購入価格 ¥100
参考
http://www.ueroku-wake.net/special/nanasaka/と
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スポーツ自転車不毛の地、大阪。
車道を走れば路駐に当たる。路駐を避ければ車に当たる。車を避ければタクシーに当たる。タクシーを避ければ逆走自転車に当たる。
そんな大阪。もはや、あらゆる自転車乗りの楽しめるコースは死滅したかに見えた。
しかし、上町台地は死に絶えてはいなかった。
幾千年の歴史を刻み受け継がれてきた、恐るべき坂々があった。その名を天王寺七坂!
天空に連なる七つの坂の下、街中の山岳を巡って悲劇は繰り返される。
天王寺七坂の顔ぶれを紹介しましょう。
■ 真言坂
地下鉄谷町九丁目駅3番出口を西へ少し歩くと見えてくるのが、真言坂。
真言坂は短く傾斜が緩やかな石畳の坂なのが特徴的です。
この坂は生国神社へと続いています。
■ 源聖寺坂
生国神社の中を抜け、鳥居を出て右に少し行くと二つ目の坂、源聖寺坂がの下り口があります。 この坂は緩やかな石畳から始まりますが、途中は左右にお寺の門と壁を見ながらの長い曲がりくねった石段で、そしてまた石畳となり松屋町筋まで伸びています。最もインパクトのある坂です。
■ 口縄坂
さらに行くと三つ目の坂、口縄坂の上り口があります。
七坂の内、一番道幅が狭く、細い坂を上ると途中に大阪府立夕陽丘女子高校の跡の石碑があり、上りきるとや織田作之助の「木の都」の一節を刻んだ碑があります。 ちなみに口縄坂の「口縄」とは「蛇」を示す言葉であり、坂の下から眺めると、道の起伏がくちなわ(蛇)に似ているところから、この名が付けられたといいます。
■ 愛染坂
さらに南へ歩くと愛染堂が見え、愛染堂の門を通り過ぎ、大江神社の鳥居まで来ると、横に四つ目の坂、愛染坂の下り口があります。
愛染坂はその名のとおり、坂の下り口にある愛染堂勝鬘院から名付けられました。 この坂はとても傾斜が急な坂です。 ギザギザ模様の坂を下りていくが松屋町筋まで行かないうちに坂は終わります。
■ 清水坂
愛染坂から南に歩くと、緩やかな石段でできた五つ目の坂、清水坂が見えてきます。 清水坂は新清水清光院に登る坂道で、高台にある新清水寺境内からの眺望は格別です。さらに境内南側のがけから流れ出る玉出の滝は、大阪唯一の滝として知られています。
■ 天神坂
清水坂を上りきって、南へ歩き右側を気にしていると石畳が見えます。少しわかりにくいですが、六つ目の坂、天神坂の下り口です。 途中、天王寺七名水の一つである「安居の清水」を再現したモニュメントがあり、下ったところには安居神社があります。安居神社には真田幸村戦死の碑が建てられています。
■ 逢坂
安居神社を南へ抜けると、車の往来の激しい片側二車線の幹線道路の最後の坂、逢坂に出ます。 南西の方角には通天閣、東の方角には四天王寺の五重塔が見えます。 逢坂は、逢坂の関になぞられてよんだものとも、他説では聖徳太子と物部守屋の二人が信じる方法を比べ合わせた「合法四会」に近いことにより合坂と名付けられたなどの諸説があります。
とのことです。
この大阪七坂ヒルクライムはその名の通り7つのステージレースとなりますが、今年は一体だれがその王座を勝ち取るのでしょうか。シクロクロスコースも含まれているので、単純な登坂能力のみでの勝利は得られません。
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大阪は結構急な坂が多いのですが、今月は上六うえいくネットさんで天王寺七坂スタンプラリーをしているという事なので、ぜひ自転車で挑戦してみました。
台紙自体は、生国魂神社 齢延寺 銀山寺 源聖寺 金台寺 太平寺 珊瑚寺 称名寺 清水寺 安居神社 一心寺の各神社寺院にて販売されているそうです。
今回は、生国魂神社よりスタートするので、生国魂神社で購入しました。
第一の坂、生玉真言坂(2級山岳)
ま、眩しい。南を向いて登るので昼間の登坂は危険です。
アスファルトの道路から一転、石畳の道が現れます。悲しいことに、付近にはラブホテルやマンションばかりですが。
一発目なので軽々クリア。スタンプゲット!
第二の坂、源聖寺坂(シクロクロス階段コース)
どうやら工事中の様子。石畳の張替えをしていたようです。写真を取っていればよかったー
こちらがメインのシクロクロスコース。石畳なのでクリートカバー無しでの突破は困難を極めます。というか滑ります。死にます。
緩やかに見えて階段です。血迷って乗ったまま突破しようとすると後悔します。MTBなどで駆け下りるのは楽しそうですが、ここはそんなことをしていい場所ではありません。
下から見上げるとその困難さが伺えます。
自転車を持ち上げてクリア。工事の人たち通してくれてありがとう!
齢延寺にいた猫さん。目が怖い。
第三の坂、口縄坂(シクロクロス階段コース)
こちらも写真では伝わりづらいですがかなりの急斜面。階段部分も斜めになっているのでクリートカバーは必須です。
口縄(蛇)・・・?
滑る石坂に苦戦しつつも突破、3つ目のスタンプゲット!
第四の坂、愛染坂(2級山岳)
シンプルな坂。道幅も広く気持ちよく登ることができます。
シクロクロスコースで足を削られましたがクリア。4つ目のスタンプゲットです!
第五の坂、清水坂(1級山岳コースまたはシクロクロス階段コース)
天王寺七坂の誇る孤高の1級山岳、清水坂。自転車で登ることが可能なのは細い歩道部分なので通行人に注意して人の迷惑にならない様にしましょう。
かなりの急斜面で生半可な気持ちで登ろうとすると立ちゴケしかねません。しっかりと手前で変速を終えてから登りましょう。私は一回危なかったので助走をつけてしまいました。
気合でクリアの5つ目スタンプゲット!
第六の坂、天神坂(二級山岳)
序盤は緩やかな坂ですが、後半に進むにつれて斜度がきつくなります。
清水坂をクリアしてしまえばこれくらいならサクッと登れるでしょう。6つ目のスタンプゲット!
ちなみに、このスタンプが押せる安居神社は真田信繁、いわゆる真田幸村の最後の地だそうで、このような碑も立てられています。
第七の坂、逢坂(四級山岳)
今では交通量の多い道になっていますが、昔は馬が音を上げるほどの急坂だったそうです。天王寺七坂には数えられていませんが、逢坂のスタンプポイントである一心寺の裏手にある一心寺坂がかなりの急坂で、ぜひ訪れていただきたいポイントです。
最後のスタンプゲット!これですべてのスタンプを手に入れました。お疲れ様でした。
大都市ではどうしても悪いところが目に付きがちですが、自転車でお寺や神社の間を通り抜けて坂を登り、歴史と文化を感じることのできるよいコースだと思います。
あまり、スポーツ走行をするべき道ではないですので、軽いサイクリングで訪れて見るのが良いと思います。また、何級山岳とかいうのは多分ジョークだと思います。
また、最後の逢坂を下るとすぐ通天閣なので、ツールの凱旋門と同じ気分でゴールすることもできますよw
価格評価→★★★★★(ご利益があるそうなw)
評 価→★★★★★(歩きでもいきたい)
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年 式→2012 12/27