購入価格 ￥1,500
バイクを組みなおすにあたって以前使っていたCBT-2を巻こうと思っていたのですが、欲しい色の在庫が既に無かったため後継品であるBT-02を巻くことにしました。
前述のとおり、以前OGK KABUTOブランドとして販売されていたCBT-2の後継品。コットンタイプという位置づけで、ダイレクト感の良さ、優しい触り心地、濡れに対する強さをアピールしているバーテープです。
それでは実際に使ってみた感想を。比較対象はCBT-2です。
まず、CBT-2比で素材がだいぶ柔らかくなっていることと、表面のヒダ状がカサカサしていないことを感じました。
CBT-2の特徴である表面のカサカサ感がなくなったため、後継品なのにまったくの別物になってしまっています。
握った感覚は、例えるならば薄いスポンジをハンドルに巻いて握っているような感じです。
けれど、これはこれで悪くなく、グッと握ればしっかりグリップしてくれるため安心感はありますし、濡れに対しても強そうです。
ただし、表面の摩擦が少なくなったため軽く握った時にはCBT-2よりも少し滑りやすいです。
コルクタイプのように厚みがないため振動は伝わりやすいですが、そのかわりにダイレクト感がよく、レースで使うにはおすすめできます。
個人的に残念な点は、やはりCBT-2のあの独特の触り心地・握り心地が消えてしまったことです。
恐らくCBT-2を使っていたユーザーはみながっかりするのではないかなぁと思います。
あの独特なバーテープが好きだったのに、個性が薄れて普通のバーテープのようになってしまったと思います。
また、もう1つ残念な点が、エンドキャップに刻まれていたKABUTOのロゴマークがなくなってしまった点です。
あのエンドキャップもお気に入りだっただけに残念です…。
さらに、色の感じも若干変わっており、同じ青でもCBT-2は濃いめの青だったのに対してBT-02は明るい青になってしまっているので、カラーコーディネートをするときには少し注意が必要かもしれません。
CBT-2と比較すると残念な仕上がりになってしまってはいますが、特に悪い作りではないと思います。
薄手で柔らかく、しっかりとグリップ力のあるバーテープが使いたいという人にはお勧めです。
価格評価→★★★★☆(定価だとちょっと高いですね）
評 価→★★★☆☆(悪い作りではないけどCBT-2と比べてしまうと見劣りしてしまう）
