購入価格 ¥450(2個セット)
自転車という構造体はとても美しい。
人間のエネルギーを運動エネルギーに変換することに特化した物だ。
特化したから、基本構造は変わらず、各パーツの素材が変わってきたのだ。
フレームは勿論、サドル、ペダル、様々なパーツが素材を変え、さらなる速さ、さらなる快適さへと昇華していく。
そう、真価を止めぬ生命体のごとく、基本構造を異にすること無く進化してきた。
勿論、リカンベントなど「形がダイヤモンドフレームから大きく変化している」自転車もある。
これとて、脚の回転を運動エネルギーに変化する構造自体は一緒なのだ。
そんな中、私はコレに出会ったのだ。
「アルミ製のバルブキャップ」
同じ丈夫さなら、軽いほうがいい。
同じ重さなら、丈夫な方がいい。
当たり前の欲求だ。このキャップは樹脂製と重さをほぼ変えずに、丈夫さを増したパーツである。
更に付け加えねばなるまい。
同じ重さ、丈夫さなら、美しい方がいい。
アルマイト着色の美しい光沢はメタル好きの金属系男子にはマストアイテムだ。
黒い樹脂製キャップからの見た目の違いは、そのパーツのサイズ以上にインパクトを与える。
そして、私は知ってしまったのだ。
写真は後輪(写真左)と前輪(写真右)に付けた状態だが、前輪はネジが厳しく、これ以上入らない。
キャップを前後逆にしても同じ結果だったので、一つの結論に達した。
「このチューブのねじ山、前輪側がゆがんでやがる…」
このキャップの精度が悪いのではない。チューブのバルブ部分のねじ山の精度が悪いのだと。
美しく、軽く、丈夫。
買わない理由はどこにもない。金欠でIYH欠乏症に罹患していたのでついつい買ってしまったが、値段以上に満足感が有る。
価格評価→★★★★★(財布の中身を気にせず買える)
評 価→★★★★★(丈夫で軽くて美しい)
<オプション>
カタログ重量→ 1g