購入価格: ¥12,704 (税込)
標準価格: ¥18,000~21,000 (税込)
『イタリアンメイドの洗練されたデザイン。高級感溢れる街乗り用ヘルメット』
このヘルメットをあるショップで一度だけ見かけたことがあり、その時に一目惚れしたヘルメットだ。
ずっと憧れていたので、手に入れることができてとても嬉しい。
日本では18,900~21,000円するヘルメットだが、Wiggleでは14,946円以下で買える。
私は15%オフのバウチャーを使ったので、12,704円で購入することができた。
Mサイズは在庫がないことが多いが、ブラックだけ在庫があったので運良く手に入れることができた。
尚、バイザーの無いタイプのヘルメットも売られているので間違えないように注意。
Wiggleから追跡番号のないエアメールで9日で届いた(優先配送を利用)。
ヘルメットの箱をWiggleの箱に入れているだけの雑な梱包だった。
※箱がボコボコだった
さて、一見、TT(後ろに長くないが)やトラック用のヘルメットにも見えるが、これは街乗り用だ。
このヘルメットは、イタリアらしい高級感のある洗練されたデザインが特徴だ。
優れたデザインは派手でも品があるものが多いが、このヘルメットもそうだと思う。
このヘルメットのスイス製のアジャスターによるフィット感は非常に素晴らしい。
ダイヤルを回すだけで、頭からヘルメットが落ちないくらいにしっかりと包み込んでくれる。
前のヘルメットは何度もベルトを調整し、調度良いフィット感にするのにかなり時間がかかった。
このヘルメットはダイヤルの調整だけで、調度よいフィット感が一発で見つかる。
UP’NDOWNテクノロジーは搭載されていないものの、アジャスターは少し上下に動かすこともできる。
インナーのパッドは柔らかくて心地が良い。取り外しが可能で選択もできる。
バイザーは下げた時と上げた時にハマる突起があるので、走行中にずれることはない。
また、サングラスやメガネを装着していてもバイザーと干渉しない。
バイザーの基部はネジになっていて、ここのネジを緩めればバイザーを外すことができる。
私は走行後に目が赤くなることがあるので、風を通さないこのバイザーは有り難い存在だ。
※取り外し可能なバイザー
バイザーには保護シールが貼ってあるので、剥がさなければならない。
というのは、これを剥がさないと透明度が低くて前が見づらいからだ。
おしゃれなCautionマークのような感じなので、ちょっと剥がすのが惜しかった。
走行中に暑くなるかなと思ったが、4つある大きいベンチレーションの通気性は意外に良かった。
それでも真夏は暑くて蒸れるかもしれないが、この見た目のためならかぶっていられると思う。
オートバイのヘルメットのように重そうに見えるが、300gと意外に重くはない。
GIANTのORIONという入門用のヘルメットを使っていたが、それよりも10g軽い。
レース用のものより少し重いが、この程度では数時間の装着で疲れたりはしない。
サイズは、Mサイズ(52-58cm)、Lサイズ(59-62cm)の2つがある。
私は頭周が53~54cmほどなのでMサイズを選んだ。
1年以上前に実際に試着させてもらったことがあるが、Lサイズでは大きすぎて緩かった。
2サイズ展開のKASKのヘルメットは、MサイズとLサイズではかなり大きさが違うと思う。
尚、WiggleではMサイズは48−58cmと表記されているが、ヘルメットには51-58cmとなっている。
一体、どれが正しいのだろうか...
※サイズの表記のシール
私が選んだカラーはブラックだが、実際に見るとメタリックのブラックになっている。
kaskのロゴは、他のKASKのヘルメット同様にステッカーなのが残念だ。
残念な点は他にもあり、ブラックの塗装が中央から少し右にズレていた。
また、端やベンチレーションの周囲の透明のウレタン塗装(ポリカーボネイト?)が少しひび割れていた。
細部の作りが雑というのは、他のKASKのヘルメットのレビュー同様だった。
※残念ながらロゴはステッカー
これらは、日本の製品なら完全に検品に引っかかるレベルだと思う。
イタリアの自社工場によるハンドメイドが悪い意味で出てしまっているのだろうか。
細かいことは気にしないイタリアの手作り感のあるヘルメットだと思ったほうがいいのかもしれない。
細部の仕上げが雑なのを差し引いても、このヘルメットのデザインとフィット感は素晴らしい。
これからサイクリングがますます楽しくなるようなヘルメットを手に入れられてとても嬉しく思う。
価格評価→★★★★☆ (Wiggleが一番安く買える)
評 価→★★★★★ (細部が雑なのを差し引いても★マイナス1にはならない)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→300g
※ベルトにはITARY MADEとある
※スカイブルーのラインを入れてみた
※アジャスターとバイザー基部にもロゴを入れた
(2013-3-27 21:43 追記)
「キャリーケースは付属しない」
Wiggleの商品説明には、キャリーケース(ヘルメットバッグ)が付属しているとあるが、
実際に届いたものの中には入っていなかった。
Wiggleに問い合わせたら、供給業者に確認してくれた。
KASK Urban Vintageにキャリーケースは付属しなくなったということだった。
ウェブサイトの更新が間に合わなかったお詫びに11ポンドのバウチャーをくれた。
キャリーケースが手に入らなかったのは残念だが、悪くない対応だと思う。