購入価格 ¥2400ぐらい
Gopro用のシートポスト・ハンドルバーマウント。シートポストから撮影したかったため購入した。
公式には対応径は19mm~35mmとなっているのだが、どう考えてもターゲットは26mm前後のパイプである。27.2mmのシートポストにマウントすると、端が広がるせいかGoproマウントの三又パーツが変形して、スムーズにGoproがはまらない。一応31.6mmのシートポストにもマウントは出来るのだが、かなり無理やりプラスチックを広げる感じがあるのであまりお勧めはできない。
片側のボルトは全部緩めないでも外れるようになっているので、取り付けは比較的楽に行う事が出来る。均等に締め付ければ少なくとも27.2mmではずれる事は無いが、バンド部分が非常に薄く、トルクが掛かる部分も強度がありそうには見えないので、あまり強く締め付けると衝撃で割れたりしそうで怖い。
シートポストにマウントすると足しか映らないんじゃない?とよく言われるが、ポストの下の方にマウントすると意外と視野は広い。チェストマウントの代用として使えそうな画角なので、チェストマウントを買うのはちょっと、という場合はこちらを試してみると良いだろう。トップチューブと足の一部が映るが、ハンドル周りやサスペンションの動きなど見ていて面白い部分も見られる。
VIDEO
参考までに、シートポストマウントで撮影した動画を貼っておく。もう少し低い位置にマウントした方が足が入り込みにくいようなので、基本的には取り付け位置はシートポストの一番下で良いだろう。
昨今のトレンドからすると時代遅れなクランプ径、華奢なクランプ部を考えると、この値段ほどの価値は無く、トレイルで常用するのもGopro紛失のリスクを考えると気が進まない。ミノウラのカメラマウントとGoproの三脚座変換アダプターを組み合わせた方が余程強固に固定できるだろう。
価格評価→★★☆☆☆(チープなのに物凄い値段)
評 価→★★☆☆☆(時代遅れのサイズ。自転車用で2サイズ展開すべき)
ちなみに、公式サイトを見ると、アジャスタブルシートポスト(RS Reverb)の可動部のど真ん中にマウントしてある。こんな事をすればポストを動かすたびにあらぬ位置に移動してしまうだろう。もう少し考えて写真を撮った方が良い。