CBN Bike Product Review

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CATEYE CC-RD500B


 
Miya  2014-10-25 17:59
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CATEYE CC-RD500B

CATEYE CC-RD500B ストラーダスマート

購入価格 ¥19,000 (本体・HR・SC込み)


CC-RD200(有線・ケイデンス)を使用し
同時にスマホアプリのRuntasticで日々のライドで記録してきた。
いっそのことスピードやルート、標高、その時々の心拍など
細かく記録出来る物が欲しいと思いスマホを活用出来るCC-RD500Bを購入
SoftBank iPhone5を使用

測定には「ミラーモード」と「ダイレクトモード」があり
取扱説明書にはダイレクトモード(スマホ無し)のみの初期設定方法しか記載されず
ミラーモード(スマホ経由)の設定方法はスマホアプリの「Cateye cycling」から見ることができる。
取説をじっくり見ないと初期設定でつまずくが、適当にやっても案外ちゃんと接続してくれる。





・ミラーモード
Bluetooth4.0接続でスマホに繋がりGPS・ルート・標高はスマホで計測
スピードセンサーで速度とケイデンスを測り
心拍センサーキットで心拍を測る
さらに「Powertap」「stages power」(Bluetooth規格品)とも接続し表示、記録が可能。
計測終了後アプリ内でライドの状況を細かく振り返る事が出来る。
「CATEYE Altas」「STRAVA」「TRINNING PEAKS」にアップロードし PCなどでさらに細かく練習を分析することが可能。
私はSTRAVAを使い出した。誤差は大きいがパワーまで出せるのでPWメーター不所持者には便利。
スマホのTEL着信・メール着信を表示してくれるため便利ではあるが、メールに関しては事前に初期設定が必要。
表示が小さく申し訳程度に出す為、気付かない事も多々。


メール着信画面


・ダイレクトモード
CC-RD500B本体とSCセンサー、HRセンサー、PWメーターが直接繋がるためスマホいらず
そのかわりルートや標高などは記録されない。
私は通勤や買い物ぐらいなら常にダイレクトモードを使っている。(積算距離測定のため)
CC-RD200ではホイール回転させれば自動で電源ONになったが、これはMODEボタンを一度押さないと電源が入らないため面倒。


以下、アプリの記録画面


メイプル耶馬サイクリングロード / 地図


メイプル耶馬サイクリングロード / データ


朝練 / 九千部ヒルクラ / 速度グラフ


朝練 / 九千部ヒルクラ / 心拍グラフ




---利点---

・性能、機能の割にお得
 スマホ側で複雑かつコストのかかる部分、GPSなり標高なり地図などを担当するため、本体は非常に小さく軽い。
 実売2万円以下でSC、HR、GPS、ルート、標高 etcを測れる。
 Bluetooth規格のPWメーターでさらに内容の濃い記録ができる。

・本体、センサーは全てCR2032電池で統一。

・心拍センサーキットはベルトと測定機が外せるため気軽に洗える。

・スマホ側でCC-RD500Bの表示設定を変える事ができ、積算距離、タイヤ周長なども変更可能。

・アプリの更新により安定性や扱いやすさ、スマホ買い替えによるGPS・Bluetoothの精度向上など、
 CC-RD500Bを買い替えずとも今後に期待が持てる。




---欠点---


・ミラーモードからダイレクトモードの切り替えが少し面倒。
  アプリ「Cateye cycling」の接続をOFF
       ↓
  CC-RD500BのMODEボタンを長押しで接続機器検索画面にする
       ↓
  検索画面でもう一度MODEボタンを1回押す
       ↓
  晴れてダイレクトモードに移行する
 慣れればどうってことない作業だが最初は絶対に戸惑う。
 ダイレクトモードからミラーモードはアプリ「Cateye cycling」の接続をONにするだけ。


・スマホバッテリー消費
 スマホのGPS機能を使うためバッテリー消費が激しい。iPhone5で2時間(50km)走って100%が70%
 最大でも170km前後だろうか。写真なり通話などで計測距離は縮まる。


・スマホを母艦にしてしまう
 ミラーモードはスマホを経由しCC-RD500Bへ表示さる構造ゆえライド中にアプリが突然落ちたり接続が切れた場合
 突然PAUSE画面になる。その間何も表示されなくなり非常に焦る。
 CC-RD500B経由でスマホ接続ではダメだったのだろうか? 
 せめて速度やケイデンスなど表示して欲しい。


・アウトフロントブラケットとの相性
 別売りのOF-100との併用でMODEボタンが押されたまま戻らない事がある。
 1秒押し続けると一時停止、3秒押し続けると計測終了になるため、記録が分割されてしまう。
 某ステレオ掲示板でも同じような事象が数多見られたため、基本的に相性が悪いようである。
 ブラケットを少し削るとか、上方向に浮かせるように嵌めるとか様々な案が出ている。




サイコンにまでスマホ依存の魔の手が広がりつつあるが、この場合ユーザー側には有益になるだろう。
突然アプリが落ちたり接続が切れ、あたふたすることもあるが、新機能で新モデルゆえ享受出来る部分ではある。
アプリ次第で使い方や活用方法が大きく広がりそうである。今後に期待。



価格評価→★★★★★
評  価→★★★☆☆

<オプション>
年   式→2014年
 
Qtac  2014-10-25 22:40
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CATEYE CC-RD500B

購入価格 ¥0(誕生日プレゼントなので。実売価格は¥20,000でお釣りが来る)


CATEYE社の新作サイコン、スマートフォンと連携し、各種の情報を表示、ログを記録する「ストラーダスマート」です。
200km/10時間ほど使用したので、サイコン本体であるCC-RD500B、スピード/ケイデンスセンサーのISC-12、心拍計のHR-12をまとめて、同社のCC-RD400DWと比較する形でレビューさせて頂きます。

レビュー環境は下記の通りです。

・iPhone5s(docomo)
・iOS7.1.2
・CATEYE Cycling1.3.1

OSやアプリのバージョン次第で色々と異なるかもしれませんのでお含み置きください。

まず外見ですが、CC-RD400DWよりフラットでスクエアで、すっきりしています。表示面も若干広くなっています。表面処理は「さらっ」としていて、何度も取り落としそうになっています。CC-RD400DWは「ぺたっ」としているのでここは改悪でしょうか。



スピード/ケイデンスセンサーもコンパクトになりました。大きさよりも形ですっきりさせています。

CC-RD500Bにはサイコンと連携して使う「ミラーモード」と、サイコン抜きでCC-RD500BとISC-12とHR-12をリンクさせて、通常のサイコンと同じように使う「ダイレクトモード」の二種類の使い方があります。CC-RD500Bを買う人の大半はミラーモードで使うつもりだと思うのですが、余計な物を付けたくないレースの現場や、スマフォのバッテリーが乏しい状況でダイレクトモードが選べるのは安心感があります。

ミラーモードでは走行ログはスマフォ側のCATEYE Cyclingに保存されます。CC-RD500Bは「スマフォのCATEYE Cyclingの情報を表示するためのサブディスプレイ」という扱いになります。
ダイレクトモードでは、走行ログは一旦CC-RD500B本体に保存され、完了時にCATEYE Cyclingに転送されます。必要ならそこからさらにCATEYE AtlasやSTRAVAにログをアップ出来ますが、位置情報と標高はCC-RD500Bでは計測出来ないので、当然ログにも残りません。

電話の着信やメールの受信をサイコンに表示する機能もありますが、今のところ使っていません。iPhoneはステム上に設置しているのですぐに気付くのです。

**

ストラーダシリーズ共通のClickTecはCC-RD500Bでも健在です。3年間使って数え切れないほどクリックして、さらに3回は洗濯機にかけてしまったCC-RD400DWと比べると圧倒的に固いです。アウトフロントブラケット(OF-100。未レビュー)では付け根から回ってしまいそうな不安を覚えます。クリックだけでなく、ブラケットに填めるのも固く、さらっとした表面処理もあって手から逃げていきそうになります。

CC-RD400DWでは各種の設定が非常に面倒でした。小さなサイコンの裏側の小さなボタンを押して、長押しして、また押して……とかなりうんざりする作業でしたが、CC-RD500BではスマフォのCATEYE Cyclingで設定し、転送するだけで完了します。比べ物にならない簡単さです。

CC-RD500Bで表示できる項目は下記の通りです。
よく使う項目とまったく使わない項目は人それぞれだと思いますが、基本的なところは抑えてある……ように見えて、痛すぎる欠点がありました。



・走行時間(Tm)
・現在値(速度、心拍、ケイデンス)
・標高(Alt)*ミラーモード時のみ
・走行距離(Dst)
・走行距離2(Dst2)*センサーダイレクトモード時のみ
・平均値(速度、心拍、ケイデンス)
・最大値(速度、心拍、ケイデンス)
・積算距離(Odo)
・時刻
・パワー

上段は「速度」「心拍」「ケイデンス」からひとつ、常時表示する項目を選びます。
下段はクリックで項目を切り替えるのですが、不要な項目は設定で非表示にして、飛ばすことができます。

CC-RD400DWではライド中に走行距離、走行距離2、時刻を頻繁に確認していました。他の項目は「なんとなく気になった」とか「走った後の振り返り」などで確かめるくらいだったので、「走行距離から1回クリックで走行距離2」「走行距離2から4回クリックで時刻」「時刻から3回クリックで走行距離」と無駄に多くのクリックが発生していました。CC-RD500Bではこの無駄クリックが非常に少なくなります。

しかし「走行時間」と「現在値」は非表示に出来ません。「現在値」はともかく、ライド中に「走行時間」を確認することがない(どう役立てていいのか分からない)ので、痒い所に手が届かない感じがします。
パワーにも走行時間、現在値と同様のチェックが入っているので非表示に出来ない雰囲気なのですが、対応機器を持っていないので、本当に飛ばせないのかは未確認です。
非表示に出来るのも痛し痒しで「なんとなく気になった」非表示項目はスマフォのCATEYE Cyclingで確認しなければなりません。

CC-RD500Bでは上段に心拍を常時表示させています。どう役立てるのかはまだきちんと考えていません。ただ単純に、いままで分からなかったことが目に見える数値になるのを楽しんでいます。

センサー類は他のハードやアプリでも使いまわせるはずです。私は心拍ゾーンの記録と振り返りにiPhoneアプリのPOLER Beat1.4.3を使っていますが、CATEYE Cyclingと同時に起動して問題なく使えています。

ただし、一度に複数のハードウェアとは接続出来ません。例えばセンサーダイレクトモードでCC-RD500BとHR-12をペアリングさせているとiPhoneのPOLER Beatでは心拍計がアクティブになりません。これはおそらくBluetoothの仕様だと思われます。

**

センサーダイレクトモードで記録したサマリーデータと、CATEYE Cyclingで記録したGPSログを後でニコイチにして保存できれば良かったのですが、残念ながら出来ません。それぞれ別個のトリップとして記録されます。

なぜそんなことをしたいのか?

上記した通り、ミラーモードでは「走行距離2」が使えないからです。
全体の走行距離とは別に、ある区間での走行距離を確認するシチュエーションは多々あります。次に曲がる交差点までの距離だったり、ブルベでの次のPCまでに距離であったりしますが、そういう時にCC-RD400DWで「走行距離2」を多用していました。
センサーダイレクトモードでは走行距離2が使えるので、ニコイチにしたかったわけですが叶いませんでした。
CC-RD500Bでどう運用していくかは、次のブルベシーズンまでにじっくり考えます。

**

CATEYE Cyclingのレビューでも指摘しましたが、獲得標高はダメダメです。100%完全に無意味です。が、これはCC-RD500BやCATEYE Cyclingの問題ではなく、iPhone5s側の問題(あるいは“仕様”か“制限”か“限界”)です。CATEYE CyclingはiPhone5sが獲得した情報を表示しているだけで、CC-RD500BはCATEYE Cyclingの情報を表示しているだけなんです!
と、擁護はしてみたものの、獲得標高が使い物にならないのは事実で、改善も難しそうです。少なくともiPhone5s環境では。

一度に表示出来る項目の少なさも気になる所です。CC-RD400DWと変わりはないのですが、獲得出来る情報が増えた分、一目で把握できないのがもどかしくなります。必要ない項目を非表示にすれば少ないクリックで確認出来るのですが、クリックが物理的に重たいので億劫です。


**

まだ使い込んでいないので、ファーストインプレッションとして読んでください。

「ストラーダスマート」として手堅くまとまっています。
表示項目が少ないのも、バックライトがないのも、ゾーンが設定できないのも、すべてストラーダシリーズとしては標準です。別の言い方をすると「V3Nスマート」ではない、ということです。
全部載せのハイエンドではなくボリュームゾーンに新しいコンセプトのモデルを投入したのは、今後の報告性を占う観測気球のようなものなのかもしれません。
肝となるのはCATEYE Cyclingのサポートとアップデートです。レビュー執筆時点ではiPhone6及びiOS8への対応は検証中となっています。この検証と、必要ならアップデートをどのくらい迅速に行うのか(あるいは行わないのか)が試金石となるでしょう。

CC-RD400DWは非常に堅牢でした。落としても、洗濯しても、びくともせずに動作してくれています。CC-RD500Bがどれくらい頑丈なのか、さすがにテストするつもりはありませんが、なんらかのアクシデントで心ならずも検証する羽目になったら追記したいと思います。

ミラーモードに走行距離2がないのが致命的に痛いので★ひとつ減です。アプリのアップデートで対応してくれることを切に願います。


価格評価→★★★★★(頂き物なので)
評  価→★★★☆☆(ソフトのサポート体制とハードの耐久性を見極めたい)
 
PHILLY  2016-8-29 15:45
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CATEYE CC-RD500B STRADA SMART

購入価格:¥6,220

僕のロードバイクは トレックのマドンなのですが、


フレームの左チェーンステイに、ボントレガーのスピード/ケイデンスセンサーが予め埋め込まれています。
以前にもレビューで書いたと思いますが、このセンサーはANT+とBluetooth対応品で、
ボントレガーのものに限らず ANT+とBluetoothの大抵のサイクルコンピューターと通信可能です。

で、ひとつ考えたのですが、
一般的なサイクルコンピューターの場合、付属するスピードセンサーをフレームにタイラップ(又は輪ゴム)で固定します。
しかし、折角フレームにセンサーが搭載されているのに、コンピューター付属のセンサーを更に1個とり付けるのは、
余ったセンサーがムダになりますし、見た目にもイケてません。
使いもしないセンサーを付けっぱなしで走り回るなど、考えたくもありません。
という訳で、「リーズナブルな価格のBluetoothに互換性があるサイクルコンピュータ」という、ウルトラざっくりした探し方で見つかった最安商品がこちらになります。

(※GIANTから、Bluetoothに互換性があるサイクルコンピュータが実売5,000円ちょっとで発売されているのは知っています。トレックのバイクに取り付けたくないだけです)


ケイデンスセンサーも心拍計も付属しません。箱の中身はコンピューターだけです。
表示される機能は、
○現在の速度
○現在のケイデンス
○時計
○走行時間
○走行距離
○走行距離2
・平均時速
・平均ケイデンス
・最高速度
・最高ケイデンス
・積算走行距離
です。心拍計を持っていないので 心拍数は出ません。

○自分にとって必要な機能
・無くても困らない機能
という様に分類してみましたが、
普通のサイクルコンピューターと変わりませんね。

CATEYE Cyclingというアプリを携帯にインストールすれば、
ケイデンスセンサーからの信号を携帯で中継し、GPS位置情報を加えたログを残すことが可能な優れもの・・・なのですが、
そもそも僕は 走行記録をデジタルデータで残そうと思うことはありません。

例えば、集団走行時に 一定速度を維持できているかチェックしたり、
その日に走るルートの全長と走行距離から どれくらい走ったかを簡単に割り出したり、
はたまた 登坂時はケイデンスが落ちないように監視したりしますが、
これらは サイクルコンピューターに最初から備わっている機能だけで十分わかります。

逆に、GPS機能を使って走行ログを取ったとして、それが今後の自分のサイクリングに何か役立つ情報になるとは思えません。
しかも、上の方々のレビューにもある通り、このコンピューターのミラーモードは
「センサーとコンピューターを携帯で中継」する機能であり、
「センサーと携帯を同時にペアリング」する機能がありません。
携帯の電池も余計に消費しますし、良い事が無いんですね。

GPSロガーとしての機能は 完全に携帯が担っていますので、
それならば PanoBike+などのAppで ストラーダスマートとは別で機能させる方が よっぽど高効率ではないかなぁ、などと考えてしまいます。


取り付けました。マウントには、同社の「OF-100」を使います。
ステムにもよりますが、これを使うと ハンドルの真ん中にコンピューターが来るので視認性抜群ですね。
アップバーのスペースが広がるので、ライトを2つ携行している僕にとっても大変ありがたいです。


先日、琵琶湖北湖を1周してきたのですが、その際のメモ書きです。
学生の身分には これで十分です。


価格評価→★★★★☆
評  価→★★★☆☆
 
PHILLY  2017-6-1 0:51
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CATEYE CC-RD500B STRADA SMART

購入価格 ¥6,220

購入から約8ヶ月が経ちました。
長期的に使ってみて 改めて分かった点が幾つかあるので、追記します。


現在の使用状況です。
フレームがトレックからキャノンデールになり、チェーンステイ内蔵センサーが使えなくなったので GIANTの2in1センサーに組み合わせています。

トレックにGIANTのコンピュータとか使いたくねーわ、などとほざくバカがいたようですね(棒読み)。

画面左上に、電池消耗インジケーターが点滅しています。
これは じきに電池が切れるという合図ですが(書かなくてもわかりますが)、
インジケーターがついてからは センサーとのタイムラグが増えるような気がします。

ストラーダスマートは 一般的なサイクルコンピュータの例に漏れず、CR2032型ボタン電池を使うのですが、
こいつは妙に電池切れまでの時間が短いと思います。
ストラーダスマートの購入日が2016年8月24日、電池消耗サインを最後に確認した(写真の状態になった)のが2017年4月24日で、
8ヶ月の間に 覚えているだけでも電池を3回交換しています。
昔使っていたアナログワイヤレスのコンピュータ(CR2032使用)は、交換なしで2年は使えたので かなり寿命が短く感じます。

これがストラーダスマート特有の症状なのか、デジタルワイヤレスのもの全般に見られる事なのか、
はたまた Bluetoothが電池食いなだけなのかは分かりません。
知っていれば「あぁ またか」くらいで済むものの
これを買ってから 割と早い時期に電池が切れた(1回目)ので、非常に驚きました。

ただ、電池切れインジケーターが点滅し始めてから 実際に切れるまでの時間も妙に長いです。
結局 電池は5月中旬くらいまで交換せずほったらかしだったのに、表示が消えることはありませんでした。

あるいは、センサーとの相性の良し悪しに影響される可能性も否めません。
キャットアイの純正センサーで使えば もっと電池の減りが遅くなるとか?
純正センサーでお使いの方、どなたか教えてくだせぇ。


下段に時計を表示させた状態が普段のデフォルトとなっています。
集団で走る時に 引く速度を維持したり、長距離を走る際に ペースを監視する事はありますが、
桂川など 走り慣れた道を走る時は 時計しか見ません。
数字に固執すると サイクリングが楽しめなくなってしまうかも、と思ってしまいます。


このコンピュータは、画面下の表示項目のうち要らないものを非表示にできます。
現在のケイデンス、時計、走行時間、走行距離、走行距離2、平均時速、平均ケイデンス、最高時速、最高ケイデンス、積算走行距離のうち、
いま表示させているのは
現在のケイデンス、時計、走行時間、積算走行距離の4つだけです。
何なら走行時間も要らないのですが、これだけは消すことができませんでした。

更に、現在の速度を表示する場所に ケイデンスを表示させることも可能です。
ローラー台の上で使う時に有難い機能ですね。
この場合、速度は小数点以下を切り捨てて 画面下の表示項目のループ内に組み込まれます。


キャットアイのコンピュータには クリックテックという機能が備わっていて、
画面のどこを押してもボタンを押した事になるという便利機能・・・なのですが、
走行中に段差を踏むと 振動で画面が切り替わるという弱点があります。
急いでいる時に限ってパンクして絶望のコンボは あるあるネタですが、
見たい時に限って画面が切り替わり 時計が見えなくなるのも地味にイラっとします。

とはいえ、これはコンピュータの弱点というよりは OF-100の弱点かもしれませんね。
ステムやハンドルバーに付けていれば、この現象は回避できると思います。


ストラーダスマートには、スマートフォンとペアリングして走行ログを残す機能があります。
僕の場合、iPhoneとペアリングさせながら走った事がほぼ無いので、
キャットアイが言うところの「センサーダイレクトモード」しか使っていません。
じゃあCC-RD430DWでいいじゃん、となるかもしれませんが
あちらは キャットアイの専用センサーしか受け付けないので、メーカー外センサーを使いたいならCC-RD500Bが向いています。
その代表例がトレックのDuoTrapなんですけれども。


ついでに補足しますと、Bluetooth通信な事もあってか 電波障害に強いです。
同社のVOLT800を ハイビームで点けていても混線しません。
アナログワイヤレスのコンピュータを VOLT300の電磁波(のようなもの)で壊した経験があるので非常に心強いです。


また、バックライトが無いと 夜に見えない、と思われるかもしれませんが そんな事はありません。
OF-100で画面位置を前方にオフセットさせると この通り、ライトの脇から漏れ出す光で 画面が見えるようになります。

まぁ、夜間走行時は 手元の小さい画面を見る余裕なんてありませんけどね(笑)。


価格評価→★★★★☆
評  価→★★★☆☆
 
Qtac  2018-5-27 0:15
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CATEYE CC-RD500B

実測重量:17g(サイコンのみ。ボタン電池込)

3年半ほど使い続けたので追加レビューを。

まず、気になっていたサポート体制だが、2018年5月時点では、CATEYE Cyclingのアップデートは継続して行われている。TrainingPeaksへのデータのアップロードで不具合が生じている時期があったが、少し時間は掛かったものの対応してくれた。

ハードとしての耐久性も、ブラケットと噛み合わせる部分が削れて振動でクリックされるようになった以外には、問題は発生していない。何度も雨天ライドを経験し、何度も落としているのに流石である。

長い間使っていると、スマホから各種設定が行えるのがなによりもありがたく思えてきた。CATEYEの新製品(CC-PA400B)では、スマホとリンクして表示するミラーリングモードがないにも関わらず、CATEYE Cyclingからの設定が可能になっていおり、これが大きなメリットであることが窺える。

対応表に載っているので当たり前なのだが、Stages Powerとのペアリングもあっけなく完了し、パワー表示も出来るようになった。

パワーの×秒平均値には対応しておらず、リアルタイムの値が表示される(メーカーサポート確認済み)ので、若干の使いにくさがあるのかもしれない。私はパワーが表示される機器を、実走では本製品しか使ったことがないので判断が難しい。

パワーメーターとペアリングしていると、上段に「走行時間」が表示される画面が追加される。上段に走行時間、下段左に心拍数、下段右がパワー値という具合だ。上段には速度を表示するように設定しているのだが、なぜか無視される。ここからは1クリックで上段が速度に切り替わるのだが、使わない画面を経由しなければらないのは不便というか面倒だ。

センサーダイレクトモードでの走行ログはサマリー(要約)なので、パワートレーニングを行うには心許ない、というかほぼ無意味である。ミラーリングモードでならきちんとしたデータが得られるが、今度はスマホのバッテリーの問題が生じる。

なのでロングライドでは、リアルタイムでのパワーを確認するペースメイク専用だと割り切って、センサーダイレクトモードで使用している。その観点から考えると、外部給電なしで何十時間もパワー値を表示し続けられるサイコンは少ない。いま現在、カタログスペックで40時間(600kmのブルベの制限時間)に届くのはEdge1030+拡張バッテリーくらいだろう。だが、本製品は、カタログスペックで150時間のランタイムがあるので、かなりエクストリームなロングライドでなければ、電池交換せずに走り切れるはずだ。

痒いところに微妙に手が届かない感は拭えないが、要望を完全に満たす製品はまだ存在していない。いまのところ、私にはこれで充分だ。


評 価 →★★★★☆
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