購入価格 ¥5000
ロードバイクにスタンドを付けたいけど見た目がなぁ、とか。
仲間とコンビニの駐車場脇で横倒しにして停めちゃうのはちょっと、とか。
おしゃれなカフェの壁に立て掛けちゃうのはどうなの? 等々。
こんなお悩みを解決するグッズがアメリカ Upstand bicycle の「Upstand」です。
クイックレリースのネジを外して、シャフトに「タブ」と呼ばれる部品を付ければ、いつでもどこでもスタンドを差し込むだけで自転車が自立します。
言うなれば、お手軽な自立支援装置です。
クイックレリースの脱着が出来る方なら、タブの取付も簡単。
スタンドの取付はもっと簡単だが、スタンドを準備する際は自転車を身体で支えるか何かに立て掛ける必要がある。
両手を使うことになるので、人によっては「猫の手も借りたい」となるか?そこまではならないか。
長いままだと携行に不便なので、二つ折りになります。
中には適度な引っ張り具合の、太めの丸いゴム紐が付いていて、これまたスポッと気持ち良くはまります。
ガタは皆無。好感がもてます。
シャフトの差込み口の中にはネオジム磁石が付いていて、スタンドをタブに近付けると、吸い込まれるようにシュパッとくっ付きます。
自転車に取付けての使用感は、自転車の重量、タブの取付角度の関係でしなりが生じます(アルミとカーボンの細いパイプなので多少は、しょうがない)。
これによりフロントタイヤが首を振り、倒れそうになる場合があるので、タブの取付角度を決める際は慎重に。
ここは各自、上手くバランスが取れるところを探しましょう。
それと、重量級の自転車には不向きと思われます(フラミンゴの足のように細くて華奢なので)。
スタンドの携帯方法。
私は自転車を乗る時はウエストバックを使用しています。
なので、バックに入れておくだけ。
というか、ただ差し込んでいるだけ。
スタンドの先が出たままになりますが、サッと取り出せるので丁度良いです。
ネットでトピークのホルダー(ボトルケージマウント取付)が丁度良いとの事で入手したこともありましたが、個人的にフレームに色々付けるのは好きではないとの理由から結局、付けていません。
現在は、輸入元より「UpClip」なるアップスタンド専用のホルダーが販売されています。
私が購入したのは、日本に紹介され始めた頃。
現在は専用ホルダーの設定だけでなく、サイズ展開も2種類あるようです。
26インチ/700c用と29インチ用(Standard)、そして20インチ用(20inch Wheels)のアップスタンドが存在するようです。
なお、私が購入した当時のモデルは二つ折りした際には、ベルクロでグルグルと巻いてとめましたが、現在はプラスチックのクリップにパチンッと嵌める手軽なものになってる模様。
複数台で使用できるように、タブだけの購入も可能なようです(当時私は3台分、3本も買いましたよ)。
簡単で単純明快。やはりこのような商品は人気があるのかな?
純正オプションパーツが増えてます(本国の本家サイト)。
アメリカ人らしい発想の良い簡易スタンドです。
このアップスタンドバイシクルの「The Upstand™」は、あくまでも出先での簡易スタンドとして使用するのがベターです。
自転車を家やガレージで休ませる時は、しっかりとしたスタンドの使用をお勧めします。
価格評価→★★★★★(Good job!)
評 価→★★★★★(久々に「made in the U.S.A.」を見た気がしたので)
カタログ重量→ タブ(15g) + スタンド(25g) = 40g