
ただしハンドル高さを上げたい場合トップチューブバッグ(しかも大きめのやつ)を装着するとある程度誤魔化しが効く。
とりあえずポジションに悩んでいるうちはこれを装着してあれこれやってみて、
落ち着いたらステムを買うとかそんな用途に良いと思う。
最初からこれ買っていれば、ステムを3本も買わずに済んだのに、とか、
このパーツで調整してダメだったらステムハイライザーを買ったほうが良いとか、
フレームサイズが合ってないという事になるかもしれない。
ステムを換えてそろそろもうちょっとポジション低く遠くでもいけそうかな?
という際にまた装着してみてポジションを試してみるのにも良いと思う。
調整方法はまず横のボルトと右下のボルトをはずし、左下のボルトを緩めて固定パーツをはずして行う。
いずれもステムにあるまじき太さのボルトをつかっておりちょっとびっくりする。強度的には安心だが。
とにかく3本のボルトしかないので調整が割りと簡単な方なのは助かる。
でも、バラしてスプラインにはめなおさないと角度は換えられない
こんなふうにバラバラになる。
調整の際は右パーツの組み換えが必要なので、
結局ハンドル側のパーツも外すことになる。
左パーツにはスプラインは無いので、緩めるだけでOK。
購入品は左パーツの固定ボルトがナメていた。
どうみても片側のボルトを先に締めきって、
あとからもう片方のボルトを締めたため
パーツが傾いたままグリグリナメながら入ってしまっていた感じであった。
これはタップを切る事によって解決した。
ポジション調整中はハンドルがブラーンとなるのでそれを押さえつつ
ステムのパーツをはずしたりする事になるので、若干あたふたする。
ハンドルの固定は4点留め。
パーツの剛性については良いと思うが、
どこをどう閉め込んでもブレーキング時ガクッと前にずれる感覚があるので、
どこかしらにガタがあるのだろう。
もうちょっと締めたりしてガタが無くなるか様子を見てみます。
他にもアップライトなポジションに変更する用途でなく、
逆さに取り付けて通常ありえない位置までステムを下げている方も見かけた。(上級者的な用途にも使えるのか・・・)
そんな用途にも使えるので、1つあると便利なパーツだと思う。
ラインナップとしては梱包されてる台紙のチェック欄を見ると、100mm突き出し以外のものもあるかもしれない。
類似品にDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) デュアルアジャストステム DHS094-BK φ25.4 コラムφ28.6
がある、こちらは一部がオレンジ色になっているものでφ25.4のフラバー向け。
でもフラバーの場合SATORI ABERHALLO ハンドルポジションチェンジャー
を選択する人も多いと思う。
しかしこれはポジション変更の度に緩めるネジの本数がやたら多いというデメリットがある
(が、アクセサリーマウントの代わりに使うとか他に使い道がある)
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 268g(実測重量 g)