購入価格: ¥3408 (税込)
標準価格: ¥3780 (税込)
『どこからでも非常に軽く引けるおすすめのブレーキレバー』
GIANT FIXER Rで下ハンを持った時にもブレーキをかけたいと思い、SHIMANOのBL-R400を取り付けた。
だが、BL-R400は引きが重く、手が疲れるだけでなく、ブレーキの度にストレスを感じた。
次のブレーキレバーを考えていたところ、このブレーキレバーに辿り着いた。
”小さい手でもしっかりとブレーキレバーに手が届く”という謳い文句は、握力がなく手が小さい自分にはぴったりだと思った。
狸サイクルのブログでも”引きが軽いブレーキレバー”として、度々紹介されており、益々取り付けてみたい衝動に駆られた。
パッと見た感じは、TEKTROのRL340やカンパニョーロのブレーキレバーに似ているが、
ブレーキレバーの段のつき方がこちらのほうが大きい。
取り付けた直後にブレーキレバーを握って、引きの軽さはすぐにわかった。
BL-R400とは天と地ほどの差があるとは言い過ぎかも知れないが、この引きの軽さに驚きと感動を覚えた。
BL-R400の半分以下の力でブレーキレバーを引けるのではないだろうか。
ブレーキレバーに段がついており指がかかりやすくなっている。
ブラケットポジションでは、この段に指をかけてブレーキを引くことができる。
指一本でもしっかりとブレーキを引くことができる。指二本ならもっと確実に効く。
BL-R400との形状比較(横)
下ハンを握った時にブレーキがかけやすいように、レバーの下側が外側に張り出している。
また、下ハンからのブレーキも、ブラケットポジション同様に軽い。
BL-R400との形状比較(前)
105ブレーキキャリパーBR-5700との相性も非常に良く、高い制動力が得られる。
狸サイクルでも最高の組み合わせと紹介されていたが、全くそのとおりであり、引きと制動力に不満は一切ない。
この組み合わせはリニアなタッチで、スピードをコントロールしやすくなった。※BL-R400との比較
発売が2012年ではあるが、引き量がNewスーパーSLRに対応しているのだろうか。
メーカーに問い合わせてみたいと思う。
TEKTROやカンパ同様、レバー側にクイックリリースがついているのがありがたい。
ブレーキキャリパー側にもクイックリリースはあるが、レバー側のクイックリリースと併用したほうがタイヤは楽に外せるからだ。
唯一気になる点は、ブレーキレバーの質感である。
ブラケットフードが少し安っぽく、レバーもむき出しの金属のままである。
TEKTROのRL340のように、ブラックのレバーのものがあれば良いと思った。
STI全盛期の現在では目立つ製品ではないかもしれないが、Wレバーのロードバイクやピストハンドルの固定ギアには、
自信を持っておすすめしたい。
手の小さな人だけでなく、すべての人が引きの軽さを実感できると思う。
このブレーキレバーには、軽い力で確実にブレーキを効かせることの重要性を気づかされた。
ブレーキをかけることにストレスを感じなくなり、安心感があり、ブレーキ操作が楽しくなった。
価格評価→★★★★★ (値段以上の満足感)
評 価→★★★★★ (質感を差し引いても大満足)
<オプション>
年 式→2012年
カタログ重量→ 250g(1ペア)