購入価格 ¥29,683(wiggle)
ベストレビュワーの副賞を頂いたので、お年玉と一緒に即購入。
届いたので早速試してきた。
仕事? 今日出来る事は明日でも出来る。
さて、GARMINのGPSサイクルコンピューターの中の三男坊である800。
長男705と同じくナビゲーション機能を有し、サイズは次男500を一回り大きくしたサイズ。
サイズの比較対象はEGDE500とASG-1。 こう見ると意外と大きくはない。
比較対象その2。 一般的な携帯とiPhone。
箱の中にはこのように鎮座しましましている。
中身はこのような感じ。
USBケーブル、台座、説明書、充電器+コネクター×2。 EDGE500と違い、日本で使える100V端子は付属していなかった。
当然ながらEDGE500の充電器は使えるので、持っている人は困る事は無いだろう。
充電器。 左が500用、右が800用。
microSDのスロットとUSBの接続口。
どちらも本体下側にある。
EDGE500もそうだったが、この接続口を覆うカバーは実に取り付け難い。
何度もグリグリと指で押したりしてようやく入る。
この辺りは是非とも改良して貰いたい。
本体裏側。
ここはEDGE500と800は共用になる。
705は500と形状が違う為、800とも互換性は無い事になる。
取り付けはスロットに合わせて差込み、90度捻って固定する。
実際の画面状態。
地図が一切無い状態は、実に簡易な画面。
東名高速道路が描かれている程度の為、実用性は一切無い。
これは705も恐らく一緒だろう。
当方はUUD製作所の日本全国デジタル道路ナビ v3.0を導入した。
これだけ変わる。
こうなれば使い勝手は断然上がる。
UUD以外にも対応の地図は発売されているし、それ以外にも色々と方法があるらしいので、選択肢としては幾つか選べるのではないだろうか。
さて、実際に使ってみて。
実走時にはEDGE500と800を横並びにして使ってみた。
・起動速度
◎500 ×800
これは単純にMAPデータがある為、その読み込みに時間がかかる為と思われる。
コールドスタート(GPS完全ロスト状態)、SD無しの状態ではほぼ互角と言いたいが、やはり500の方が速い。
・画面表示
○500 ○800
800は画面が大きくなった分見易くなった。
しかし情報量も増えた為、見易いとはいいつつも煩雑な感覚がする。
この辺りはどうしても好みだろう。
今回もオートページ機能があるが、やはり使うことは無さそうだ。
・情報量 △500 ◎800
これは明らかに800が優勢。
地図がある事が一番に言える(これが欲しくて買っている人が殆どだろう)。
トレーニング画面は見た目にも楽しい。
・バッテリー駆動時間
○500 ○?800
走り終わってから同時に充電器に接続した場合の残電池量は同じだった。
勿論時間的にも2時間程しか走っていないので大した差は無いのかもしれない。
これは今後続けて調べていくつもりである。
・重量
◎500 ○800
500が57.1gに対し、800は99.1g(実測値)。
軽さはサイズで考えても500はどうしても有利だろう。
・操作性
○500 ◎800
シンプルな500だがハンドルに着けた状態では操作はし難い。
とは言っても指で挟むようにして操作すればいいので煩雑という訳では無いが、ボタンが側面に付いている事、ハンドルに固定されている台座がゴムリングで止められていることもあり、どうしても指1本での操作とはいかない。
800はタッチパネルになった事で指先一つでダウン^h^h操作できる。
またスタート/ストップとラップ/リセットのボタンも上面に付いている為、500のような挟み込む必要性が無いのは優れた点だろう。
ちなみに冬用の厚手のグローブ越しでもちゃんとタッチパネルは動作するので安心。
またバックライトは電源ボタンで3段階(無し→ユーザー設定明度→高明度)と簡単に切り替えられる(実際はバックライト無し以外に10段階の調整が可能)。
・誤差
これに関しては共にGPSによる測位という事もあり、略同程度と思って良いだろう。
ただし、500の方が加速時・減速時共に反応は速かったように感じる。
とまぁ簡単ではあるが、使ってみての評価としては
『アリと言えばアリ』
という範疇かと思った。
実際問題500で事足りないという事は大抵の場合は無いだろう。
俺自身800を買ったのは『地図が見れるから』である。
MTBで走るのに少しでも道路情報、林道等のデータが欲しいから…という事で欲したのであり、それ以外を考えれば500でも十分だと思うし、実際そうだろう。
使う目的で選ぶのであれば、500はレース&トレーニング、800はサイクリング&トレーニングという感じだろうか。
地図という付加価値をどう考えるか、ここが大きなポイントなのではないだろうか。
価格評価→★★★★★★★★(購入価格なら。本体のみだと実売35,000程なので500との差額で考えると★4つ)
評 価→★★★★☆(500との性能差で考えると★3つ、地図とナビ機能で+1)
<オプション>
年 式→2011
カタログ重量→ 98g(実測重量 99.1g但しmicroSDを除く)
<<追記>>
EDGE500で使えていた物(HRベルト、ケイデンスセンサー等)は当然ながらそのまま使える。
センサー類を既に持っている人は本体のみ購入するだけで問題は無いだろう。
またGarmin Training CenterもVer.3.5.3で認識しているので、特に追加で何かが必要になる等は無いだろう。