購入価格 ¥19796
おそらく、ここのレビューを読んでいる皆様は常日頃から自転車のことを考えていると思う。
次の休みはどこを走ろうかとか、次のレースに向けてトレーニングしたり、生活の中で自転車の占める割合は日本人平均のおよそ240倍くらいではないかと思われる。
私も、「次の休みにはどこに食べに行こうか」とかちゃんと考えている。
自転車にのる時も、自分のペースを大切に、心拍管理をしながら乗っているのだが、
チェストバンドタイプの心拍センサー、すごい便利なんだけど、
デカ盛りと相性が悪い
ということに気付いた。
そう、船を締め付けるということは、お腹周りの皮膚が常に緊張状態にある。
つまり、ストマックの伸びしろが奪われてしまい、予想以上に食べられない状態になるのだ。
確かに胸で計るのは正確だし、その点を除けば文句はないのだが…
可能なら体を締め付けないで計測できる方法はないかとね。
そこで先日発売されたコレである。
見た目は普通の時計だ。実際時計としての機能も勿論ある。
しかし、裏に「光学式心拍センサー」を搭載していて、腕にはめているだけで心拍数を計測できるのだ。
これで胸の締め付けとは無縁。自転車に乗ってデカ盛りを食べに行ってもストマックのキャパシティーが削られる心配は無縁だ。
また、乗りたい気持ちが勝りすぎて自転車で家を出てから心拍センサーつけ忘れたという悲しい事態もこれなら防げる。
何しろ普段から時計として装着していれば良いのだから。
更に活動量計として、歩数計や移動距離、階段で登った階数なども記録していたりして、普段の生活を全て健康に関連付けることが可能だ。
そしてANT+に対応しており、Garminを始めとしたANT+対応のサイコンとペアリングも可能。この時計で計測した心拍数をそのままEdgeシリーズなどに出力が可能だ。
1回の充電で最大20時間出力できる。日帰りサイクリングなら出発前に満充電にしておけば問題は無さそう。
操作は表示面がタッチパネルになっていて直感的に可能だ。画面もシンプルで見やすい。
身長や体重などの設定はこの本体だけでも可能だがそれでも面倒だと思う方はガーミンコネクトからも設定が可能。Bluetooth対応なのでスマートフォンからでも勿論設定できる。
普段から装着しておけば「安静時の平均心拍数」も出せるので心拍ゾーン設定もより実際の数値に近くなる。
電池は充電式。普通に生活している分にはおよそ2時間の充電で5日位持つようだ。
普段の生活での運動量を計測でき、そして自転車に乗っている時も心拍計として活用できる。
と、ここまで機能面は文句なしだ。
ただひとつ悲しいことがある。
本体裏の光学式心拍センサー、仕方ないこととはいえやや出っ張ってる。
装着時にここが手首を圧迫するのだ。
まぁ、それほどきつく締めなくても計測は可能だから良いんだけど、きつく締め付けると手首に四角い跡が残るんだな。
バンドはシリコン製。こちらは装着感も概ね良好。
本体が細長い長方形なので手首の細い方はもしかしたら逆に装着出来ない可能性もある。
箱に記載されているサイズだと、手首幅45.3mm~62.3mm、手首周り136mm~187mmに収まっていれば使用可能のようだが。
ガーミンエクスプレスという「強制健康装置」にこのガジェットで、
日常が運動になる。
し、自分の場合は仕事柄予想以上に動いていることが判明して自分を励ませるという意味でとてもよいアイテムだ。
価格評価→★★★☆☆(スマートウォッチとしては安いかも)
評 価→★★★★☆(装着感だけ地味に惜しい)
<オプション>
年 式→2016
カタログ重量→ 29.6g