価格 £450ほど
まずはこれを見ていただきたい。
VIDEO
なんだろう。もうこの製品のレビューは必要無いんじゃないかとさえ感じてきます。
が、せっかくなのでレビューしてみようと思います。
★見た目★
公式サイト
http://bikeboxalan.co.uk/ より引用します。
販売時はもっとシンプルに黒一色でした。
現在は右上にBikeBoxのロゴが入っているようですね。
外観はかなり格好いいと個人的には感じています。
シンプルな外観ですので
デカールで好きにアレンジも可能です。
左右側面、上部にはかなり頑丈なバックルがついています。
大きさは最大高さ92cm、長さ113cm、最大幅32cmと小さくはありません。
底部には汎用品とおもわれる樹脂製のキャスターが4つ付いてきます。
ただのプラスネジ止めですので、故障時の交換も安心です。
内部はこんな感じです。
固定用のベルクロがたくさん生えています。
★梱包★
手順は
こんな感じです。
・ペダルを外す
・シートポストを抜く
・ステム、ハンドルを外す
・ホイールを外す
・ディレイラーを外す(任意)
・クイックリリースを外す
・フレームを固定する
・ハンドルを固定する
・ディレイラー、クイックリリース、ペダルを袋等に入れる
・シートポスト、上の物をそれぞれベルクロで固定する
・保護材を乗せる
・ホイールを乗せる
・閉める
自転車からパーツを外し、乗せてみるとこんな風になりました。
ディレイラーは外さなくとも問題無いとも思うのですが、左右から多少の圧迫があった際にダメージもらってしまうと悲しいので外しています。
念のためエンド金具を取り付けます。
ディレイラーを袋に詰め、傷防止に軍手をかぶせフレームに固定します。
フレームをベルクロで固定していきますが、形によってこのようにトップチューブが固定されなかったりはします。
基本的に固定力がかなり高いので、特に問題はありません。
ペダルやクイックも袋に詰め、余ったベルクロで固定していきます。
これで中で荷が暴れることもありません。
ここまでできたら一旦緩衝材を乗せます。
タイヤから空気を抜き(空輸するなら必要ですね)、前後ホイールを乗せます。
リアホイールはこっちですよ、ときちんとご案内。
蓋を閉めればできあがりです。
使用し始めの頃は、「ペダル外し忘れた!」や、「上手く配置できない!」等苦労もしましたが、慣れてしまえばそれほど労力のかからない作業です。
★搬送★
重量は上記余分な荷を詰めない状態で21kgほど。
軽量バイクであれば20kgは切ると思います。
基本的には4つキャスターがついていますので、転がしての搬送になります。
樹脂製キャスターは転がりも良く重さは感じません。
持ち手は写真上部二箇所の窪みです。
階段等で一人で運ぶのはなかなか大変な作業です。
★総評★
兎に角頑丈にできており、きちんと梱包されている限りはかなりの悪い扱いを受けても自転車にダメージがいかないだけの作りにはなっています。
固定方法にも工夫が見られ、自転車に対しての心配がほとんどありません。
カーボン車でも心配なく輪行ができるでしょう。
自転車を入れて21kg程で収まっており、重さとしても許容範囲内と言えるでしょう。
しかし悪い点として、ハードケース全般の問題ではありますが、場所を取り収納に困ります。
また、他に物を入れるスペースはあまりなく、ヘルメットとシューズ程度しか同時に搬送できません。
多少お値段をかけても輪行に安心感を得たい人、扱いの悪い場所へ持っていく可能性のある人、車から落とす可能性のある人にはもってこいの商品だと思います。
価格評価→★★★☆☆(高いけれど納得の出来)
評 価→★★★★☆(他に類を見ない安心感)