左:RD-200 右:CD-200N
購入価格 ¥3298
私事で恐縮だが、いとこが25人いる。20歳以上も離れたいとこもいて、
『オジチャン』と呼ぶのを『オニイチャン』と呼び直させていたのも今は昔。
いつ『オジイチャン』と呼ばれてしまうか、白髪が気になる今日この頃である。
CD-200を最初に購入した時は、まだ、健全な金銭感覚を持っていたので、
購入動機も、ケイデンスが計測できて安いからだった。
2台目のバイクを購入したとき、CC-RD200に浮気をした。
ご存知の通り、RD-200は外見良し、中身良しの優等生であるが、
3ヶ月持たずにCD-200Nに逆戻りすることになった。
いわゆるメタボ腹を自転車通勤で少しへこませてやろう
というのが、自転車にはまったそもそものきっかけなので、
ケイデンスと速度、またはケイデンスと時間を表示して走っている。
(心拍計は別なものを使用) ところが、RD-200では、速度表示が
優先で、ケイデンスと時間の同時表示はできないし、ケイデンスの
表示位置も変えられないのだ。これでは、白髪はまだまばらだが
ちょっと老眼が入ってきたオッサンには辛い。RD-200の表示を見ていると
目がショボショボしてくるのである
(上の写真を見ていただくと一目瞭然なのだが、RD-200[左側]の方が
液晶画面の横幅が6ミリ狭く縦に2ミリ長いため、大小どちらの表示も
フォントが縦長で、特に小さいほうの数字はつぶれ気味で目にこたえるのである)
それからは、CD-200一筋である。積算距離が入力できないのと
(電池を交換するごとに、距離が0になる)、夜、見えない
(バックライトが無い)のを解消してくれれば、文句は無いのだが‥
電池は1年3ヶ月(約15000キロ)で寿命を迎えた。メーカー公称3年
(1日1時間乗るとして)とあるので、まあ妥当な所だと思う。
タイヤ周長は本体裏のボタンを操作することで入力を変更できるが、
複数の自転車で使いまわすことを前提とした設計ではないので
使いにくい。フレーム毎の走行距離を把握しておくことも
重要かな?と思い、3台目のバイクを購入した時に、
別々のメーターで管理することにした。安いものなので
こういうときは、気楽に買い増せるのは良い。
この機種は、猫目の得意ないわゆる国内残品処理モードに
入っているので、海外通販では手に入らなくなっている。
しかし、日本国内、および一人っ子政策を取った為に、
これから急速な高齢化を迎えるお隣、中国では、
老眼サイクリストの割合が、近い将来、かってないほど多く
なるのは確実である。若い人からは、「老眼鏡を使えば良いじゃん」
といわれそうであるが、老眼鏡というのは、近くを見るものであって、
遠くを見るのには使えない。遠近両用レンズというものもあるが、
あれは、下側半分は50センチ位に焦点があってしまうので、
自転車では危なくて使えない。できれば、上記のような欠点を解消した、
後継モデルを出して欲しいなと思う。老眼中年向けというのでは
社内の通りが悪いのならば、「『ユニバーサルデザイン』を目指す」
ということにすれば良いのである。RD-200の属するストラーダ
シリーズは、グットデザイン賞を受賞している。社内に受け入れる
素地はあると思うのだが‥
価格評価→★★★☆☆(モデル末期にしては高い)
評 価→★★★☆☆(次期モデルに期待)