購入価格: ¥480 (税込) ※ブレーキ、シフト共にこの値段
標準価格: ¥480〜585 (税込)
『PTFEの摩擦低減効果で明らかに引きが軽くなる。コストパフォーマンスが高くおすすめ』
GIANTのクロスバイクSEEKのメンテナンスを行った時に、このケーブルに交換した。
PTFE(テフロン樹脂)コーティングのケーブルに興味があったので、このケーブルを試してみた。
まず、このケーブルを触ってみると表面がつるつるしている。
ステンレスの細いケーブルを束ねた時にできるケーブル間の溝が、熱圧着されたPTFEで埋まっている。
触っただけで、以前使っていたSHIMANOのSUSインナーケーブルよりも摩擦が小さそうな感じだ。
ブレーキケーブルのタイコは、MTB、ロードの両方がついており、使わない方をカットする仕様だ。
実際に使ってみると、SHIMANOのSUSケーブルよりも明らかに引きが軽くなった。
フロントブレーキはわずかに軽くなる程度だが、ワイヤーの長いリアはとても軽くなった。
シフトはフロントもリアも軽さがはっきりと実感できた。特にフロントのシフトアップはとても楽。
SEEKのシフトケーブルはフルアウターなので、PTFEの摩擦低減の効果は高いと思った。
このケーブルの軽さをとても気に入ったので、交換したばかりのGIANTのシングルスピードFIXERの
ブレーキケーブル(※)をこのケーブルと交換してしまった。
交換したばかりのSHIMANOのSUSケーブルと比較しても、このケーブルのほうが軽い。
特にフルアウターのFIXERのリアブレーキは、これに交換してよかったと思う。
※アウターケーブルも交換したばかり。内部にはメンテルーブを注油した。
ケーブルの出口などの接触する部分は、PTFEコーティングが剥がれてしまうのは仕方がないのかも。
初期伸びを防ぐプレストレッチ処理がしてあるとあるが、効果は特に感じなかった。
初期伸びの発生は、SHIMANOのSUSインナーケーブルと同様だったと思う。
SHIMANOのSUSインナーケーブルと同じくらいの値段だが、引きの軽さはこちらのほうが上。
値段が安いので気軽に試せるのも嬉しい。コストパフォーマンスが高くおすすめできる。
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスが高い)
評 価→★★★★★ (次回の交換もPTFEコーティングのものにする)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→不明
※左がSHIMANOのSUSインナーケーブル、右がALLIGATORのケーブル