購入価格 ¥完全失念
キャットアイの初期の無線サイコン。別名「CORDLESS 2」
随分長く使っていますが、表示モード変更スイッチのクリック感はいつまで経っても明快そのもので、劣化の気配がありません。だるまのような、カエルのような、今となっては逆に新鮮なデザインも、なかなかいいものだなあと思います。
積算距離、区間距離、区間平均速度、リアルタイム速度、区間最高速度、区間時間、時刻を表示するというのは基本的に、初代有線サイコンCC-1000から不変で、このCC-CL200は、手動スタート停止に加えて、オートモードが備わっています。CATEYEのサイコンはその後、ケイデンスを追加したり、電子通信技術の進化に応じて、他デバイスとの通信といった機能が付加されて今に至るというわけです。今どきのサイコンに多くを求めない方もたくさんいらっしゃると思いますが、であるが故に、こういうサイコンが好ましいなあ、なんて思ったりします。
初代無線サイコンCC-CL100は1991年頃の発売でしたが、これはその後継。私にとって初の無線サイコンでした。この個体は1998年から使っています。20年も稼働し続けるなんてさすがCATEYEだ!と言いたいところですが、実は、サイコンに限らず、CATEYE製品には、初期のうちに結構あっさり動かなくなったりする個体もある、というのは、多くの方が経験しているところでしょう。私も今までに、あっさり動かなくなったサイコンが3個、あっさり消灯してしまった尾灯が約3個、の経験があります。しかし、にもかかわらずCATEYEを愛顧するユーザがたくさんいるんですよね。自分もそうなんですが。このCC-CL200は20年も稼働している個体ですが、この際ですからあと10年は頑張ってほしいですねぇ。
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ちなみにキャットアイの初代有線サイコンはCC-1000ですが、1982年頃の発売。当時、大学の講義が難しくて気が狂いそう(やや誇張)な中、バイトで学費と生活費を稼ぐという、貧乏暇なしを絵に描いたような状態でしたが、誘惑に負けて買ってしまったのでした。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★★(近年、愛着が嵩じた)
年 式→1998