購入価格 ¥11,250
レビューするのは2013年のモデルです。
従来のFLITEよりも幅が145mmと広くなっています、坐骨幅が広い人向けですね。
<idmatch>
http://www.selleitalia.com/se_it3/idmatch/discover-idmatch/を見てもらうと分かりますが、坐骨幅が狭い人は「S」のSLR系、広い人は「L」のFLITE系のサドルが体に合うようです。
それプラス、骨盤が前傾する人は2や3の穴あきサドルを選ぼう、というふうになっています。FLITE TEAM は「坐骨幅が広くて骨盤を立てる(骨盤が倒れない体の柔らかい人)」人向けということです。
私は SLR(くらいの幅のサドル)では坐骨がサドルに乗らないので股間が痛くなる、穴あき系のサドルだと骨盤が倒れやすくなってしまいフォームが崩れるという体なので FLITE がベストチョイスだと思います。
【使用感】
FLITE も SLR と同じく、「パッドは薄め」「シェルが柔らかくたわむ」タイプのサドルです。サドルがたわんで体にフィットするので基本的に座面はワンポイントですが、サドルの前部分は平らで幅が広いのでお尻を前に移動させてもしばらくは座っていられる、後ろに座りすぎると坐骨が当たって痛くなると言った感じです。
私には、サドル全体で測って水平より微妙に前上がり気味が合うようです。
パッド厚めのサドルと比較すると、サドル高さは少し低くなりました。サドルに慣れてくるとパッドが薄いFLITEのほうがパッドの接触が少ないので股が楽です。
骨盤が前に倒れてしまったり、サドル角度や前後のポジションがしっかり出ていないと股間や坐骨が痛くなるので、その点はシビアなサドルです。逆に言うと正しい座り方が出来るサドルなので良いです。
サドルのデザインは好きです、良く言うとシンプル、悪く言うと安っぽい感じの作りのサドルですが軽量で必要十分なので個人的には満足です。
サドル本体が柔らかいので、ヘタるまでの耐久性(寿命)だけが心配です。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★☆
カタログ重量→ 220g