購入価格: ¥3,800 (税込) ※中古パーツ店で購入
標準価格: ¥ 8,964(税込)
『エンド部分に膝をぶつけやすい』
■ SOMA 456 トラックバーの再評価
SOMA 456 トラックバーは、深曲がりのピストハンドルだ。ずいぶん前に投稿したものだが、ひとつ重要なことを書くのを忘れていた。
このハンドルはエンド部分が長いため、サドルから降りると膝をぶつけることがあった。停車時に素早くサドルから腰を下ろすと膝を強打することがあるので、そっとサドルから降りたほうがいい。おそらく、これは他の深曲がりのピストハンドルでも生じる問題だと思う。
このハンドルはNJS認定品ではないが、スチール製の高い剛性感を味わえる。だが、街乗りでは170mmのドロップは大きすぎた。前傾姿勢のきつさよりも、後方を確認しづらくなるのがちょっと怖い。シングルスピード用のブレーキレバーを取り付けて、半ば強引にブラケットポジションを取り付けても、このハンドルでは深い前傾姿勢を強いられる。結局、常用するのは上ハンになるのだが、ステムの真横までバーテープを巻かないと、今度は手のひらが痛くなる。
上ハンを握ることを前提にし、深曲がりのハンドルのシルエットを楽しむためなら、このハンドルの選択はアリだと思う。だが、街乗りではさまざまなポジションをとれるハンドルのほうが使いやすい。ピストハンドルならNITTO B125のような浅曲がりのほうが下ハンを使いやすいし、ロード用のドロップハンドルならもっと実用性が高い。
投稿した当時は気に入っていたハンドルではあるが、いろいろと経験した現在では他のハンドルのほうが好み。よくできたハンドルだが、私には合わなかったという結論だ。
SOMA 456 トラックバーを装着したGIANT FIXER R。いかついシルエットをしている
価格評価→★★★★☆ (定価や標準価格なら高い)
評 価→★★★☆☆ (よくできたハンドルだが、街乗りではちょっと使いにくい)
<オプション>
カタログ重量→560g