購入価格 30ユーロ
・クランプ31.8mm, コラム1-1/8, スタック42mm, 角度84/6度
・長さは中心間に計測でサイズ通り
【特徴】
クランプ部分に特徴があるリッチーのステムです。
バークランプ部分はステム本体でバーを260度囲むような作り、ステアラーチューブ部分は3本締めで後ろの切り込みはカーブしている作りになっています。
"リッチーの従来のモデル 4-Axisステム よりも20g軽く、30%剛性アップ"
"従来の鍛造ステムより3-4倍の長寿命"
という謳い文句。
実測重量は120mmで111gなので重量はかなり軽いです。3TのLTDより軽いので
たいしたもんです。
C260ステムの場合は、軽さならアルミ、剛性ならカーボンという選び方が正しいようです。
フェイスプレートが小さい設計とリア3本締めの設計のため、取付ボルトは普通のステムより1サイズ細いM4サイズ(クロモリ)が使われてます。
フェイスプレートはステムよりも柔らかい素材で薄いので、変形しないように着脱の際は対角締めand緩めはちゃんと守ったほうが良さそうです。私は3.5Nmで締めて一回走った後に4Nmで増し締めという感じです。
ちなみに材質は 4-Axis は2014アルミ、C260 は7050が使われています。さらにC260より14%剛性が高いのが Carbon Matrix C260で、最高の剛性を誇るのが SuperLogic Carbon C260 ステムです。
【使用感】
性能(軽さ)とデザイン、作りの良さで選ぶなら良いんじゃないでしょうか。シマノPRO Vibe 7S も作りは良いし同じ位のスペック・値段なのですが個人的にデザインがちょっと気に入らず…。
細かいことを言うと重量はWETカラー(ホワイト)のよりもBBブラックのほうが塗装が薄い分軽いです。
シンプルなステム形状と、前のリッチーより目立たないロゴとフェイスプレートも気に入っています。カーボンコラムにやさしい作りも購入の決め手。
同じ材質を使っているステムなら重い物のほうが剛性に分があると思いますが、
素人の私には分かりませんし特に不満はありません。
【価格】
個人的にステムはハンドルに合わせて使い分けられるように長さが違う2~3本は持っておきたいので、カーボンとかのあまり高いものは買ったことがないです。
偶然円高時のバルク品みたいなものを安く買えたので良かったですが、円安時の今でも7000円以下くらいなら十分手を出す価値はあると思います。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
カタログ重量→ g(実測重量 111g)