購入価格:¥3,150.-(定価)
自転車用ハーフフィンガーグローブの多くは、手首をベルクロで調節して締める構造をとっている。脱着がストレスなく行える反面、注意しないと薄くデリケートで高価なサイクルジャージにベルクロが引っかかり、毛羽立ってしまうリスクが存在する。粗忽者ゆえ、このテのトラブルが怖い…という言い訳で購入したのがこのグローブである。
<メリット>
・上述のとおりベルクロがないので、ジャージを毛羽立たせる心配がない。
・手首までピッタリと一体化したような装着感。
・普通に乗る分には、グリップ感もそれなりにある。滑り止めの多さが握りの良さに比例するわけではないと実感。
・TT用のグローブをつけていることによる気分の高揚感。多分に自己満足の世界ではあるが…。
・スマートな見た目、これだけでご飯3杯はいける。スペシャのバイクに乗らずとも、十分似合うシンプルなデザイン(メーカーロゴは人差し指部分にさりげなく配置されるのみ)。
<デメリット>
・薄手かつ超タイトフィットであるため、着けるのも脱ぐのも一苦労。
・小指部分など、ドロップハンドルを握る際に引っ張られて負荷がかかる場所の縫い目がほつれてきた。定期的な修繕が必要か。
・衝撃吸収パッドの配置は最小限。長距離を乗ったあとの、路面衝撃やグローブ内部での擦れなどによる痛みはある程度覚悟しておいたほうが良い。
・内側のタグがやたらデカいので、擦れて痛くなる場合有り。
・手のひらはスエード調生地なので、白いバーテープへの色移りが懸念される。
・カフが手首まであるので、スポーツウォッチなどを着用する人にはおすすめしづらい。
・日焼けするとこんなことになる。
価格評価:★★★☆☆(定価なので仕方ない)
評 価:★★★★☆(ベルクロなし&見た目、これらが全て)