
購入価格 ¥320
多くのホムセンでも売っている、片面糊付きのリムテープ。
任意長で切ってホイールの径を選ばず使える。
5mで2輪=1台分
バルブ穴は無くて、バルブ穴付近は「ただ貼らないだけ」という仕様。
貼る時はかなり詰めて貼っても寒さで1~2cmは縮んでくるので、
(パンク時に見たらニップルが完全に露出してたが、そこはパンクしてなかった。バルブ穴付近のパンクも発生せず)
あらかじめ2分割とかで貼る(収縮率を半減させる狙い)とか、バルブ穴付近だけ5cmぐらい別に貼ったほうが良いかもしれない。
伸ばしながら貼ったりすれば平気でニップル穴2つ分ぐらいは縮んでくるだろう。
これ自体はホムセンのテープコーナーにあってもおかしくないような感じで、
普通のちょっと厚めのテープと見分けがつかない、面方向に強い圧力を加えれば潰れる。
これを買った時に思ったのが、幅12mmのリムテープって田舎じゃママチャリ用以外売ってなくね???
という点で、ママチャリ用より厚そうだからこっちにしてみたとかそんな感じだったと思う。
・・・このリムテープに変えてから1年ほどして、
パンク連発するようになった。
とにかく50km毎ぐらいにパンクして、全てリム側。
新品のチューブも犠牲になった。
よく調べてみるとママチャリ以上の高圧・・・3bar以上では使用を推奨されてないような噂も。
とにかくチューブにニップルの当たる場所付近に擦れ跡ができてて、そこでパンクしていた。
2度目はパンクしたところのすぐ隣がパンク。
3度目は26×1.5だが3barでリム打ちパンク、これじゃ使いものにならない。
3bar以上で使うなら2重に巻くとかしたほうが良さそう。
1重だと、あきらかにニップルがボコッとクッキリ飛び出している。
他にも、1年経過後は糊がベタベタはみ出してきて汚く(精神衛生上良くない)、
チューブにも糊が張り付いている。
その部分はタイヤとチューブが接着されている状態で、
振動を受けた時に摩擦でチューブを痛めてるような跡があった。
これは絶対に良いことじゃないと思うので、
個人的には全くオススメできない。
タイヤパウダーぬったくればそれが原因のチューブの擦り傷は防げるかもしれない。
本品も別に表面はパウダリーではなくツルツルなので、
パウダったところで全部両隅に落ちてしまい定着しないかもしれない。
糊の件については上記の通りベッタベタになるので、ライトブラケット取り付けるときとかに噛ますゴム板の代わりとかには使えない。
つまり、ただのテープとしても全く使いたくないレベル。
こんなのはママチャリの後輪のリムテープ換えるの面倒だから使うような"手抜きアイテム"じゃないでしょうかね。
同じ用途だとゼファールのコットンリムテープのほうが良さそうなので、そっちを試用中。
(ベッタベタを除去するのが超面倒で、更にこれが大嫌いになったw)
チューブも修理して同じのを使いまわしてるがピタリとパンクしなくなった。
あくまで私のケースは一例で何か落ち度があったり不幸が重なって奇跡が起きただけなのかもしれないが、
個人的には極力使いたくない。
これ使うなら普通にホムセンで売ってる26インチ用のゴムのリムテープとか、ゼファールかVELOXのコットンリムテープ13mmにしたほうが良い。
zefal コットンリムテープ
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7579&forum=32というか、こんなんで良かったらリムテープが輪っかになっててバルブ穴が開いてる必要性がない。
リムテープを真面目に作っているメーカーに失礼な気さえする。
もしかすると応急用途的な立ち位置の製品かもしれない。
それなら商品名を(応急用リムテープ、とかに)換えて注意書きを書き加えて欲しいところだ。
ミリオン(共和・KYOWA)というメーカー自体も特に良いタイヤを作ったりとかしてる印象も無いので、
それと比べると私の手持ちのゼファールの商品は安くて良いものばかり・・・
ただこれ、ホムセンではサギサカとかキャプテンスタッグ扱いで販売してます。
逆にその2社もルック用品メーカーなのでお察し、といったところですね。
価格評価→★★★★☆
評 価→★☆☆☆☆ ルック・リムテープ