購入価格 ¥33,000強(£248.93:£1=約134円)
大英帝国はWest Sussexのライト屋であるEXPOSURE LIGHTS社による強力LEDライト。
http://www.exposurelights.com/index.phpseca(↓)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4447&forum=89を買った舌の根も乾かぬうちに、
又も怪しげなライトの存在をWiggleに発見。速攻捕獲に走ったw
その性能は、960ルーメン/3時間 と言う、secaを凌駕する明るさを持ったもの。
その他のモードも2つ+フラッシングが1つあるのだが、実はそれが何ルーメンモードなのか、どこにも書いていない。
多分、480ルーメン+240ルーメンでは無いかと思うのだが・・・
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secaと同様、バッグに入ってきた。
バッグと言うよりケース。secaのバッグの方がしっかりしている。
開けるとこんな感じ。secaに比べて外部バッテリーが無い分シンプル。
これが本体。
本体と言うより、Li-ionバッテリーが内臓されたバッテリーケース兼ライトと言った方がいい。
これの後ろに端子があり直接繋いでチャージする。
前から見たところ。4LEDである。
ライトとブラケットの接続は、クリートを使った方式。
脱着しやすく、一発で同じ位置に決まる。猫目のブラケットなんかより遥かに明瞭で使いやすい。
実際に自転車にマウントするとこんな感じ。
上方マウントすると、かなり主張が強いので、ぶら下げてマウントした方が良いかもしれない。
外部バッテリーが無い分、すっきりマウント出来る。
これはsecaではマネ出来ない分野であり、大変使いやすい部分でもある。
フロント最大径53mm・リア最大径47mm・長さ109mmと言うのがサイズ。
決して大きいわけでは無いが、かなり太さはある。
せっかくなので、我が家のその辺の目に付くライトと大きさを比べてみよう!(携帯ポンプ以来伝統の自爆展開
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実際に点灯してみよう。
まず例によって基準となるL2D CE(180ルーメン)
L2Dの美点は配光が良いところ。後継のLD20も同様だろう。相変わらず安定した光を放つ。
又、自分がL2Dを好む理由として、T25に対してコンパクト・細いことがある。
小さくパワフル。昔、銀塩写真時代にMINOX(それも機械式のB)に入れあげたことを思い出す。
次にT25 Regular。こちらもsecaのレビューの際と同様、L2Dに対してスポット性が強く、真ん中は流石190ルーメンである。
より遠くへ飛ぶライト、と言う事で「一般的には」今一番使えるライトでは無かろうか。
そして、先日、自分のレビューでセンセーショナルなデビューを果たしたseca 700 RACE(言わせて言わせて)
MAXの700ルーメンモードで点灯。相変わらず「なんぞこれー」な明るさ。周辺光量の多さも特筆すべきもの。
ではお待ちかね。そのsecaを凌駕する960ルーメンモードでMaXx Dの点灯。ご覧あれ!
・・・あれ?どう見てもseca 700ルーメンモードより暗くない?
だ ま さ れ た ???
まぁ、事実は、secaのリフレクターのデキが大変宜しい、と言う辺りだと思う。
MaXx Dは見た目はもの凄く明るい。正面から見るとsecaより眩しい。こんな感じ。
ちょっと庇が必須じゃないかな、と思わされる眩しさである。
しかし、前に飛ばないのだ。周辺光量が少なくスポット性が強い、にも関わらず前に飛ばないってのはちょっとキツイ。
いや、そんじょそこらのライトよりは遥かに明るいんですよ。
L2DやT25を2本合わせるより明るいんですから、十分と言えば十分なのですが、960ルーメンから予想される明るさは無い、と言うべきか。
960ルーメンモードで裏切られた感があるので、その他2モードの写真は無しw
撮ったのだが、載せなくてもいいだろ。
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バッテリー限界も試してみた。例によって晩酌しながら家庭内点灯w
4時間を越えて余裕で明るさを保っている。これはお見事。
カタログのバッテリーと明るさのカーブを見る限り、3時間を越えたらストンと落ちる筈なのだが、そんなことは無い。
更にバッテリーインジケーターを持っており、これで残りを見極められると言うのは、secaに対するアドバンテージだろう。
secaより、と言うより、一般的なライトと比較しても良い。
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実走ではまぁ大して文句は無い。
30km/hやそこらではびくともしない明るさだ。
secaとの比較の問題であって、絶対的な明るさとしては十分なものなのだ。
フラッシングも搭載しており、街中は言うまでも無くこれで十分。
フラッシング間隔としては猫目のHL-EL520に近い。
使いやすいフラッシング間隔だと思う。
ただ、フラッシング光が攻撃的すぎるとは思う。
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明るさが期待外れだった以外に何か欠点があるかと考えると、ウリでもあるバッテリー一体型が挙げられる。
将来、Li-ionバッテリーが劣化した場合、ライトごと捨てることになる。なんとお大尽な使い捨てライトw
まぁ、交換するすべはあると思うし、劣化するのはいつだよ?と言う説もある。
それでも、secaだとバッテリーを買えば良いところを、余計な心配が必要になる可能性はあるわけだ。
正直、期待外れだった。
ま、あくまでsecaと言うライトと比べた場合であり、L2DやT25に対しては足元に及ばないくらい明るいのだから良しとしてもいいが。
価格評価→★★★☆☆ そうだねぇ、円高いつまで続くのかなぁ。
評 価→★★★★☆ secaに5を付けた比較として。いいライトだと思うが、ツメが甘い。