PURETEIN

購入価格: ￥2,400 (税込) ※スプーン付き。スプーンなしは¥2,370

『安いホエイプロテインの粉。自転車に乗った後にも最適』


■価格の安いホエイプロテイン
筋骨隆々のトレーニング仲間から教わったのが、PURETEIN(ピュアテイン)だ。普通のホエイプロテインは1kg以上入ったものになると5,000円前後するが、ピュアテインは1kgで2,350円しかしない。


■成分はホエイ蛋白のみ
このピュアテインの価格が安い理由は、原材料にホエイパウダー以外を利用していないからである。

ウイダーやザバスなどのホエイプロテインは、ホエイの他、ビタミン、ミネラル等の栄養分が入っているものがほとんどだ。もっと高性能なプロテインになると、吸収の早いペプチドや、ゆっくりと消化吸収させるためのカゼインプロテインが配合してあるものまである。

しかも、香料や甘味料、乳化剤も使用していないので、本当に100%ホエイ蛋白だ。人口的加工を加えないと言えば聞こえはいいが、他の栄養分は食事や場合にはサプリメントでしっかりと補う必要がある。


原材料はホエイ蛋白のみ


■溶けにくさは今まで使ったプロテインの中で最低レベル
乳化剤の添加など溶けやすくする加工をしていないので、このプロテインは非常に溶けにくく、シェイカーを一生懸命振ってもダマが残ってしまう。

あまりの溶けにくさに、販売サイトがピュアテインの溶かし方を紹介しているくらいだ。この方法でもダマは残ってしまうので、ピュアテインを選択した時点で、溶けやすさはあきらめた方が良い。


シェイク後のピュアテイン


ダマになって溶け残っている


■美味しくはないが飲めないほどではない味
最近のプロテインは美味しくて、プロテインを飲む時の苦痛はもはやない。だが、味付けされていないピュアテインは美味しいとはいえない。

牛乳に混ぜるとミルクの風味(というか脱脂粉乳?)が強くなるので、そんなに美味しくないわけではなく意外に飲める。

ちょっときついのが水に溶かしたとき。水の量によっては、ホエイパウダーの苦みを感じることがあるので、多めに水を入れた方が良い。

ダマになりやすい食感と合わせて、この味が苦手だという人はいるかもしれない。味はザバスのアミノタブレット(実はアミノ酸ではなくペプチド)の方がずっと不味いので、栄養のためなら飲めるという人にはいいかもしれない。


■競技志向の人から街乗りの人まで、様々な目的の自転車乗りにおすすめのプロテインパウダー
自転車は、ランニングのように筋肉が引き延ばされながら筋力発揮をする(伸張性収縮)ことが少なく、主に筋肉が短縮して力を発揮する(短縮性収縮)ので、筋肉痛になりにくいスポーツだ。

だけど、乗る時間や距離が長くなることからエネルギー不足になり、筋肉がエネルギー化(異化)して減ってしまいがちだ(※)。筋肉はスピードを生み出すエンジンでもあるので、筋力の減少はパフォーマンスの低下を招いてしまう。※BCAAの摂取が有効

普段の食事で蛋白質の摂取量が少ないと更に筋力の減少を招くので、蛋白質をしっかりと摂取する必要がああり、普段の食事で足りない分をプロテインで補う必要がある。積極的に筋肉をつけるというよりは、筋肉を落とさないという感じだ。

私の場合は買い物や気晴らしのサイクリングだけど、長距離や長時間になることはあるし、翌日に疲労が残ることもある。当然、筋肉も落としたくない。また、その日の食事が肉や魚が多いとは限らない。だから、プロテインを摂取して翌日にリフレッシュできるようにしている。

ピュアテインは筋力アップ、疲労回復にいいよ!と言いたいところなのだが、大きく効果を発揮するかどうかは、ピュアテイン以外のたんぱく質も含めた一日の蛋白質摂取量による。食事でもしっかりと栄養を取る必要がある。

上記のようにビタミン、ミネラルは含まれていないので、ピュアテインでは他の栄養を取れない。そういう意味では、必ずしもコストパフォーマンスが高いとはいえないが、蛋白質のみに着目すれば優秀なサプリメントなのでおすすめ。


(メーカーサイト) ピュアテイン: http://www.puretein.com/index.html

通信販売の他、東急ハンズ 新宿店 3F フィットネスコーナーで購入可能。東急ハンズ 新宿店は、警備員が常駐していてスポーツバイクが停められるラックのある駐輪場がある。自転車で買いに行くのも面白いと思う。

　
価格評価→★★★★★ (ホエイプロテインの中ではかなり安い)
評　　価→★★★☆☆ (高性能ではないが、蛋白質摂取量の確保には十分優秀。味、溶けにくさで-2)
<オプション>
カタログ重量→1kg