購入価格 ¥6600
Wレバーをハンドルに取り付けるためのマウントです。
SL-7700を付けたらこんな感じ。
【購入動機】
ST-5800を使い始めてはや3年半。走行距離にして3万キロは超えたようなのですが、STI内部でインナーワイヤーがブチブチと切れてしまう症状に嫌気が指していました。
私の使用環境で
ST-5800は3000kmに1度
以前に使っていたST-4500(確か・・・)は9000kmに1度
インナーワイヤーを交換しています。
ST-4500はシフトワイヤーは外装いわゆる触覚ワイヤーで、ST-5800はハンドルバーに沿わせる内装型。
2つを使い比べた感想は、圧倒的に外装型(ST-4500)の方がワイヤーの引きの抵抗感が軽くインナーワイヤーの寿命が長い。
ST-5800の抵抗感に関しては色んな調整で大分軽減しましたが。内装型(ST-5800)はうーん残念。重量やアウターワイヤーの露出がない分空気抵抗は少ない、などのアドバンテージはあるのでしょうけれども・・・
そういう感想を持ち続けていて、STIを交換したいが交換したいSTIが見つからない、カンパでもSRAMでもなんでも良いけれど、結局同じ症状が現れるリスクを考えると簡単に手を出せるシロモノでもないし、なんて考えていました。
そこでSTIを捨てて、機構がシンプルなWレバーを選択することにしました。
目的は、インナーワイヤーの長寿命化、です。
できれば1万キロ持ってほしいなぁという希望。
で、Wレバーをハンドルに取り付ける為に、このレバーハンドルマウントを購入しました。
【製品情報】
本体とナットとシムがセットになっています。
ナットと本体を合わせると67g。
ハンドルバーの径が
26.0mmではシム無しで取付可能
24.0mmと22.2mmでは、それぞれのシムを噛ませてハンドルに取り付けが可能です。
これは22.2mm用のシムです。4つで13g。24.0mm用のシムは、4つで10g。
【バイクに取り付け】
取り付けに当たっては、
レバーハンドルマウントとWレバーを取り付けて、
ハンドルの位置決めをしてハンドルに取り付ける。
非常にシンプルです。
ハンドル径さえ合っていれば、360度どの角度でも調整が効きます。自由です。
自分自身の発想次第で、取り付け方は∞?
ハンドルに付けた図。今のところのベストポジションはこの位置でこの角度。
取り付け位置が同じでも角度が少し違うと、立ち漕ぎしたときに膝がレバーにヒットして、勝手に変速してしまいます。
リヤ変速器側。ハンドル径24.0mmの部分に24.0mm用シムを使って取り付けています。
【感想】
まだ使い始めて1週間程です。ハンドルの取り付け位置の調整は日々行っており、段々と使いやすくなってきています。
私は24.0mmシムを使っているので、レバーハンドルマウント合計77gとSL-7700の67gの総計144gを変速機としてハンドルに載せています。ブレーキレバーBL-R400の254gと合わせても、ST-5800(494g)より100g以上軽いです。
特にハンドル先端の重量が減る、ということがこんなに自転車の乗り味を上げるなんて知らなかった。ブレーキレバーにすることで、ハンドルバーの先端の重量は、240g程減ったわけですから。
これはもしかするとSTIには戻らないのかも知れない。。。
と、このレバーハンドルマウントのレビューから脱線しましたが。
ちなみに個人的に非常に重要な案件が使い始めてから判明しました。
フロントワイヤーの通り具合。何も問題がない。
リヤワイヤーの通り具合。高さが合っていない。
リヤワイヤーのルーティングがうまく行っていない気がします。ちょっと擦れているのでは無いかと。これだともしかすると、またここでワイヤーが傷んでくる可能性があります。惜しいです。SL-7700との組み合わせだけかも知れません。
ツイッターでここにガイドチューブを付けると良いのでは、と提案をいただきました。
価格評価→★★☆☆☆(やはり高いと思う)
評 価→★★★★☆(SL-7700との組み合わせは少し合っていないのか?)
<オプション>
カタログ重量→ g(実測重量 本体+ナット67g 22.2mm用シム13g 24.0mm用シム10g)