購入金額 ¥1880-(Amazon送料無料)+¥85-(90°屈曲塩ビパイプ)
「アネモイはギリシャ語で風の意味、故にアネモメーター。」(ちょっとLZPT2IBさんのマネ。ちがうかw)
現在おいらのロードバイクにおける計測機器は、つけっぱなし系はSIGMA ROX9.1で速度やケイデンス、ハートレート、勾配、気温、パワーを観て、GPSログはiPhoneアプリのCyclemeterで記録してウチに帰ってパソコンで閲覧、遠乗り時はPanasonicのサイクルゴリラ+外付けバッテリーを装着してナビいう形である。これだけつければ、ガーミン無しでもなんでも来いの状態であると思っていた。(ガーミン、つけっぱなしできれば欲しいのだけど)
しかし、何かが足りない。そう。風速計である。ふじいのりあき氏の名著「ロードバイクの科学」の中でも、とりわけ衝撃を受けた自転車における空気抵抗。飛行機だって速度計測に風速計使っているんだし、自転車だってタイヤの回転と周長による計測(対地速度)以外に、対気速度も計っていいんじゃね?
ミニベロの時は速度も出さなかったし、長距離乗らなかったから気にしてなかったけれど、ロードバイクの時は風向きはもろ気になります。
ということで、探してみたのですが、自転車用風速計って無いんですね。てっきりピトー管式のスゲーのがあるかと思ってたけれど、で、専用がないのなら最安価でいいやとばかりAmazonで探すとバラバラ出てきましたけど、結構同じようなというか同一製品なのに値段バラバラ。なかでも一番安いやつをポチっと。
届いてみたら、コンパクトで軽いし、結構デザインいいし、緩やかな風も拾うし、表示単位もKm/hやm/sにできるし、見やすいし大満足なのだけれど、表示面と風車の向きが一緒。これだと表示を観ようと思うと風は当たらないし、風に向けると表示見られないじゃん。(んなの買う前にわかれよ)
で、結構もともと行き当たりばったり系なんで、ちょい考えたら、①三角プリズムを液晶画面に付けて、上から表示見られるようにすればいいんじゃね?
しかし、操作ボタンにプリズムが触れそうでよろしくありません。またプリズムって高いし。また重いし接着面積確保できないから、走っているうちに落ちそう。
次に②「90°にまがったパイプ」をくっつければいいんじゃね?ベルヌーイの定理とかでなんとかなるんじゃね?ということで、調べると「継手」とか「エルボ」とかがそれに該当するみたい。塩ビ製なら安いようなのでホームセンターで探索。85円。風車と同じ径(ここら辺一応パスカルったりベルヌーイってるつもり)の25ミリのエルボ見つけて、カミソリノコで余計な長さをカットして、せっちゃーく。ハンドルにはキャットアイの余ってるアダプターを利用してカバーの方をそうちゃーく(電池交換出来ます)。
まあ、文系のおいらにしては上出来だ。管は90°まがっているので、ナンタラ損失が速度の2乗に比例して効いてくる(らしい。すまん、検索君のニワカ勉強(汗))けど管は短いし、まあ、おいら大雑把系だしお金や手間かけたくないし、もともとおもちゃだしw無視。
使い方としては、サイクルコンピュータの速度表示と風速計の速度表示の相対差を見て、結構調子よく速度が出てても追い風なんだなーとかその逆とか(それだけかいw)。
まあ結構楽しめます。雨が降ってきたら即回収。iPhoneと一緒にポリ袋にくるんでバッグの中に。
価格評価→★★★★★(安い〜♪)
評 価→★★★★★(結果を見ても、だから何なの?の世界w)