購入価格 ¥2,940 (BMXDEPO)
ペダルをサンダル化するパーツ: ペダルストラップ。
引き足は使いたいが、ビンディングペダル&シューズやトークリップ&ストラップは怖い、ハーフクリップは効果があまり感じられない
――そんな人のためにあるような製品。
それぞれの長所・短所は次のようになる(クリックで拡大)。
ただのストラップと言っても重さはあるので、踏面が下を向くのは仕方がない。
これはトークリップ&ストラップやハーフクリップと同じ。
ペダルに蹴返しが付いていないと少し使いにくい。
ただし裏踏みをしても、ペダルストラップはトークリップ&ストラップやハーフクリップのように路面に打ち付けられることも少ないし、
打ち付けられても壊れはしない。
さて他社製品はペダルシャフトに平行にストラップを取り付けるが、本製品は斜めに取り付けるのが特徴(左: RESISTANT社製品、右: 本製品)。
両者は取り付け方が違うので、当然ながら対応するペダルの仕様も異なる。
前者はペダルシャフトに垂直な面に、ストラップが通せる穴がなければならず、
後者はペダルシャフトに平行な面に、ボルトが通せる穴がなければならない
(写真はWellgo Color Cage Pedal)。
また前者はトークリップ&ストラップと同様に、足をペダルシャフトに垂直に動かして外すが、
後者はビンディングペダル&シューズと同様に、足首を外側にひねって外す
(参考:
http://www.mountainracingproducts.com/wp-content/uploads/PGDEMO3.gif)。
順番が前後したがインストールについて。
説明書は英語のみで、表には注意書きが並んでいる。
裏には写真入りで手順が書かれているが、最後にはまた注意書き。
訴訟大国アメリカの製品らしい。
中身はストラップ2本、M5×15のねじ6個、M5のナイロンナット6個、小ワッシャー6個、大ワッシャー4個。
ストラップはリフレクター用の穴に固定するが、説明書の写真のようにその穴が大きいときには、大ワッシャーを使う。
早速取り付けて使ってみたが、翌日には走行中に左のストラップが外れてしまった。
右のストラップを確認すると、ねじの長さが余っていて、ペダルとナットとの間に、遊びができていたと判明
(ちなみに外れたのは前面のみ。ねじ・ワッシャー・ナット1セットだけで固定しているからか)。
対策として両方のペダルに、ナイロンナットの代わりに貫通ナットを取り付けて使ってみたが、振動で緩んですぐに外れた。
今度はストラップとペダルとの間に大ワッシャーを入れて、元通りにナイロンナットを取り付けてみたが、
走行中に右のストラップが外れてナイロンナットを紛失。
遊びがまだ残っていたようだ。
そこでM5×10のねじと、ゆるみ止め部分が金属製のナットとを買ってきて、大ワッシャーを外して取り付けたら、遊びがなくなってしっかり固定できた。
肝腎の性能は良くも悪くも予想通り。
引き足はなかなか使えるが、ストラップの長さの調節が難しい。
外すのは簡単だが、入れるのにはコツが必要。
しかし外し方がビンディングペダル&シューズと同じなので、変な癖が付かないで済むのはよい。
価格評価→★★★☆☆(余計な出費があったから)
評 価→★★★★☆(今後外れなければ★5)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→不明