BRYTON RIDER 410
購入価格 ¥15000@Y'sRoad
元々Garmin edge 520Jを使っていたのですが、2年弱の利用で公称15hのバッテリーは6h持つかどうかというレベルまで劣化。充電しながらの使用が基本となっていました。
そして2019年の年明け直後に遂にmicroUSB端子のハンダがもげて充電不能に。翌日にライドを控えてたこともあり急遽導入したのがrider410です。
特徴としては
- GPSログの取れるサイコンとしては非常に安価(定価で15000円) - パワーメーターをはじめとした各センサーに対応。接続もant+/bluetooth両方OK - ログのアップロードもbluetooth経由で可能 - 公称稼働時間35hで、400kmブルベでない限りは途中充電不要。充電しながらの利用も可能なので延長可 - 非公式ながらgarmin edgeシリーズのマウントに適合するとの情報あり - 地図・ルートの表示は無し
といったところでしょうか。
マウントについてはedge520付属のバーマウント、アウトフロントマウント共に無改造でかっちり嵌めることができました。正位置でのノッチ感もありましたので全く純正マウントのように使えています。 ただし機器側のウイング部がedgeシリーズと比べて多少分厚いためか、PWTのアウトフロントマウントには嵌めることができませんでした。
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3ヶ月ほど運用していますが、バッテリーの持ちは公称どおりで300kmブルベでもバッテリーゲージは1/3減った程度でした。スピード、心拍、パワーメータもつけた上で、6hくらいはバックライト点灯状態だったにも関わらずこのバッテリー保ちは充分。公称稼働時間に偽りなしなようです。 また、視認性は昼夜・バックライトの点灯を問わず良好です。
一方、気になるところとしては以下の点が挙げられます。
- 画面の構成変更にスマートフォンが必要(専用アプリで接続し、Bluetooth経由で設定します) - スピード計測がセンサー接続していてもGPS優先のような挙動を示す(山間部やトンネルで異常値を出すことがある) - bluetooth経由でのログ転送が事実上使えない(途中で切断されると再度1からやりなおしになるのはいいとしても、再送なしでも6hour/80km程度のログの転送に30分ほどかかる) - 電源ボタンが押したまま戻らない事がよくある(中のパーツがずれやすい?) - バックライトの輝度調整ができない(既知の仕様) - まれにフリーズし、自動的にファクトリーリセットされた状態で再起動することがある
正直なところ、アプリの出来やフリーズ時の挙動は値段相当といった感が否めません。 (2019/3に新アプリがリリースされましたが、転送時間については改善されませんでした) 安定性を求めるのであればやはりGarminがよいような気がします。
価格評価→★★★★★ 評 価→★★☆☆☆(bluetooth周りが改善されれば、なぁ..) <オプション> 年 式→2019 カタログ重量→71g
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