GARMIN Edge 305

購入価格　￥42,000

止まって地図を確認しなくても次のルートが分かるということがこれほど快適だとは思わなかった。
スピードやトラックデータの他、高度（勾配）、ケイデンス、心拍すべて記録され、
行きなれた練習コースも、知らない土地を走るのもこれ一台でまかなえる。
これらの機能により携帯の地図＋一般的なサイコンを使っていた時よりも練習効率が格段によくなった。
バックライト付で画面レイアウトもカスタマイズでき、とても見やすい。

ルート作成は主に「カシミール３Ｄ」を使って作成、転送することができる。
本体の制約で作れるポイントが100個までと限られているので、ルート作成で小さいカーブまで
なぞっていくとすぐ足りなくなるし、逆にあまり端折りすぎると実際行ってみたときに
入る脇道を見落としてしまったりするので少々コツがいる。
そういう意味で地図がつく上位機種の705なら、そういった事態はある程度避けられるでしょう。


ちょっとした不具合（仕様とも言う？）もいくつかある。
劇坂だと付属ソフトのTrainingCenterで見れるログより走行中のほうが高く表示される。
高度は差分でとっているせいなのか、アップダウンのあるコースから帰ってくると
Total Ascent（上昇）とTotal Decent（下降）の値がよく数十メートル程ずれる。

PCへのデータ転送に失敗するとロックがかかることがあり、充電しても電源ボタンが反応しないので
壊れたように見えるが、MODE・LAPボタンを押しながら電源を入れると解除できる。
故障を疑う前に試してみましょう。

価格評価→★★★☆☆ （円高となった今現在で４万は…）
評　　　価→★★★★☆ （705と違い地図がないので）

購入価格 ￥約30,000（海外通販J&H Products）
　　　　　（With Cadence and Heart Rate）

カーナビのようなマップじゃないので、地図代わりにはならないです。
パソコンで「カシミール３Ｄ」等を利用し、WayPointを転送し、チェックポイントとして使います。
ある程度「そういう物だ」っていう理解があれば、十分な機能です。

そういう地図関連よりも、サイクルコンピュータとして良く出来ていると思います。
気圧高度計とGPS計測との相互補完により、標高グラフの描画が綺麗です。
心拍、ケイデンス、速度、高度と、まぁ何でも記録されているわけです。

速度＋ケイデンスセンサーはワイヤレスなので、煩雑な配線も不要です。これはかなりスマートですね。

あと、内蔵電池を交換できない等、若干気に入らない部分もありますが、おおむね満足です。



価格評価→★★★★★（機能対価格では十分満足）
評　　　価→★★★★☆（電池交換できないので）
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　g(実測重量　g)

追加報告です。

最初に買ってから２年近く経った頃、走行中に衝撃を受けると電源が落ちる不具合が頻発したため、修理に出すことになりました。
買った国内のネットショップから、GARMINのGPS製品はある程度の衝撃には耐えられるように作られているものの、
過度の衝撃を受けると電源落ちが発生するかも、という返答をいただき、衝撃への対策を兼ねて修理に出すと
まるごと新品になって帰ってきました。その費用１万６千円。
Edge705での電源落ち報告は受けていないので新しいものでは対策されているらしいということを聞きました。
修理からまだ１年もしていませんが今のところ誤動作なく元気です。

あと、本来の稼働時間は公称12時間なんですが、GPS機能だけOFFにして使うとおそらく倍の時間バッテリーが持つようです。
（ローラーで使ったまま朝まで電源を切り忘れて、練習で使ってまた放置してほぼ24時間の稼働を確認。乗った上での連続使用は不明）
メニューからGPSをOFFにするとルートや位置情報はもちろんのこと、勾配(%)の表示も出なくなってしまうのですが
標高(Elevation,Ascent,Descent)は気圧の変化で見ているようなので使うことができました。
もちろんセンサーをきちんと取り付ければ速度やケイデンスも使えるし、位置情報以外はログにとれるのでトレーニングには十分です。
携帯やスマートフォンでは割と常識なんですがEdgeにも応用がきくのは盲点でした。

価格評価→★★☆☆☆ （修理のため前回より-1）
評　　　価→★★★★☆