ネットカフェ
1泊2000円前後。
都市の繁華街に多くあり、店舗によっては、同業他社を避けるために郊外に出店している。
私は、基本は1日で帰ってこれる範囲内でしか移動しないのだが、時々日帰りできない場合に利用する。 予約が不要で、深夜でも開いているのが利点である。
駐輪場はあっても、バイクラックはまず置いていない。 バイクを一晩中、外に置くことになるので、それが出来ない人は根本的に利用できないことになる。
店によっては、食事が出来たりモーニングがあったりする。 食事が無い店もあるので、出来るだけ入店前に食事は済ませておこう。ホテル等の宿泊施設とは異なり、一度入店すると、食事の為に外出できないからだ。
ほとんどの店は会員になる必要がある。 なかには会員にならなくても良い店もあるが、そういう店ほど、睡眠には不向きと考えてよい。一時的な時間潰しや、PC使用が目的の場所で、寝るのを目的としていない傾向が強い為。 会員といっても、年会費はかからないし、入会金も無料~300円程度。
入店すると、ブースと呼ばれる部屋の種類を選ぶように促される。 ・リラックス:リクライニングシートのある部屋。 ・フラット:横になって寝れる部屋。 ・オンラインPC:ハイスペックなPCが置いてある部屋。 ・ビジネス:Office系のソフトがインストールされているPCが置いてある部屋。 ・マッサージ:高級なマッサージチェアがある部屋。 ・カップル:私には縁の無い部屋・・・ こんな感じだが、お店によって呼び方や部屋の有無が異なるので、分からない場合は素直に店員さんに聞いてみよう。 部屋によって、PCが置いてあったり、TVが置いてあったりするので、好きな方を選ぼう。
ドリンクは、ほとんどの場合無料なので、水分をしっかり補給しておこう。 ただし、店内で飲まないドリンクをボトルに補充して、翌日のライドに持っていくのはマナー違反である。(食べ放題の店にタッパー持参で入店して、食材を持ち帰ったりしないのと同じ)
店舗によっては、シャワーが使えるところもある。 私は利用したことがないが、300円~500円ぐらいが相場のようだ。 タオルも販売しているので、持ってない人は購入も可能。
店内にコインロッカーがあれば、荷物を安心して預けることができる。 コインロッカーはほとんどの場合、返金式だ。 逆にコインロッカーが無いと、ドリンクを取りに行く場合やトイレに行く場合、荷物の心配をしながらブースを離れることになる。
ネットカフェは、周りのブースの音が筒抜けなので、人が動いた音や、鼾なんかが思いっきり聞こえてくる。 また、フラットブースは横になれるとはいえ、普段寝ている環境とは、明らかに異質な環境である。 ぐったりと疲れ果てていれば、おそらく多少睡眠に適さない環境でも、バッタリと倒れるようにして眠れるだろう。 問題は、それ以外の場合だ。 幸い、私は枕が変わろうが、フローリングの上だろうが、明るかろうが、おかまいなしに眠れる体質なので、あまり苦労はしていない。 睡眠環境に神経質な人は、ネットカフェに泊まろうなどとは考えない方が良いだろう。そういう人は、どうしても疲れ切ってて、2~3時間仮眠したいという緊急時以外はお勧めしない。
私でも、周りがうるさかったり、妙に神経がたかぶって寝つけないことがある。 そういう場合の対処法だが、一つはブースを変えてもらうこと。あまりに近くのブースから聞こえてくる鼾がうるさくて、殺意すら覚えそうになったことがある。こういう場合は、ブースが空いていれば、素直に移動すべきである。 ちなみに、ほとんどの人は2時過ぎぐらいに活動を停止するので、静かになります。 自分自身が原因で寝付けない場合は、備え付けのPCでYouTubeから睡眠音楽を検索して、ヘッドフォンで聞きながら毛布(ただで貸してくれる)を被って目を閉じます。 一度、明晰夢を見れるという音楽をかけて寝たことがあったが、残念ながら、明晰夢は見られなかった。
宿泊先としてネットカフェを利用しようと考えているのであれば、いきなり実践するのではなく、一度、自宅近くのネットカフェに泊まってみることをお勧めします。
上手く利用すれば、ビジネスホテルに宿泊するよりも、安上がりになる。 その反面、ゆっくりと休むには不向きです。 財布と身体に相談して、選びましょう。
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★☆☆
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