購入価格 ¥200-(塩ビパイプ代)+手間
シングルスピードバイクのルックスをできるだけシンプルに保ちたい
(ライトの台座をフレームにつけたくない)、
かつ内蔵バッテリーやボタン電池のシリコン製ライトではなく
eneloopが入るリアライトを使いたい、
という自分の要求を満たすため、
サドルレール間にLEDライトが取り付け可能なマウントを自作しました。
CATEYEにはRM-1という専用ブラケットが販売されていますが、
自作にしたのは趣味の問題です。
RM-1と比較すると金属パーツがゼロのため軽量になっていると思います。
【材料】
水道用塩ビパイプ φ13mm 約200円/1m(ホームセンターで売ってます)
タイラップ
ノコギリ、ヤスリ、穴あけドリル(パイプ加工用)
滑り止めマット(100円ショップ)
両面テープ
ハサミ、ニッパー
お好みのリアライトと台座
【設計図】
今回はCharge Spoonサドルを実測しての取付です。
サドルレールの仕様は共通だと思いますが、
サドルレールとサドル座面の間のクリアランスは
各サドルに違いがあると思いますのでご注意ください。
(パイプが太すぎるとサドルレールとサドル座面の間に納まらない可能性があります)
【加工作業】
塩ビパイプをシート下に納まる長さにカットし、さらに
パイプが回転してライトがグラつかないように
レールとの接触部分を半円状にカットします。
さらにタイラップで固定するために穴を開け、
またタイラップがズレないように端部に切り欠きを作ります。
(写真の加工精度に難があることは認めます)
各切断面はヤスリ等で綺麗にしてあげるとベターでしょう。
滑り止めマットを両面テープで貼り付け、
ズレ止め兼サドルレールの保護材とします。
サドルとレールの間に加工したパイプを差し込み、
開けた穴にタイラップを通してサドルに締め付けます。
タイラップの余った部分はニッパーで切り取ります。
LEDライトのブラケットを取り付けて完成です!
すっきり納まったのではないでしょうか?
【感想】
おおよそ意図通りに取り付けできましたが、
パイプと座面下のクリアランスが狭いため、
今回使用した型のCATEYE製ブラケットでは多少の難があります。
・ライトを縦向きにつけるときにライトの取り外しがややスムーズでない
・ライトの光軸が若干下向きになる
上記の問題への対応として、
また大型のLEDライトをつける場合の対策として、
パイプをサドルレールの下側に取り付けることで
座面下とのクリアランスを広げることができますが、
今回はとにかく目立たせたくないという個人的好みで
取付位置はレール上のままとしました。
座面下に取り付ける場合、パイプの切り口が横から見えてしまうと思いますが、
パイプを長めにして、両端部に塩ビパイプ用エンドキャップを追加することで
ルックスは向上すると思います。
CATEYEに限らずさまざまなメーカーのリアライトが取り付けられると思いますので
参考になれば幸いです。
満 足 度 →★★★★★(期待通りにできました)
価格評価→★★★★☆(値段と手間のトレードオフを考えると微妙かも)
評 価→★★★★☆(やっぱり1000円出してRM-1を買ったほうが早かったのではないかという気持ち)
重 量→?g(軽い)