価格 ¥6821(ワールドサイクル楽天店)
古式ゆかしいボックスリムの中でも、廉価版。
話すと長くなるが、うちに1本だけあって、もう1本を入手してホイールセットを組んでみることにした。
入手したのは32H、デュレックス(ハードアノダイズの一種かな?)版。
なかなか1本売りするところってないんですね。あってもシルバー版が多かった気が。
・・・ということで、製造年代(って言うほどでもないか、でも少なくとも3年程度は違う)の異なる、二本のリムが手元にある。
・古い方
金色味のあるグレー。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4333&forum=31にあるネメシスの色よりもグッと暗い色味。
ブレーキ面の研磨なし。バルブ穴の反対側の、リムの継目が見て分かる。ブレーキをかけても、そこがわずかに引っかかる感触があった。
タイヤ面に、1mmくらいの間隔で刻み目あり。これは製造上ついたものか?それとも接着強度確保のため?私は後者かなと想像している。
一本421.8g
・新しい方
古い方よりも少しだけ金色味がつよく、ネメシスの色味により似ている。
ブレーキ面に研磨あり。と言っても、よくあるクリンチャーリムのように綺麗に磨き上げられているわけではない。
ざっとヤスリがけをしてある、という程度。
リムの継目は見て分かるが、ブレーキが引っかかる感触は感じられなかった。
タイヤ面はツルツル
465.6g。意外や、新しいのの方が重いのね。つーか、40g以上の差ってどうなのよ。
ブレーキ面研磨の分軽いかと思ったのだけど、逆に研磨の工程を追加した分、素材の厚みは増していたりするのだろうか?
・共通の点
鳩目はタイヤ面まで伸びている。金色にメッキされているのだが、これが鉄製で、先端が磁化されたマイナスドライバーがくっついてしまって、
仮組みの時に少し組みにくかった。
テンションを揃えると1ヶ所ないし2ヶ所が大きく(2mm程度?)振れた。縦フレはそれほどひどくなかった。1mmも無かったかな。
横フレはなかなか落ち着いてくれず、収束させるのには手間がかかったが、集中してやれば1時間もせずに、とりあえずの所までは追い込めた。
とりあえず、狙ったスポークテンション(後輪DSで120kgf程度)で組むのに不都合はなかった。ニップルが少し軋む感じはあったけど。
鳩目にシリコーンオイルを極小量スプレーしたのが効いたかもしれない。
横フレを追い込むのに、テンションがばらついたように思います。これについては、追ってホイールのポストでリポートできればと思ってます。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★☆☆
<オプション>
年 式→ 不明
カタログ重量→ 421or465g(実測重量)