購入価格 ¥9,680
Cree XR-E R2を搭載して最高250ルーメンを誇る強力なLEDハンディライト。
しかも中々のランタイムを叩き出す。
使用電池はOLIGHTのHPを見ると
http://www.olightworld.com/proi/cn/product_detail.asp?productid=438「2 x CR123A / 2 x RCR123A /two 16340/ single 18650 / single 17670」
とのこと。
CR123Aを2本使う場合は付属のバッテリーマガジンに突っ込んで使う。
予備電池をマガジンに入れて持ち歩けば、素早いバッテリーチェンジが可能と言うわけだ。
正直、タクティカルユースであっても、そんなに素早くバッテリーチェンジを行う必要があるのか?と言う気はする。
まぁ、どっちかと言うと2本まとめて携行できる意味の方が大きいのだろう。
このバッテリーマガジンの太さと18650の太さはほぼ一緒。
18650を入れてみるとピッタリでガタツキは皆無。
何となくOLIGHT側でも18650を使うこと前提な希ガス。
ちなみに自分はCR123A×2では無く18650(TrustFire TR18650 2500mAh 3.7V)で使用。
バッテリーマガジン以外の付属品として、ホルスター・ストラップ・ランヤードリング・予備Oリング・予備テールスイッチなどが付いてくる。
他のライトと比較。
左からFENIX L2D CE・同じOLIGHTのT25 Regular・GENTOS SG-305と並べてみる。
だいたいSG-305と同じ太さ。
それだけで凶器になりそうな(いや、実際刺してぐりぐりしたらすんげぇ凶器w)先端のクロームのストライクベゼル部は取り外し可能。
モードチェンジはベゼルの回転で行う。
7ルーメン→90ルーメン→250ルーメン→ストロボの切替。
FENIXと違い、OLIGHTはT25でも同様だが、一旦緩めて締めることで切替を行う。
従って、振動による影響が無く、勝手にモードチェンジしてしまうことが無い。
生活防水でもあり、試したわけでは無いが、多少の雨でも大丈夫だろう。
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ブラケットに関しては、まずは神様仏様ユニコのBikeguyバイクライトホルダー。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3246&forum=89#forumpost6637もうね、これ一択でいいんじゃない?と思うくらい。
そもそもバイクライトホルダーは如何なるライトでもホールドしてくれるわけだが、ことこのライトに関しては、
ライト側のクリップと合わせる事で、更に強固なホールド力を発揮してくれる。
すなわち、クリップの下を挟み通し、
返しでクリップの上から締め付ける。
クリップに引っ掛けながら、クリップの拘束力を増加させると言う見事なコンビネーションw
震度7でも外れないと思う。
TOPEAKポンプブラケット流用系も無論使用可能。
SG-305とほぼ同じ太さ、と言う事はTMTR-2Cを使うとジャスト。
但し、アンチロールリング(後ろの花びら状のリング)を外しておく必要がある。
もう一つ。
今回レビューした、Dosun UNIVERSAL HOLDER #Rmx。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5029&forum=89#forumpost8122これもピタリ。
バイクライトホルダーのぶれがイヤだという人には結構良いんじゃなかろうか。
自分は気にならないんだけど。
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さて、明るさである。
例によって同露出でのいい加減照射を並べてみる。
SG-305
L2D CE
T25 Regular
P100A2
M20 WARRIOR PREMIUM
いんや~、流石に明るい。
T25と同じような配光で、中心部の明るさは強烈・周辺の明るさも十分。
多摩サイで試走してきたが、30km/h巡航なんて余裕っスよ。
ついでに言っておくと、M20 WARRIOR PREMIUMの90ルーメンモードの方が、SG-305より見た目明らかに明るい。
いや、バルブルーメン・トーチルーメン・大本営発表と色々あるので、だからどうこう言うつもりも無いのだけれど。
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次いでランタイム。
OLIGHTは 7lm(150hrs)-90lm(12hrs)-250lm(4hrs),Strobe と言っている。
HOLKINでは 7lm(150hrs)-90lm(12hrs)-250lm(3hrs),Strobe と言っている。
250ルーメンでのランタイムに1時間の差があるが、詳しい条件が書かれていないので、どっちがどうなのか良く分からない。
そんな時は実測。
使用電池は上述した通りTrustFireのTR18650 2500mAh 3.7Vをフル充電。
250ルーメンモードでの点灯。
いつものように露出固定カメラで10分単位で定点撮影して目測。いい加減に正しい測定w
結果は2時間20分キープ、2時間40分で50%、4時間経っても豆電球だが消えない、と言った所。
正直、相当優秀ではないかと思う。
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今回はまだオマケがある。
このライト、Textured Reflectorをデフォルトで採用している。
で、Smooth Reflectorがオプションで売られている。
今回、これを買ってみた。
交換はとても簡単。そもそもこのライト、結構なところまで簡単にバラせるように出来ている。
左がTextured、右がSmooth。
点灯しての違いだが、思ったほど大きな違いでは無い。
自分は、Smoothはもっと強烈にスポット集光するのかな?と思っていたが、3割増程度である。
と言うより、SmoothよりTexturedの方が境目無しに光が拡散する、と言う言い方の方が正しいと思う。
これを応用して、と言うわけでも無いが、Smooth側を90ルーメンモードで灯火-Rを使ってハブ軸マウント、Textured側を90ルーメンモードでハンドルマウントしてみた。
Textured側で近場を広めに照らし、その真ん中の延長線としてSmoothを被せていくようなセッティング。
これが思いのほか良かった。
30km/h巡航も出来るけど、自信を持って走れるのは27km/h巡航と言う感じ。
250ルーメンモードでの実測から考えるに90ルーメンモードなら10時間位キープは確実だろう。
一晩中、この明るさキープで走っていられるのは素晴らしいことだ。
・・・えーと、何で2本・・・
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性能的にはとても満足。
買って損はしないと思う。
ただ、ライトの実売価格が10,000円近くであること。
ランタイムコストを減らす為には18650で運用しなくてはならず、その為に電池+充電器購入と言うイニシャルコストが掛かること。
これらを考えると、コストパフォーマンスが高いとは言えないだろう。
なお、自分はライト・リフレクター共にHOLKINで購入したが、HOLKINはHP直で買うより、ヤフーストアで買ったほうが値段が安い。
ご存知の人には何を今更だと思うが、一応豆知識までに。
価格評価→★★☆☆☆ ライト単体で3つ。イニシャルコストまで考えて更にマイナス1。
評 価→★★★★★ 性能は文句なし。素晴らしいライト。