購入価格: ¥500〜 (税込)
『国道464号線沿いに立ち並ぶ梨の直売所。おいしい梨が安く買える』
■千葉県市川市は梨の特産地
私はこの時期になると、サイクリングを兼ねて市川の梨の直売所に良く買いに行く。千葉県は全国一の梨の生産地で、市川市は梨の特産地だ。中でも国道464号線沿いは市川梨街道と呼ばれていて、多くの梨の直売所が軒を連ねている。
梨を買う時はリアキャリアとトランクバッグを装備
国道464号線沿いの梨の直売所。のぼり旗には大町梨街道のキャラクター『大町りこ』のイラスト
※画像は市川市のホームページから転載
■直売所の梨は最高の味!
ここで買える梨は本当においしい。一番良い時間にいい状態のものをもいだのだろう。甘みも瑞々しさもスーパーで購入したものと全然違う。ここで購入した梨にはハズレがない。市川の直売所の梨を食べてから、私は梨が大好きになった。今まで食べていた梨は何だったんだ!というと言い過ぎかもしれないが、それくらいの衝撃はあった。
私が直売所で初めて買ったのは新高という梨で、今まで食べた梨で一番美味しいものだった。大きくて少し柔らかく、果汁が多くてとても甘い。香りも良い。そのままでも美味しいが、冷蔵庫で冷やすともっと美味しくなる。
トランクバッグとバックパックに幸水をたくさん入れて持って来た
幸水を冷やして…
■美味しいだけでなく値段も安い。
直売所には美味しそうな梨が並ぶ。値段は5個で1000円くらいから。贈答用の梨は3000円くらいからある。去年は知り合いに一箱送って大変喜ばれた。ご近所にお裾分けすることもある。
お得なのは形が悪かったりキズがついている梨で、5個で500円とか10個で1000円とかで販売されている。見た目は悪いが、他の梨と同じ樹から取れたものなので味はほとんど変わらない。
完熟して柔らかくなっている梨も同じくらいの値段で販売されていることがある。歯ごたえは少ないが、とても甘くて美味しい。直売所の人に長持ちしないので早く食べて欲しいと言われたが、これだけ美味しいと、言われるまでもなく食べてすぐになくなってしまう。
■梨が買えるのは8月くらいから
8月に入ると梨の直売所がオープンする。もしかしたら7月の下旬にはやってるかもしれないけど行ったことはない。時期によって取れる品種が違うが、訪れる度にの味の違いを楽しめる。主な品種と取れる時期は以下の通りだ。
香水 : 8月上旬〜8月中旬
豊水 : 8月下旬〜9月中旬
あきづき : 9月上旬〜9月下旬
新高 : 9月中旬〜10月上旬
上記の品種の他にも聞いたことがない珍しい品種の梨も売っている。直売所の人にいろいろと質問していると、たまに試食させてくれる。
梨の他にも栗、小松菜、カボチャ、キウイ、ジャガイモ、大根などの野菜や果物を安い値段で売っている直売所もある。私が好きなのは9月下旬くらいから取れる栗で、これを栗ごはんにして食べるのが最高にうまい。
10月の下旬には直売所が店を閉じる。「今年の梨は終わりました」という貼り紙が秋の終わりを感じさせ、ちょっと寂しい気持ちにさせる。
梨と一緒に栗もゲット。栗ごはんのデザートに冷やした梨を食べると最高!
これは去年の写真。今年も栗を手に入れよう
■梨狩りもできる
入場料を払って梨狩りを体験できる直売所もある。もいだ梨は1キロ単位で清算する。自分でもいだ梨を食べてみるのもなかなか面白い。ただ梨の木はとても低いので、中腰のまま移動しなければならない。私にしては珍しく腰を痛めてしまったが、梨狩りは良い思い出になった。
■最後に
大町梨街道まで片側一車線の道路がほとんどなのでゆっくり走ることになるが、のんびりとした風景とアップダウンの多い道を楽しめると思う。直売所の方の話では自転車で梨を買いにくる人も多いとのこと。10月下旬まではおいしい梨を楽しめるので、 機会があれば是非行ってみてほしい。
(参考)
市川大町梨街道:
http://www.o-pear.net ※周辺スポット、地図もあり
市川市ホームページ:
http://www.city.ichikawa.lg.jp/res08/1111000024.html私の中で梨のキャラクターと言えば、ふなっしーではなく『大町りこ』
価格評価→★★★★★ (おいしい梨が安く買える)
評 価→★★★★★ (梨の季節には頻繁に行ってる)