購入価格 ¥12,000
kametamuさんのモデルとは若干異なりますが、
基本的な形状は同じなのでここに掲載します。
コンコールライトを4年使用して、特段股間に大きな問題もなく
お尻の位置を固定する乗り方に慣れていたので、新形状のこちらにしてみました。
通常版との違いは、お尻が乗っかるサドルの後部にスエードのカバーが縫われていることです。
このため、カタログ重量は少しだけ重くなります。

以下、形状の比較とインプレを記しますが、写真は厳密に縮尺・角度を合わせた訳ではないので、
目安としてご覧ください。
・横から見たときのウェーブ形状は前端が上がっている分、ライトの方が深い。
後端の迫り上がりはあまり変わらず。
・レーシングは後端が長いが、サイドの張り出しよりも後ろに伸びている部分で稼いでいるので、
実質身体に触れる部分の長さはライトとほぼ同じ。
・レールの形状・角度がかなり異なる。1cm近くシートポストの突き出し量が変わる。

・上から見ると、ライトが二等辺三角形で、レーシングは菱形。
サドル前端を基準とすると、レーシングの方が細い部分が長く、最も幅が広くなる位置もかなり異なる。

・前半部分は滑りのよい合皮製。サドルレール先端部の幅はどちらも40mmで、
相変わらずペダリングの邪魔にならずいい感じ。
特にレーシングは内股が当たる部分がごそっと削られているので、見た目も軽快に感じる。
・後部のスエード革はお尻が移動しづらくなったこともなく、縫い目も特に気にならない。
・ただし、1時間以上乗ると汗が染みてスエードの色が変わる。長期的な耐久性は不明。
・ライトより敢えて前乗りした際の鈍痛は少なくなった気がする。
・路面の振動、段差の衝撃は若干マイルドになったかも。
・厚みがない分、GlennGouldさんのコンコールライトのレビューにある、
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3032&forum=15&viewmode=flat&order=ASC&start=8>シビアなコーナリングのとき、路面追従性を良くする為に、尻をサドルから3mmほど浮かせて、
>旋回方向と反対側の脚の付け根にサドルの鞍部点サイドを押し当てて固定してリーンアウト気味に旋回しますが、
>このときの安定感、爽快感はなかなかのもので、モダンな軽量サドルには望めないレベルかもしれません。
モダンな軽量サドルとなったこのモデルではこういう使い方はできない。
価格評価→★★★☆☆ こんなもんじゃないでしょうか
評 価→★★★★☆ コンコールライトの完全な後継ではないけど、結構いいですよ
年 式→2013
カタログ重量→192g