購入価格 ¥15,840(バイクキング)
SPDのツーリングシューズMAVIC シクロツールからの履き替えです。
重量よりもフィット感、レースをするわけでもなくロングライドが主なのでカーボンソールではなくある程度しなりもあるソール、ということで以前から目をつけていました。
自分は足長25cmで周長24.9cm。なかなか信頼のおけると思うフィッティング表
http://www.rakuten.ne.jp/gold/worldcycle/fitting-r.htmlによれば、自分のサイズは25cmのEEとなりかなりの甲高幅広が泣けるところです。本来であればD~Eが推奨足幅のG-fitはアウト。
諦めきれずにY'sロード渋谷店で41(26cm細め)を試し履きしたところ、つま先部が余り、拇指球は余裕がありますが小指球が当たる感じ。42(26.5)を履いてみたところ、拇指球、小指球とも当たりはないけれどもつま先が完全に余る。
そしてハーフサイズは在庫がない。
ある程度賭け的な感じで41.5を通販で注文。
正規ディーラーなら前後サイズも無料取り寄せできるので、本来はそうすべきでしょう。
結果、ぴったりでした。単純にラストを拡大縮小したわけではなく、アーチサポートの部分などでサイズのフィーリングが随分変わるように思います。
さらに立体成型カップインソールは、単なるペラペラのインソールなので、自分はSHOCKDOCTORの安いモデルSP0902を入れました。MAVICも、さらにスキーブーツも同じものを使っています。
さらにこだわりたい人はオリジナルのシダスインナーをどうぞ。これでフィット感は激烈に変わります。
MAVICの時もそうでしたが、靴のフィットの半分くらいはインナーソールとの相性で決まるような気もします。
ソールはカーボンよりは当然柔らかいですが、カーボン強化ナイロンソールは一般的なエントリーモデルに採用されるグラスファイバー強化ナイロンソールよりは硬さを感じます。
クリート取り付け孔は可動しないのでクリートの取り付け範囲の自由度はクリートによります。自分の場合はSPD-SLで拇指球にペダル軸を合わせるとほぼ一番後ろ。もっと深めがいい人は他のペダルをチョイスする必要があるかもしれません。
重量はそれまでの厚底ラバーに比べるとおどろくほど軽い。100g近く軽くなってますから当然です。ライバルになると思われるSHIMANOのSH-R107Wはサイズ40のカタログ値が246.5gなのでほぼ同じかと思われます。
同じフィジークでもカンガルー革を使ったR1 Lite(270g)、マイクロファイバー採用のR3(258g)よりも軽量なのは人工皮革とそれよりも多く使われたメッシュ素材の恩恵ですね。しかも高温多湿の日本では靴がムレずに良い感じです。
ちなみに、ラチェット式のストラップも長さが調節可能なのでより繊細な調整も可能です。
難点を言えば、ラバーヒールが交換できないので、すり減ってきた時の補修が大変そうです。
価格評価→★★★★☆(定価勝負だとSHIMANOとそれほど変わらないのはポイント高い)
評 価→★★★★★(とにかくフィット感がすばらしい)
年 式→2013年
カタログ重量→ 249g(43) (実測重量 256g(41.5))