CBN Bike Product Review
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[TRACK/SS] GIANT 2012 FIXER R


 
LZPT2IB  2013-1-31 22:05
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[TRACK/SS] GIANT 2012 FIXER R
購入価格: ¥52,500 (税込)

『おしゃれな外観からは想像できないほどキビキビと走るシングルスピードバイク』

●一目惚れでの購入は二度目
GIANT FIXER Rの2012年モデルのマルチカラーが発表されて一目惚れしてしまった。
SEEKマルチカラーのデザインを気に入っていたので、2台目も同じカラーのバイクにした。
SEEKのカスタマイズがひと通り終わった後、即このバイクを入手した。


●トラック由来のフレームはキビキビとした挙動。
“アルミ製トラック用フレームのダイレクトな乗り味はそのまま”とカタログにあるように、
このフレームはダイレクト感が強く、キビキビとした動作が非常に楽しい。

402mmと短めのリアセンターのおかげで、ペダルを踏むと即座にバイクが前に進んでくれる。
いわゆる加速のかかりの良さというやつで、SEEKとは明らかに違いを感じる。
更に75°と立ったシートアングルは、ペダルに脚力を伝えやすい。

短めのホイールベースとストレートフォークが相まって、ハンドリングはクイックだ。
スピードが出てきた時にハンドルを切ると切れが良くて面白い。

ヘッドチューブ長が短く、ハンドルのフラットな部分を握っても低く感じる。
下ハンを握ると、前傾姿勢の低いレーシーな姿勢を味わえる。

固定ギアでコーナリング中にペダルが地面に接触しないように、BB下がりが小さい。
そのため重心が高く、短いホイールベースと相まって、直進安定性は悪い。 
ギア比が高い場合には、漕ぎ出しと減速時のバランスは注意が必要かもしれない。 

ダイレクトな乗り味を味わえる一方で、ハンドルやサドルに伝わる振動はやや大きい。
とはいえ、ガッチガチに硬いというわけではないので、慣れればどうということはない。
ホリゾンタルフレームと細めのチェーンステー、シートステーで振動を緩和してくれていると思う。
この種のバイクは長距離乗るようなものではないので、これでいいのではないだろうか。
  
乗り心地を求めるようなフレームではないが、その分、機敏な挙動を味わえる。
フレーム自体のダイレクト感は、フリーギアにしてもしっかりと味わうことが出来る。

GIANTはこのバイクを”LifeStyle(楽しさと便利のため)”というカテゴリーに位置づけているが、
FIXERのフレームにこのような味付けをするのはさすがだなと感じた。


●ローギアード仕様では物足りなさを感じる。
FIXERは、フロントが44T、リアが18T、ギア比約2.4とローギアード仕様で、
加速しやすい上にスピードが低い時にコントロールしやすく、街乗りに向いているといえる。

だが、スピードが出てきた時にケイデンスが上がりすぎてしまうのが明らかだ。
短い距離で脚を鍛えたいということもあり、フロント48T、リア16T(フリー)に替えて納車した。
スピードと扱いやすさを両立するなら、脚力にもよるが、ギア比2.8〜3.2位がいいのではないか。
 

●交換した方がいいブレーキと、見た目重視で実用性のないハンドル
FIXERには、フリーギアにしかSHIMANOのコンポーネントが使われておらず、
TEKTROのブレーキやLASCOのクランク等を採用してコストダウンを図っている。

TEKTROのブレーキキャリパーは、安全のためにすぐにSHIMANO製に交換したほうがいい。
納車の帰りに30km/hのスピードを出した時に、手が痛くなるほどのブレーキレバーを握ったが、
シューがリムの上を滑るだけでなかなか止まらなかったからだ。

カタログでは判断できないドロップハンドル形状は、正面から見るとハの字になっている。
ランドナーバーに似ているが、リーチが160mmもあり全く実用的ではない。
ステムが105mmもあるので、おそらくハンドルのフラット部分のみを握る前提なのだろう。

ブレーキレバーはTEKTRO R570が使われているが、このレバーは本来補助ブレーキレバーなので、
メインレバーとして使うには少し実力不足だ。
 
クランクのチェーンリング取付部は、真円が出ておらず、チェーンの張りが不均一だ。
張りの強いところと緩いところの差が大きく調整しにくい。
クランクとBBは明らかに剛性不足で、踏み込むとギシギシと音がする。

SPDペダルになれると、トゥストラップは使いにくい。
私はすぐにSPDペダルに交換してしまった。

チェーンはKMC 710というBMX用のもので、プレートが肉厚で伸びにくい高剛性チェーンだ。
納車時にチェーンリングとコグを交換したため、チェーンはKMC Z410にしてしまった。
今思えばもったいないことをしたと思う。

ホイールは前20H、後24H、リムハイトは32mm(実測)、大きめのフランジでかっこ良い。
1kgを切る軽さのおかげで、漕ぎ出しは意外なほど軽い。
ハブはシールドベアリングが採用されている。シールを外せばグリスアップもできる。
リアホイールを手で持つと少しゴリゴリ感があるが、走行中は全く気にならないレベルだ。

チェーン引きはとても使いやすく、これだけを単品で発売して欲しいくらいだ。
エンドの厚みは7mmに対し、エンドに挿入するチェーン引きの突起も同程度の厚みがあるので、
調整の際に前後左右にずれにくい。


●カスタマイズが大変面白いバイク
“基本性能の高いフレームが評価され、上級者のカスタムベースとしても人気”
とGIANTのカタログにもあるように、カスタマイズがとても面白いバイクだ。

おしゃれな外観にあわせて、カラーパーツやアクセサリを合わせるのも面白いし、
駆動系パーツを換装すれば、乗り味のダイレクト感が更に増して楽しくなる。


購入前にカスタマイズを検討した時の画像
前後カラータイヤ、ホワイトのサドル、エアロブレーキ装着、カッティングシートででロゴの作成


フォーク、ヘッドパーツ、シートクランプ、ホイール以外の全てに手を加えた

 
●見た目も走りも大いに満足
ファッションバイク、カジュアルバイクとしての外観を持ちながらも、
フレーム自体がしっかりしているので、スポーティーな走行が楽しめる。
多段変速のバイクよりも、メンテナンスは簡単なのも魅力だ。
 
ダイレクトな乗り味がシングルスピードの醍醐味で、一度乗ると癖になる。
見た目で選んだバイクではあったが、シングルスピードの楽しさを知ることができた。
 
本当に良いバイクを手に入れた。SEEKと共に長く楽しんでいきたいと思う。

 
価格評価→★★★★☆ (カスタマイズする余地はSEEKよりも多い)
評  価→★★★★★ (見た目もキビキビとした挙動も気に入った)
<オプション>
年    式→2012年
カタログ重量→9.2kg (ペダル込み)






 
LZPT2IB  2017-5-28 0:08
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[TRACK/SS] GIANT 2012 FIXER R
購入価格: ¥52,500(税込)
標準価格: ¥52,500(税込)

『反応性の高さと直進安定性の低さによるクセのある乗り味。同じ価格ならクロスバイクよりもキレのある走りが可能』



■ GIANT FIXERとは
GIANT FIXERは、"アルミ製トラック用フレームのダイレクトな乗り味はそのまま、ルックスと普段使いの扱いやすさを意識した、スタンダードなシングルスピード"とカタログで紹介されている。ピストハンドルの「R」とフラットバーの「F」が存在する。2010年モデルに登場し、2015年モデルを最後にラインアップから姿を消した。

FIXERはフロント44T、リア18Tのローギアード仕様。付属のホイールはフロント20H、リア24Hと、トラックホイールとしてはスポーク本数が少ない。両切りのトラックハブが使われており、左右を反転させることで、フリーギアと固定ギアの入れ替えが可能。チェーン引きも付属する。「R」はトラックバイクらしくトゥーストラップ仕様だが、ハンドルはリーチが異様に長く形状も独特だ。全体的にロゴがないシンプルなパーツで構成されているが、価格が価格だけに安いパーツが使われている。

 
GIANT FIXER R (2012、Mサイズ、550mm、マルチカラー)




■ マルチカラーに惹かれて購入
私はGIANT SEEK R3というクロスバイクを、フレームが3色に塗り分けられたマルチカラーに惹かれて購入した。FIXERを購入したきっかけも、マルチカラーがラインアップにあったからだ。当時は2年連続でスポーツバイクを買うのはどうかと思ったが、FIXERのマルチカラーが今後ラインアップされるかわからなかったので購入を決めた。

FIXERのレビューはかなり前に投稿したが、今思えば書き切れてないことが多かった。現在はロードバイクも手に入れ、車種ごとの乗り味の違いもだいぶ理解できるようになったので再レビューすることにした。FIXERはすでにGIANTのラインアップにないので、シングルスピード(トラックバイク、ピストバイク)を選ぶ際の参考に読んでいただければ幸いだ。


GIANT SEEK R3 2011にもマルチカラーがラインアップされていた




■ 剛性
細身のフレームとフロントフォークを採用しているため、全体的に剛性は高くない。特に強い踏み込みやダンシングでは横剛性の低さが顕著だが、ブレーキシューとリムが接触するようなことはない。全体的に剛性が低いぶんだけ脚には優しいともいえるが、剛性不足によるロスは間違いなくある。縦剛性も高くないので乗り心地も硬くないが、実際の乗り心地に影響するのは他の要素だ(後述)。




■ 加速性・反応性
FIXERの最大の長所は、加速や反応のよさだ。ペダルを踏み込むと車体が勢いよく前に出るのが非常に楽しい。これはトラック用フレームに由来したジオメトリ、特に短めのチェーンステーと小さめのBBハイト、大きめのシートアングルが効いている。FIXERは変速ができないのでスピードの維持が難しく、走行中に加速と減速を繰り返すことになるが、踏み込みでのかかりがいいので再加速がスムーズだ。

フレームの横剛性が低いため、低速での強い踏み込みではわずかにしなりを感じるが、このことを差し引いても反応は良好。こぎ出しやダンシングでは剛性不足でロスを感じやすいが、シッティングではかかりのよさを存分に楽しめる。こぎ出しのスムーズさはギア比次第だが、車重が軽いので基本的に悪くはない。




■ 直進安定性
FIXERはホイールベースが短く、BBハイトも小さいため、直進安定性が悪い。重心が高い位置にあるためにふらつきやすく、横風でもバランスを崩しやすい。手信号を出す際にもバランスを保つのに気を使う。クロスバイクやロードバイクなどの直進安定性に優れた自転車に乗った後では、FIXERの不安定さが怖く感じることがある。また、サドルを前に出しすぎると、重心が前方に移動してますます直進安定性が低くなる。


直進安定性と快適性を重視したジオメトリを採用したGIANT DEFY1 DISC。乗り味はFIXERとは対照的




■ 快適性
細身のホリゾンタルフレームが適度にしなるので、乗り心地は硬くない。だが、トラック用フレームに由来したジオメトリ、特に短めのチェーンステーとホイールベース、大きめのシートアングルの影響で、荒れた路面では跳ねやすく、尻と手は地面からの突き上げを受けやすい。きれいな舗装路なら問題ないが、郊外の荒れた路面に出ると振動と突き上げを受け続けるので疲れる。基本的に、FIXERは長距離・長時間の走行や未舗装路には向いてない。また、アルミのストレートフォークも乗り心地の悪さの原因のひとつで、個人的にはバーテープが必須だ。




■ コーナリング
FIXERはホイールベースが短く、ハンドルを切る際の挙動はかなりクイック。前述の加速性・反応性と相まって、キビキビとした走りを楽しめる。だが、コーナリングではオーバーステアが出やすく、実際の挙動とハンドル操作が一致するまで慣れが必要だった。フロントフォークの横剛性が低いため、大きくハンドルを切るとわずかにロスを感じることもあるが、ハンドル操作の鋭さを損なうほどではない。




■ ダンシング
FIXERで最も横剛性の低さを感じるのがダンシングだ。特にこぎ出しや登りなどの低いスピードでは、フレームやフロントフォークのたわみによってもっさりとした挙動になりがちで、踏み込みに対してもワンテンポ遅れることがある。タメやしなりといった味付けと解釈することもできるが、個人的にはもっさり感だと思う。変速できないシングルスピードではダンシングを多用するため、ダンシングの動きのキレがあれば、FIXERの走りがもっと楽しくなったはずだ。




■ ヒルクライム性能・ダウンヒル性能
車重が軽いという点では上り坂に有利だが、変速ができないので、基本的に上り坂の走りはきつい。短い坂ならダンシングで乗り越えられるが、坂が多い場所は疲れるので積極的には走りたくない。下り坂はキャリパーブレーキの性能次第だが、下ハンに持ち替えた方がブレーキが効きやすく、安心して坂を下ることができる。




■ 乗車姿勢・ポジション
FIXERはヘッドチューブが短く、BBハイトの小さいのでサドルも高くできる。これらのことから、サドルとハンドルの落差を大きくとることができ、低い前傾姿勢でペダルに体重をかけやすくなる。ハンドルを下げると疲れると思っていたのだが、実際にはハンドルとサドルに体重を分散することで快適になった。前傾姿勢が低くなったぶんだけ、背筋と首がやや疲労しやすくなったが、総合的な快適性は向上している。また、ハンドルを下げることで、ふらつきも抑えやすくなった。

私が所有するロードバイクやクロスバイクに対して、FIXERはサドルの位置を前に出したポジションにしている。FIXERは変速ができないので、スピードの維持が難しい上に、スピードを出すにはケイデンスを上げ続けるしかないからだ。サドルが前にあるとペダルに体重をかけやすく、スピードが下がってもシッティングのまますぐに再加速が可能。膝関節の角度も小さくなるので、高ケイデンスにも対応しやすい。ただ、ペダルの反力や加速での膝関節伸展の繰り返しで大腿四頭筋が疲労しやすいため、あまり長距離向けのポジションではない。


現在はロード用のドロップハンドルを取り付けて、ハンドルとサドルの落差を大きくとっている




■ クランク長
私はロードバイクとクロスバイクに170mmのクランクを使っているが、FIXERでは165mmのクランクを使っている。もともとFIXERに付属するクランクも165mmだ。これはトルクよりもケイデンスを重視したためであり、実際の走行でも短めのクランクの方が明らかに回しやすい。なお、サドルはロードバイクよりも5mm高くしているが、これはクランクが5mm短いことを考慮したためだ。


ケイデンスを重視して165mmのクランクを選択




■ 固定ギアとフリーギア
固定ギアはフリーギアに存在する遊びがなく、ペダルの踏み込みに対する反応性が向上し、パワーロスの小さい走りが可能。まるで脚とギアが直結したような感覚であり、いわゆる”ダイレクト感”を楽しめる。このダイレクト感は、フレームの剛性の低さを補って余りあるものがある。強制的に脚を回転させられる感覚はフリーギアとは別物の乗り味。このことを利用してペダリングの矯正もできる。

ただし、固定ギアは空転しないため、脚を止めるとペダルからの突き上げを受けてバランスを崩すので注意が必要だ。走行中は何があっても足を止めてはならず、ちょっとした段差を乗り越えたり、ペダルの上に立ち上がって交通状況を確認するのもひと苦労。交差点ではこぎ出しでのクランクの角度を考えて停止する必要もある。FIXERでの固定ギアは楽しいことは楽しいが、足を止められないので、長距離・長時間の走行では心身ともにに非常に疲れる。私は固定ギアをポタリングで使うことが多いが、ダイレクト感はこれでも味わえる。

FIXERのフレーム性能なら、フリーギアでも十分にキレのある走りを楽しめる。ただ、シマノのフリーギアは遊びが大きく、踏み込みでの反応がイマイチで、ダイレクト感に大きく欠ける。この点は多ノッチのフリーギアに交換することで改善できる。多ノッチのフリーギアは総じて高価だが、導入する価値は非常に高い。

 
フリーギアはWhite Industries ENO freewheel 17Tを使用(左)
固定ギアはAllcity Track Cogの17Tを使用(右)




■ ギア比
FIXERはフロント44T、リア18Tのローギアード仕様だ。ただ、これでは高いスピードを出しにくいので、私はFIXERの購入時にフロントを48Tにしてもらった。リアは14〜19Tまで試したが、巡行スピード、こぎ出し、上り坂でのバランスを考えて、現在は固定ギアもフリーギアも17Tに落ち着いている。ギア比は2.82になり、ケイデンス80で28.6km/h、ケイデンス100で35.7km/hと、十分に高いスピードで巡行できる。

FIXERはリアエンド(トラックエンド)のスリットが長いので、チェーンを長めにしておくことで、チェーンを切らずにさまざまな歯数の固定ギアを試せる。ただ、歯数が小さくなるほどホイールが後方に移動するので加速性・反応性が低下する。また、フリーギアは16Tよりも小さな歯数がほぼ存在せず、ギア比を高くするにはチェーンリングを交換するしかない。シマノの厚歯のフリーギアは奇数の歯数がラインアップされていないが、薄歯のフリーギアなら入手可能。厚歯のチェーンに薄刃のフリーギアは組み合わせ可能だ。


異なる歯数のギアをいくつか試して、理想のギア比を見つけた




■ メンテナンス性
変速機がないぶんだけ、メンテナンスや洗車はたやすい。フルアウターのブレーキケーブルは劣化も考慮されている。ただし、ホイールには15mmレンチが必要であり、固定ギアの着脱には厚歯のスプロケットリムーバー、フリーギアの着脱にはフリー抜き工具といった専用工具が必要になる。出先でのパンク修理のためには、15mmレンチを持ち運ぶ必要があり、特にリアタイヤがパンクすると、チェーンの張りやホイールをまっすぐにセットするのが面倒だ。


自分でメンテナンスやカスタムを行う場合は、シングルスピード専用の工具が必要




■ コンポーネントとカスタム
FIXERに使われているパーツの中でも、シマノのフリーギアやKMCの厚歯のチェーンはまだマシだが、価格が価格だけに全体的にパーツは安っぽい。Tektro製のブレーキは効きが悪く、ホイールやクランクは剛性感に欠ける。ハンドルはリーチが異様に長く、下ハンのポジションを取りづらい。

だが、シングルスピードの面白さはカスタムの幅広さや自由度の高さにあり、FIXERはカスタムのベースとして楽しむことができた。どのタイプのハンドル形状でも取り付けることができ、駆動系は厚歯と薄歯の組み合わせに気をつければ好きなものを使える。見た目も意識してパーツを選べば、シンプルなフレームがさらに際立つ。

私はフレームとフロントフォーク以外のパーツはすべて取り替えている。中でもホイールの交換が最も性能の向上を実感でき、FIXERの走りのキレがさらに増した。ダイレクト感の向上には、駆動系のアップグレードも効果が高い。下ハンを握を使いたいなら、ピストハンドルなら浅曲がり、もしくは、ロード用のドロップハンドルが使いやすい。固定ギアで乗なら、制動力が高いブレーキも必要不可欠だ。

 
浅曲がりのピストハンドル NITTO B125を取り付けたFIXER(左)
個人的にはロード用のドロップハンドルの方が使いやすい(右)




■ その他
塗装のクリアーが欠けやすいのが残念。ボトルケージ台座はひとつしかないので、夏のサイクリングはボトルをバッグに入れるか、ボトルケージを増設する必要がある。付属のチェーン引きはよくできており、トラックエンドに対して深くかかるので、チェーンの張りの際に外側に外れにくい。


給水対策として、ホースバンドでダブルボトル化している




■ 総評
GIANT FIXER Rのよさは、街乗り向けのスポーツバイクにもかかわらず、キレのある走りができることだ。これはトラック用フレームのジオメトリによるところが大きく、踏み込みでの反応のよさとシャープなコーナリングに大きく影響している。その反面、直進安定性と快適性が低く、長距離・長時間の走行には向いていない。全体的に剛性が低いぶんだけピーキーな挙動は抑えられ、乗り心地もある程度はマイルドになっているようだが、ダンシングでは剛性の低さが顕著に現れる。

カスタムの自由度が高いので、メーカーや規格の互換性を気にしないでパーツを選べるのもシングルスピードのよさだ。全体的に安いパーツが使われているが、理想のギア比やハンドル形状にはカスタムが必須なので、交換を前提にするならあまり気にする必要はない。ホイールや駆動系のアップグレードは特に効果が高く、FIXERのキレのある走りをさらに高めてくれる。見た目を重視したパーツを取り付けるのも楽しく、長い時間をかけて”育てる”のが面白く、カスタムベースには最適だった。

FIXERは固定ギアが使えることよりも、トラック用フレームのジオメトリに由来する乗り味の方が、クロスバイクやロードバイクに比べて特殊であるように感じた。反応性の高さと直進安定性の低さによるクセのある乗り味ともいえる。変速こそできないものの、同じ価格ならクロスバイクよりもキレのある走りが可能。ヘッドチューブが短いので、ハンドルの位置を大きく下げて攻めた走りもできる。シングルスピードは乗り味もカスタムも独特なので、1台あると面白い車種。FIXERを選んで本当によかったと思っているし、これからもずっと楽しみたい。


たまにはFIXERで遠くへ…



価格評価→★★★★★ (低価格だがキレのある走り)
評  価→★★★★☆ (見た目とフレーム性能には概ね満足。剛性の低さとパーツ構成でマイナス)
<オプション>
年    式→2012年
カタログ重量→9.2kg (カスタム後は8.9kg)
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