購入価格 ¥1,840@タキザワ
SPD-SLのいわゆる赤クリート。黄色クリート(SM-SH11)の可動範囲が左右3°ずつ、新しく出た青クリート(SM-SH10)の可動範囲が左右1°ずつで遊びがあるのに対し、この赤クリートは0°可動で遊びが一切ありません。
大パワーで脚をブン回すトラック競技をやっている都合上、それまで使っていた黄色クリートでは遊びがある分パワーのロスが多いと感じたため、黄色クリートを交換をするときに変えました。
交換をしてからは、トラック競技で踏力のロスが少なくなったのとともに、ペダリングの安定感も出ました。
ロードでも、特に登りのダンシング(=大トルクで踏むようなシチュエーション)での踏力のロスも少なくなったと感じるようになりました。
登りでダンシングを多用し、なおかつロスを感じている人にはいいかもです。
キャッチ&リリースは黄色と比べてペダル本体のテンションが同じでも、使い始めは焦るくらい外れにくいです。
なので、そこらへんは少し注意が必要です。慣れていないと立ちゴケ率が大幅に上昇しますw。馴染めば問題なく使用できますが。
あと、遊びがないためセッティングが十分に出ていないと脚(特に膝)に掛かる負担が増えるので、十分にセッティングを煮詰めてから使う必要があると思います。
たとえセッティングが出ていても、脚への負担は遊びのある青・黄色クリートよりも大きいので、ヒルクライムがメインの方や、競技志向の強い方が使うのがベターだと思われます。
逆に、ロングライドイベントなど、ゆったりと長距離を走るのがメインの人は黄色クリートのほうがいいでしょう。
価格評価→★★★★☆(安心のタキザワ価格)
評 価→★★★★★(自分には使用目的が合っていて、不満も無いので)
<オプション>
年 式→2012