バナナ

購入価格 ￥100（一本売り、コンビニ等）

コンタドールといえば、バナナ。バナナといえばコンタドールである。
マイヨジョーヌのジャージの色ともマッチングがいい。補給食としてメジャーであるはずのバナナのレビューがなかったので、書くことにした。

自転車の補給専用の製品（パワーバーやジェル等）はおおよそベトベトで濃縮されているものが多い。携帯性に優れ、高いカロリーを一気に補給できること考えたらこの方向は正しいと思うが、自分のように内臓が強くないタイプの場合、胸焼けもするし、ひどい時は気持ち悪くなってサイクリングどころではなくなってしまう場合がある。

かといって、濃縮されていない食品（おにぎりやパン、炭水化物等）は摂取カロリー量が限られてしまう上に、吸収速度も落ちてしまう。

その辺りの問題に悩み続けて、結論として出てきたのがバナナだった。

まず、吸収性が高く、おそらくジェル並に即効性がある。そして、内臓にやさしい。一本あたりのカロリーはだいたい100kcalほど（コンビニで売ってる太くて高いやつはこれくらい）。先述したようにコンビニで買えるため、入手性もいい。

正直、個人的にバナナは補給食最強と思っている。

ただし、デメリットはもちろんある。かさばるので、そう何本も持ち歩けないということ。ジャージのポケットに差し込んで置く場合、二本がせいぜいだろう。そして、それが原因で出先で買うことになるが、それが割高であるということ。バナアの皮の処理も厄介なポイントだ（路上に捨てようものなら、後続のローディは間違いなく楽車するだろう！）。

しかし、それらのデメリットを知りつつも、自分の場合はバナナを常用するようになった。補給食が体にあわなくて調子が悪くなったら、その日のライドが台無しだからである。

そんなわけで、内臓弱い系のサイクリストには、このバナナは自信を持っておすすめしたいと思う。


価格評価→★★★☆☆（コンビニだと高すぎる）
評　　　価→★★★★☆（かさばらなければ最強）

購入価格: ￥100 (税込) ※一房

『サイクリングのお供に最適』


■はじめに
今年の夏は暑かったが、モニター企画のヘルメットKASK Vertigoの涼しさのおかげもあって積極的に行動することができた。かさばるのでロングライドには持って行かなかったが、走行距離がそんなに長くない時はバナナをよく持って行った。


■即効性と持続性を併せ持つ優れた補給食
バナナにはブドウ糖、果糖、ショ糖など色々な種類の糖質を含んでいるので、これらのエネルギー化の時間差により即効性と持続性を併せ持っている。実際には食べた直後に元気になるが、血糖は急激には上がらない感じ。そして腹持ちが良くその後もエネルギーが持続してくれる。


■一本あたり80~100kcal
バナナを2本食べれれば、ちょうどMuleBarなどの補給食と同じくらいのカロリーだ。ただし市販の補給食の方がはるかに小さい。


■その他の栄養素
バナナに含まれるカリウムは筋肉の痙攣を防ぎ、ビタミンB群はエネルギー代謝に関与する。また1本にアミノ酸が約800mgも含まれている。


■圧倒的コストパフォーマンス
私の近所の八百屋では一房100円で買える。コンビニで購入すると割高感が否めないが、補給食としてコストパフォーマンスに優れると思う。


■欠点
バナナは市販の補給食と比べて大きくてかさばる。カバンや一緒に持って行く荷物によっては、バナナが潰れてカバンの中が汚れやすい。 またゴミが出るので袋を持って行く必要がある。バナナをつぶさずゴミをしまうには、私が以前レビューしたようなバナナケースが便利なのだが、バナナケースに入れて持って行くと帰りもケースがかさばってしまう。


■いつものサイクリングの補給食に
荷物の少ない時にはできる限りバナナを持って行くようにしている。短距離のサイクリングやポタリングでも運動には変わりないのでエネルギーを使うし、ライドの終盤に疲労で集中力が欠けると危ないからだ。私は終盤のためにエネルギー切れを感じないうちに摂取している。安くて栄養価が高くスポーツに向いているのでおすすめ。

(参考)携帯用バナナケース バナナまもるくんのレビュー: https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10772&forum=105



バナナハンガーが保管に便利


こんなケースに入れればバナナをつぶさずに持ち運べるしゴミも入れられる


価格評価→★★★★★ (安すぎる)
評　　価→★★★★★ (星をもう5個あげたいくらい)